日立製作所は、カメラでとらえたリアルタイムの画像にコンピューターが作り出した情報を重ねあわせて表示する拡張現実(AR)技術を使って、プラント工事などの作業を支援するシステムを開発した。監督者が遠隔からでも適切な指示を作業員に出すこともできる。3年以内の実用化を目指す。
作業員はカメラがついた眼鏡型の表示ディスプレーを付ける。ディスプレーには、配管の取り付けやバルブの開け閉めなど、作業ごとに指示や関連情報が映し出される。作業場所を円で囲み、吹き出しや矢印などとあわせて視覚的に分かりやすく示す。
誤った場合なども自動的にチェックする機能も付けた。
監督者が現場への指示などを遠くから追加することも可能にした。従来の遠隔からの指示は固定カメラを使っていた。死角が発生し、細かい指示を作業員が誤る課題があった。
日立は将来、監督者が日本にいながら海外の工事現場に直接指示を出すような使い方もできるとしている。
日立製作所、カメラ、コンピューター、拡張現実
日経平均(円) | 15,650.21 | +350.35 | 9日 大引 |
---|---|---|---|
NYダウ(ドル) | 16,042.90 | +22.70 | 9日 15:12 |
英FTSE100 | 6,559.48 | +7.49 | 9日 16:35 |
ドル/円 | 103.19 - .22 | +0.12円安 | 10日 5:07 |
ユーロ/円 | 141.76 - .80 | +0.55円安 | 10日 5:07 |
長期金利(%) | 0.660 | -0.010 | 9日 16:00 |
NY原油(ドル) | 97.65 | +0.27 | 6日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。