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保護責任者遺棄致死事件の初公判
去年8月、三重県桑名市でパチンコ店の駐車場に止めた車の中に、当時、生後5か月の長男を置き去りにして死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われている母親の初公判が、津地方裁判所で開かれ、母親は「間違いありません」と述べて、起訴された内容を認めました。
三重県桑名市の無職、佐藤貴子被告(46)は、去年8月、市内のパチンコ店の駐車場に止めた車の中に生後5か月だった長男の亮介ちゃんをおよそ2時間半にわたって置き去りにして、死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の罪に問われています。
津地方裁判所で開かれた初公判で、佐藤被告は起訴された内容について「間違いありません」と述べて、認めました。また弁護士は「当時、被告は長男の育児に悩んでいて、善悪の判断能力が著しく低下していた」と訴えました。
このあと検察が、鑑定留置の結果、刑事責任能力があると判断したと述べました。
そして、事件のいきさつについて「被告は、長男がいると幸せな生活を送ることが出来ないと考えて事件の2日前、首を絞めるなどした。事件当日は、死んでも構わないと思い、車内に放置した」と主張しました。判決は今月18日に言い渡される予定です。
12月09日 19時10分