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できごと
5カ月長男パチンコ店駐車場に放置死亡 「うつ病で心神耗弱」と被告の母主張 三重
2013.12.9 18:38
三重県桑名市のパチンコ店駐車場で生後5カ月の長男を車内に放置し死亡させたとして、保護責任者遺棄致死罪に問われた無職佐藤貴子被告(46)の裁判員裁判初公判が9日、津地裁(川上宏裁判長)であり、佐藤被告は事実関係を認めたが「重度のうつ病の影響でこういうことをした」と述べ、当時心神耗弱状態だったと主張した。
検察側は冒頭陳述で、産後うつになった佐藤被告が、長男がいなくなれば、幸せな生活を送れると考え、長男を車に放置したと指摘。幻覚などの症状はなく、放置することの危険性も理解していたとして、責任能力があったとした。
弁護側は「長男の様子を7回も見に戻っており、犯行に一貫性がない」と主張した。
起訴状によると、佐藤被告は昨年8月16日午後、桑名市のパチンコ店駐車場で、炎天下、長男の亮介ちゃんを車のチャイルドシートに座らせたまま約2時間半放置し、無理な体勢により窒息死させたとしている。
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