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露ガス会社が発電所建設を打診 新潟12月9日 4時44分
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ロシアにある天然ガスの最大手の政府系ガス会社が、新潟県に対し、ロシアで生産された天然ガスを燃料とする火力発電所を新潟県内に共同で建設する計画を持ちかけていることが分かりました。
天然ガスを巡ってはアメリカが「シェールガス」と呼ばれる新しい天然ガスの生産を増やしている影響で、ロシアはヨーロッパ市場での天然ガスの需要が頭打ちとなっています。
こうしたなか、ロシア最大手の政府系ガス会社「ガスプロム」がアジアでの市場を開拓しようと、新潟県に対し、ロシアで生産された天然ガスを燃料とした火力発電所を新たに日ロ共同で建設する計画をもちかけていることが関係者への取材で分かりました。
ロシア極東で生産されたLNG=液化天然ガスを海上輸送して新潟県に供給し、火力発電所の燃料として使用する計画だということです。
9日、ガス会社の幹部が新潟市を訪れて、新潟県の森邦雄副知事に対し、こうした計画の内容などを伝えることになっています。
ただ火力発電所の建設費用の負担割合や、電力の供給先などについては見通しは立っていないということで、今後、計画の具体化に向け両者で話し合いを続けていくことにしています。
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