2013年12月4日10時59分
【林国広】鹿児島県西之表市の馬毛島への米軍空母艦載機の発着訓練(FCLP)移転案をめぐり、防衛省の武田良太副大臣が7、8の両日、西之表市や周辺3町を訪問することがわかった。移転案に反対する同市と中種子、南種子、屋久島の3町首長らと個別に会談するという。訓練移転についても意見交換するとみられる。
各市町の首長が明らかにした。防衛省側から各市町には「副大臣があいさつに行く」旨の説明があったという。会談時間はそれぞれ数十分程度を予定している。
西之表市の長野力市長は取材に対し、防衛省側から数日前に連絡があったことを明かした。会談内容について「おそらく馬毛島の話も出るだろう。防衛省側の説明を受けた上で、こちらとしてはこれまで通り反対の意向を伝えることになると思う」と述べた。
また、南種子町の梶原弘徳町長は「反対の思いは変わらない。ただ、自民と公明の新政権になってからどういう政策を考えているのかなどを聞いてみたい」と話した。
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