エビ中、さいたまＳＡの１万人大観衆に号泣

　９人組女性アイドルグループ「私立恵比寿中学」が８日、さいたまスーパーアリーナでライブを行った。

　デビューから１年７か月で同アリーナで公演を行うのは日本人史上最速。これまでは約４０００人のライブが最多だったが、１万人の大観衆を目にした瑞季（１６）が「エビ中を始めた頃からは考えられない」と涙であいさつし、ほかのメンバーも号泣。ステージでは新曲「未確認中学生Ｘ」やデビュー曲「仮契約のシンデレラ」などを披露し、「放課後ゲタ箱ロッケンロールＭＸ」では１万人の大ジャンプも起こった。また、この日限定で、アメコミヒーローにふんしたメンバーが殺陣にも挑戦した。

　客席には先輩グループの「ももいろクローバーＺ」のメンバーも駆け付けたが、星名美怜（１６）は「これで終わるんじゃなくて、またさいたまに戻って来たいし、来年は紅白歌合戦にも出場できるように頑張ります！」と２年連続紅白出場の先輩に続くことを誓った。