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串本の海の魅力知って
表彰式で初のスライドショー
海中フォトコンテスト


 20年目を迎えた串本町の「串本海中フォトコンテスト」(同実行委員会主催)の表彰式が25日、同町文化センターであった。初のスライドショーも開かれ、串本の美しい海中の風景を撮影した写真が次々にスクリーンに映し出され、来場者を楽しませた。

 開会で小松誠司実行委員長が「串本の海の魅力を全国へ発信したい」とあいさつし、田嶋勝正町長、尾ア和貴同町観光協会長、前芝雅嗣県議も20年目の開催を祝った。

 初のスライドショーは審査員で自然写真家の高砂淳二さん、水中写真家の鍵井靖章さん、古見きゅうさんの3人の写真でスタート。東日本大震災後の岩手県の海中も紹介された。続いて入賞作34点が大きなスクリーンに映し出された。司会を務める実行委員会の外村直哉さん、妙中紗代さんが解説を添えながら紹介していった。

 会場には親子連れも多く、カラフルな魚やサンゴの写真に驚きの声を上げていた。親子で来場した西向小学校4年の山崎勝貴君は「近くの海なのによく知らなかった。自分が海に潜ったような気分で楽しかった」と話していた。

 グランプリの盾と賞品を贈られた広島市の会社員、白山貴浩さん(40)は「串本は南国の海。色鮮やかで美しい。また撮影に来たい」と喜んでいた。

 同実行委員会は町観光協会や町内のダイビング店でつくり、串本の海で撮影した写真を毎年募集している。今回は151人のダイバーと18のダイビング店から861点の応募があった。


受賞者が記念撮影



スライドショーで紹介されたグランプリ作品と撮影した白山貴浩さん=25日、串本町文化センター
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