ガガ、ＡＫＢに祝福ビデオメッセージ！「８周年おめでとうございます」

　アイドルグループ「ＡＫＢ４８」が８日、東京・秋葉原のＡＫＢ４８劇場で８周年公演を行った。２００５年１２月８日のデビュー公演に出演した高橋みなみ（２２）ら１期生から今年デビューしたばかりの１５期生まで、学業のため欠席した内山奈月（１８）を除く全メンバー８６人がステージに登場。終了間際には米人気歌手のレディー・ガガ（２７）からビデオメッセージが届き、会場は祝福ムードに包まれた。

　終了間際のトークコーナー。世界のガガ様がステージ後方のスクリーンに登場すると、大歓声が湧き起こった。

　「こんにちは、レディー・ガガです。ＡＫＢ４８さん、８周年おめでとうございます。愛してます！」

　１１月２９日放送のテレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」で共演した縁で実現したサプライズ。高橋は「えー！　超すごい！　どんな力を使って、このＶＴＲを手に入れたんだろう」と驚き、小嶋陽菜（２５）は「ガガ様がＡＫＢ４８って言ってくれたよね。私たち、世界的なアーティストからコメントをもらえるまでになったんだね」と喜んだ。

　同期メンバーごとのユニットが組まれ、８年間の成長を感じさせた。高橋、小嶋、峯岸みなみ（２１）の１期生３人は「ハート・エレキ」を歌い上げ、大人の魅力を発揮。８０人以上の後輩たちと共演した３人は刺激を受けた様子で「若い子に負けずに頑張っていきたいね」と気を引き締めた。

　いじられ役の峯岸が高橋らのリクエストに応え、剛力彩芽（２１）をまねたダンスを披露して笑いを誘う場面も。島崎遥香（１９）、横山由依（２１）らの９期生は研究生ユニット「てんとうむｃｈｕ！」の「君だけにＣｈｕ！Ｃｈｕ！Ｃｈｕ」をアレンジした「君だけに９！９！９！」を元気いっぱいに披露した。

　最後は劇場デビュー間もない０６年２月に発売したインディーズデビュー曲「桜の花びらたち」を全員で歌い上げた。８年を経て、トップアイドルへと成長したＡＫＢ４８が初期の名曲で初心を思い出し、さらなる飛躍を誓っていた。