ドゥ・ハウス、モラタメ事業部では、自社のインターネットリサーチサービス「myアンケートASP」を利用し、全国の「モラタメ.net」会員のうち22歳〜69歳の男女を対象に「鍋」に関するWEBアンケートを実施した。調査期間は11月8日〜11月9日。有効回答は1030人から得た。その結果、鍋料理が好きな人は89.6％だった。好きな鍋料理は、1位が「すき焼き」2位が「水炊き」3位が「チゲ鍋」だった。

　肌寒い季節になると、食卓に上る回数が多くなるのが鍋料理。鍋料理が好きという人は 89.6％と約9割にのぼった。好きな理由は、1位「おいしいから31.6％」、2位「栄養バランスが良いから20.8％」、3位「体が温まるから18.2％」だった。ちなみに、少数だが、鍋が好きではない理由としては、「食べ飽きているから」「手抜き料理だと思うから」「食べると汗をかくから」という回答が見られた。 

　好きな鍋料理および家庭で最も登場回数が多い鍋料理について調査した。好きな鍋料理ランキングでは、1位は甘辛い味が特徴の「すき焼き」でだった。2位以下にランクインした鍋もすべておなじみで、食べ慣れた味の鍋は人気が高いようだ。家庭で最も登場回数が多い鍋料理1 位はまさに鍋の定番「水炊き鶏だし」だった。ポン酢におろし大根、薬味を添えて熱々の水炊きをほおばれば、すぐに体も温まり、野菜もたくさん摂れてヘルシー。他には、住んでいる地域によって「石狩鍋」や「赤から鍋」等が人気だった。
 
　次に、鍋の具材について聞いてみた。人気の高い具材は、1位「肉類28.2％」、2位「白菜18.4％」、3位「キノコ類11.3％」、4位「豆腐11.2％」、5位「魚介類10.6％」だった。1番人気の「肉類」が、「魚介類」の3倍近くの支持を得ている。また、2位に「白菜」がランクインしているが、鍋の野菜として欠かせない存在なのだろう。そして最後の楽しみのシメだが、こちらは、1位「うどん40.8％」、2位「ごはん37.4％」、3位「ラーメン14.9％」という結果だった。

　鍋に入れたら意外においしい具材ランキングは、1位は「ソーセージ」だった。日本の鍋料理では定番の具材とはいえないが、ポトフ等、西洋の煮込み料理ではおなじみの具材であり、意外と相性が良いようだ。4位の「ベーコン」も同様ですね。2位の「レタス」は、ヘルシーさに加え、チャーハン等、火を通すことに抵抗がない人が増えているからだろうか。3位の「シューマイ」は、一昨年くらいから注目を浴びている餃子鍋と近しいものがありそうだ。5位の「せんべい」は、青森県八戸市周辺の郷土料理である「せんべい汁」からヒントを得たのかもしれない。また、「その他」の回答では、「餃子」が最も多く、ほかに「チーズ」「おもち」「トマト」などが複数回答見られた。今後も新たに鍋に合う具材が発見され、定番の仲間入りをしていくのかもしれない。日本の冬の風物詩といっても過言ではない、家族や友達と鍋を囲む風景。おいしく、栄養たっぷりな鍋の時間を、この冬も楽しんでみては。

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