2013.12.9 05:04(3/4ページ)

ジョーダンやないで!虎D2・横田、NBA超え垂直跳び80センチ

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2013ドラフト会議
新人選手施設見学を行った阪神・岩貞=甲子園球場(撮影・白鳥恵)

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 運動センスは超一流。走攻守3拍子そろう1メートル86、85キロの18歳へ球団の期待も大きい。背番号は今季限りで引退した桧山進次郎氏の「24」が決定済み。掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(58)も先月のOB会総会で「サイズも大きいし、打撃も大きいのが打てると聞いている」と名指しし、来年1月の新人合同自主トレを視察する考えを明かした。

 そんな金の卵は、初めて虎の施設を見学。憧れのグラウンドを目の前に決意を新たにした。

 「(甲子園で)ホームランを打ちたいなと思いました」

 高卒新人が聖地でアーチを放てば1974年の掛布氏以来だ。「焦らずにやっていこうと思います」と謙遜も「本塁打は目標なので、早く打ちたい」と欲が出た。すでに木製バットで練習。130メートルの打球を放つ男には決して夢物語ではない。

 「1日も早く(高校時代に)出られなかった甲子園で活躍するのが一番の目標です。(1年目でも)チャンスがあれば狙いたいです」。驚異の身体能力を携えた九州男児。高卒とはいえ、早い段階でデビューする予感が、ひしひしと漂う。 (安藤 理)

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