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ドラゴンクエスト官能小説Part2
- 1 名前:勇者投稿日:01/09/15 00:23 ID:A/Ohxntc
- 復活しました。
過去ログはこちら
http://piza.2ch.net/ff/kako/985/985891159.html
- 2 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/15 02:10 ID:2IpU9S/g
- いきなり書いてもいーの?
- 3 名前:ナナシンボ投稿日:01/09/15 14:29 ID:D.HUoOP.
- 誰か作ってくれ。age
- 4 名前:2投稿日:01/09/15 14:51 ID:vdXhhcNs
- 数日待って。これから書いてくる。
- 5 名前:ナナシンボ投稿日:01/09/15 18:15 ID:e01iDjiU
- >>2
あんたいい人だな。待ってるぞ。
- 6 名前:2投稿日:01/09/17 01:13 ID:RD65Bs8g
- もう少し待ってね。
で、抜けなかったらごめんよ。
- 7 名前:無題投稿日:01/09/17 03:24 ID:I0bc3gx2
- 宿屋の二階の一室は、昼間だというのに木窓が閉じられていて薄暗かった。
そんな部屋に向かいあってたたずむ一組の男女がいた。
「さっきの戦闘……ひどいザマだったわね。クリフト」
頭にとがった帽子をかぶった女が言った。
背中に剣を男は、面目なさそうにうなだれて女の叱責をうけいれていた。
「すみません、姫様。私の力不足で……」
女が片方の眉をぐいと上げる。
「力不足ですって!? いいえ、違うわ。貴方のレベルは充分に高いし、装備だって充分よいものを使っている。貴方にたりないのは自信よ。自分を信じられない人に自分の実力を出しきることはできないのよ」
女の言葉にうなだれたまま、男は生真面目にうなづいた。
「……確かに、そうかもしれません。私は……」
「ああ、もう、うじうじと! 真面目なのはあなたのいいところだけど、そう沈みこむのは悪い癖よ! ほら、手をだしなさい」
「手……ですか?」
男は視線をあげると、きょとんとした顔で女にたずねた。
「ええ、手。それで、私の胸を揉むのよ」
「……は?」
一瞬わけがわからないといった表情をしたあと、男の頬が真っ赤に染まってゆく。
「……む、むむむ、胸、胸、も、も、揉む!?
「ほら、そこで慌てない。男だったら女の胸揉むくらいでオタオタしちゃだめ!」
そう言って女は、男の右手をつかんで、自分の胸の前へと導いた。動きやすそうな身軽な布地を、女の大きな膨らみが押し上げている。
「あ、ひ、ひひひひ、姫様、い、いけません。そんな事」
「さ、ここからは貴方がやるのよ。貴方はもっと自信をつけなきゃいけないわ。これが、その第一歩」
- 8 名前:無題投稿日:01/09/17 03:25 ID:I0bc3gx2
- 男の訴えを無視して、女はそう宣言した。
男の手は、女の豊かな膨らみを前にして小刻みに震えていた。
しばらく男はその姿勢のまま硬直していたが、やがてなにかを決意するかのようにギュッと目をつぶって、女に言った。
「ひ、姫様。私のような賤しい者が姫様の胸にさわるなどと、そんな無礼をはたらくわけにはまいりません。どうか、お許しを」
男を見る女の瞳の険しさが一段と増した。
「いいえ。そんな言い方したってだめよ。やりなさいクリフト。私を守ることのできない護衛なんて、役にたたないどころか、単なる足手まといよ! あなた、そんなままでいいの?」
「……申し訳ありません」
男は頑なまでの態度でそう言った。
それを聴いて、女の肩からふっと力が抜けた。
「……わたしって、そんなに魅力ないかな?」
「……え?」
「そうだよね。おてんばでがさつで男の子にも怒鳴っちゃうし……女の子らしいところ、ないもんね。こんなんじゃ好きになってくれる男の子もいないかな……」
女の方が悲しげに視線を床へとおとした。
その女の変わりように、男はあからさまにうろたえだした。
そして、ビシッと姿勢を正すと、直立不動の姿勢をとり、まるで宣誓するかのように言った。
「ひ、姫様。そんなことはございません! 姫様は……それはたしかに少々おてんばなところはありますが、そこいらにいる誰よりもお美しくていらっしゃいます。このクリフトが保証いたします!」
「……嘘。だったら、どうして私の胸にさわってくれないの?」
「ぐっ……そ、それとこれとは……」
「クリフト、見えすいたお世辞は人を傷つけるのよ……」
「お、お世辞などではありません。わ、分かりました。不祥このクリフト、姫様の胸を揉ませていただきます!」
そう言って、男は腕をもちあげると、女の胸の前へと手を運んだ。
「姫さま、よろしいですか?」
女はうつむいたまま、小さくうなずいた。
男はそれを確認したあと、ゴクリと唾を飲みこんで、震える指先を女の膨らんだ乳房の先端におし当てた。
「あっ……」
- 9 名前:VH投稿日:01/09/17 03:27 ID:I0bc3gx2
- なんか、ふと目にとまったんで、即興でチラと書いてみたり。
- 10 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/17 03:32 ID:tqsl0iek
- (・∀・)
- 11 名前:2投稿日:01/09/17 03:54 ID:Cxn2EYsc
- あ、夜更しして書いてたのに(笑)
続きは続きは?
頑張れクリフト、男の子♪
- 12 名前:ピサロ×ロザリー投稿日:01/09/17 06:23 ID:44p9j2a6
- 初めは、ルビーの涙をこぼす珍種のエルフを拾ったに過ぎなかった。
権力者の、保護者の特権として、なんの気なく夜伽をさせようと触れた途端に、ロザリーの顔色が変わった。
若い娘に涙をこぼさせる手段に、惨い仕打ちを受けたのは、聞かずとも判った。
それから、ピサロはロザリーには触れなかった。
二度と怯えさせないよう、笑顔が戻るよう、激務の間を縫って通い、機嫌を取り、慈しんだ。
ならず者の暴行と、ピサロの愛撫が違うものとロザリーが理解し始める頃、だった。
急の知らせを聞いて駆けつけたピサロの目に、ロザリーの裸身が映った。
何の言い訳も抵抗もする間もなく、強欲な人間どもは、灰も残さず燃え尽きる。
涙も枯れ果て、男どもの汚液にまみれたロザリーをピサロは抱きしめた。
空ろだった目に、ゆっくり光が戻り、ピサロを認めたロザリーは、力の入らない体をよじる。
「…見ないで、下さい」
「心配するな、こんな傷、すぐに直してやる」
最早どんな回復呪文も、薬も無駄な事を、見て判らぬピサロではなかったが、それでも、呪文を唱えつづけた。
ロザリーは、かすかに首を振る。
「もう、駄目です…」
「何を言う、元気を出せ!」
「お願い…」
ピサロはロザリーの目を覗く。
僅かに、ロザリーが微笑んだ。
- 13 名前:ピサロ×ロザリー投稿日:01/09/17 06:23 ID:44p9j2a6
- 「抱いて、下さい」
「元気になったら、いくらでも抱いてやる!」
「ピサロ様ので、あいつらに汚されたロザリーを綺麗にして、ください」
痛めつけられた体を愛する事は、引導を渡す以外の何者でもない。
だが、最早ロザリーに回復の余地はなかった。
「お願い、お願い…」
それ以上、言わせなかった。
汚された唇を吸い、汚された乳房を吸い、ピサロだけが愛するはずの秘所に口付けると、ロザリーはやっと苦痛以外のため息を漏らす。
行き場のない怒りと悲しみと興奮でいきり立った男根を自らの手で奮い立たせ、一気に貫く。
抱きしめて口を吸うと、ロザリーの目から歓喜の涙が溢れ、血よりも赤いルビーに変わる。
「ずっと、ずっと、抱いててね」
「あぁ!」
最早、激しく突き上げようと、労わって抱いていようと、ロザリーの体には何ら変わりなかった。
ロザリーを痛めつけてきたそれが、暴行ではなく、愛の行為だと、知らせてから送ってやる為に、ピサロは渾身の力を振るい、恋人を愛しつづけた。
「ピサロ様、気持ちいいよぅ…」
「いい子だ、頑張れよ」
「私と、一緒に、」
「あぁ!」
びくりとロザリーの体がのけぞると同時に、ピサロは射精した。
震える体を抱き寄せると、ロザリーは満足そうに笑み、一滴涙をこぼして、目を閉じた。
そして、二度と目を開けなかった。
ピサロは、ロザリーの抜け殻を自らの唇で清め、それから、涙もこぼせずにいつまでも抱きしめていた。
- 14 名前:2投稿日:01/09/17 06:25 ID:44p9j2a6
- 別の話書いてたのに、アリーナ×クリフト見てたら唐突に4思い出して寝られなくなっちゃって。
ていうか、抜ける話じゃなくてごめんなさい。
- 15 名前:VH投稿日:01/09/17 14:31 ID:lWvLzdx6
- ありゃ? 続きって書いた方がいいのかな?
てーか、悲しいお話しだねえ〜。>ピサロ×ロザリー
- 16 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/17 19:08 ID:BTp4eLdc
- >VHさん
お願いします。
- 17 名前:2投稿日:01/09/17 19:20 ID:3/frD1ME
- >>15 VHさんありがとー
ピサロザだったら、続きっても
「恋人を失ったピサロは進化の秘法の研究にさらにのめりこみ、
果ては人格も失った怪物に成り果てるのだった」
しかないし…
寝ぼけてかいたから官能どころか悲しいのも中途半端。もうちっと勉強してきまーす。
その間に乳揉み頑張れ♪
- 18 名前:アリーナ姫の呪文投稿日:01/09/18 00:53 ID:f3n/N0aA
- *
男は女の胸にあてがった手のひらを、こわごわと動かしはじめた。
「ふ、あぁ、あふぅ」
女は、ほほを紅潮させて、男の手の動きにあわせるて切ない声を漏らす。
男に撫でられて、女の乳首が徐々にするどくとがってゆく。
「姫様……」
「どう? クリフト。私の胸、変じゃない?」
「い、いえ。とても柔らかくて気持ちいいです」
「そう。だったら、貴方の手は二つあるんでしょ?」
「はあ……」
「ねえ……、こっちの胸にもして」
察しのわるい男に、女は少しすねた口調で言った。
「は、はい」
男はいそいそと左手も持ちあげて、同じように女の胸をやさしく撫ではじめた。
*
「は、あっ……あっ……あ」
女は目をうっとりと潤ませ、忘我の表情を浮かべていた。
「す、すみませんが、ひ、姫様……あの、これ以上は」
男は、微妙に腰をひいた姿勢で訴えた。
「あ、ごめんね。あまり気持ちよかったものだから……私ばっかり楽しんじゃって」
女は我にかえって言った。
「い、いえ」
「さあ、クリフト。剣を外して服をぬいで」
「ひ、姫様……?」
男の声が裏がえった。
「早く!」
「は、はい……」
*
男が女に視線で何かを訴えた。
「下着もよ!」
女は楽しげに、しかし、断固とした口調で言った。
男は情けない顔をした。
- 19 名前:アリーナ姫の呪文投稿日:01/09/18 00:54 ID:f3n/N0aA
- *
「大きくなってるわね」
女はひざまづいて男のそそりたつ肉の棒を見やった。
「は……そ、その。」
「いいのよ。私で感じてくれたから、大きくなっているんでしょ」
「……」
「ね、私の姿でオナニーしたことある?」
「……!?」
男の頬がひきつり、全身が石のように硬直した。流れだした汗が頬を伝う。
「あるのね?」
女がにんまりと笑った。
「……も、申し訳ありません」
「バカねえ。いいって言ってるでしょ。私だって嬉しいんだから」
「嬉しい?」
「そうよ。好きな男の子に想像して出してもらうんだから」
「す、好き?」
立てつづけの言葉に混乱して、男はオウムのように言葉を繰り返すだけだった。
「そ、だからこんな事だってできちゃうの」
女が口をひらいて、男の肉棒をくわえこんだ。
「はうっ……ひ、姫様」
*
「今度は私にしてちょうだい」
「あの……どうすればいいんでしょうか?」
「そうね、さわってもいいし、嘗めてもいいわ。でも、まずは服を脱がせてからかしら。とにかく、クリフトの好きなようにして。私、貴方になら何をされても構わないから」
「し、しかし……その……」
「いいのよ。私が望んでるんだから。それともクリフトは嫌なの?」
女は上目づかいで男の瞳をのぞきこんだ。
「い、いえ。そんな事は」
「だったら、早く。……ね?」
「は、はい……」
*
「あっ、くっ、くぅん」
ベッドに裸で寝かされた女がシーツを握りしめて悶えた。
男は格闘技で鍛えられたしなやかな女の両腿に手をかけてそれをおしひらき、その間に顔をうずめて秘所をむさぼっていた。
男が舌を使うたびにぴちゃぴちゃというなまめかしい音が部屋の中に響く。
「あっ、ああっ、くっ、クリフト。だ、だめ、あっ」
「はっ、ひ、姫様……」
だめと言われて男が反射的に動きをとめた。
「バカっ。いいのよ。続けて」
「は、はいっ」
- 20 名前:アリーナ姫の呪文投稿日:01/09/18 00:55 ID:f3n/N0aA
- *
「ねえ、来てクリフト」
「は、はい。行きます。ひ、姫様……」
「アリーナ」
「……?」
「アリーナと呼んで」
「アリーナ様……」
「ちがうわ。二人きりのときは姫と従者じゃないの。一人の男と女よ。さあ」
「い、行くよ。ア、アリーナ」
声を震わせて男が言った。
「ええ、来て、クリフト」
女が両手を広げて男を迎え入れた。
*
「ああっ、あっ、クリフト」
「ふっ、ふっ、ア、アリーナ、アリーナ」
薄暗い部屋のベッドの上で、一組の男女がほの白い裸体を絡めていた。混じりあった二人の体液がシーツの上に小さな染みをつくってゆく。
「ああ、クリフト、貴方の大きいの……お、奥まできてる、ああっ」
*
「キ、キスしたいんだ。いいかい? アリーナ」
「え、ええ、来てクリフん、んんーっ」
*
「あっ、あっ、あああっ、わ、私、私もうだめ。もう、イッちゃう」
「アリーナ、アリーナっ、くっ、い、一緒に行こう」
「き、来て、クリフト、一緒に、あっ、も、もっと、ああっ、ああっ、あっ」
男はいままでにないほど激しく腰を動かして、女のお尻にたたきつける。
「ク、クリフトす、好き、好きーっ」
女は腕を男の背中へまわしてぎゅっと抱きしめると、男もそれに応えて女を抱きかえした。
「あ、アリーナっ、い、行くよ。行くよ。うっ、ううっ」
「き、来て、あっ、ああーっ、イク、イッちゃうーっ……」
声をあげながら、女は大きくのけぞった。
*
「良かったわよ。クリフト」
「はい、アリーナ様」
その言葉に女の眉がつり上がりかける。
「よ、よかったよ。アリーナ」
「ぷっ」
女は吹きだすと、シーツを抱えて笑いだした。
男は、しばらく憮然と女を見ていたが、やがて男も破顔してその笑いに加わった。
- 21 名前:アリーナ姫の呪文投稿日:01/09/18 00:56 ID:f3n/N0aA
- *
「なにをぐずぐずしているんです? ブライ様。さあ、まいりましょう!」
そう言って先に歩きだした男の自信に満ちあふれたうしろ姿をみて、ブライは怪訝な顔をした。
「はて? あれほど落ちこんでおったのに、あの変わりようはどうしたことじゃ……。宿でなにかあったのですか? 姫様」
「ふふ、ちょっとね。自信のつく呪文をかけてあげたのよ」
女はそう言ってウィンクをした。
「なんと! 姫様が呪文とは、いったいどういう風の吹きまわしじゃ。しかし……はて? 自信がつくなどという呪文がありましたかな」
ブライは首をかしげた。
考えこむブライを見て女が小さく吹きだした。
「ま、いいじゃないの、そんな事は。さ、いきましょ。いつまでも悩んでるとクリフトに置いて行かれるわよ」
そう言って女は男のもとへと駆けだした。
ブライはしばらく難しい顔をしていたが、やがて、一つため息をついた。
「まあ、よいわ。旅は楽しいほうがよいのじゃからな」
そう言って、ブライは、振りかえって自分を待つ二人のもとへと歩きだした。
- 22 名前:VH投稿日:01/09/18 01:02 ID:f3n/N0aA
- 続きの要望があったので、書きました。
かなりセリフだらけの手抜き書きですが……。
とりあえず、書き上げたのでタイトルもつけてみました。
エロというよりは、萌えシチュエーションを目指したのであまり実用(?)向けではないかも。
★アリーナ姫の呪文
>7-8
>18-21
さて、あとは2さんの書いてた別の話がアプされるのを待つばかり〜(笑)
楽しみにしてます。
- 23 名前:VH投稿日:01/09/18 01:04 ID:f3n/N0aA
- あ、読まれた方は、感想、批判、一言でもかまいませんので、よろしくお願いします。
- 24 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/18 01:07 ID:ne8w9k9M
- >>22
( ´ー`) イイ・・・・
- 25 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/18 01:08 ID:ne8w9k9M
- ( ´ー`) ラブを感じるな
- 26 名前:2投稿日:01/09/18 02:11 ID:gK0KudQo
- >>23 VHさん
お疲れ様。二晩でえらいよ!
アリーナの不器用だけどお姫様らしい誘いっぷりが可愛かった。
お姫様だけど普通の女の子でもあるところが可愛くて仕方なかった。
ご馳走様♪
実用品に徹すると、極端な話誰と誰が絡んでても同じ、
全スレのようにコピペ変換で用が足りてしまうから、萌えシチュエーションがいいと思う。
抜けなかったら、個人的におかず追加してもらって(笑)
それからそれから、くれくれな方、くれくれだけじゃ書く元気でないから、
励ますでも改善でもなんか反応示して下さい(笑)
自分は今夜は寝ます(笑)。
たぶん明日…
- 27 名前:VH投稿日:01/09/18 06:37 ID:RuHLjc4g
- どもです。
なんか、イメージが頭に沸いたので、ダダーッと書きました。ダダーッ。
基本的にドラクエってFFに比べてキャラクタ描写薄いから、結構好きなようにかけるんですよね。
特においらは5以降やってないんで、DQキャラに関しては疎いので、あまりキャラを意識した話はかけませんね。
というわけで、2さん頑張ってください(笑)
- 28 名前:某〇〇作者です投稿日:01/09/18 08:29 ID:LdQdQ0hc
- VHさん>こちらでははじめまして(藁。アリーナ小説堪能いたしました。 これほどの作品を ダダーッと書けるとはうらやましい限りです。
- 29 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/18 09:12 ID:LdQdQ0hc
- クソつまんねー
- 30 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/18 09:12 ID:AjUM3HQM
- クソつまんねー
- 31 名前:竜王×ローラ姫投稿日:01/09/18 23:21 ID:dKPWpoI2
- 礼儀どころか人の扱い方も知らぬモンスターどもに、光の玉とともに連れ去られた時から、
ローラ姫の覚悟は決まっていた。
世間知らずではあるが、一国の姫である。
辱めを受けるくらいなら、人質として国を陥れるために使われるなら、自害しようと。
だが、対面した竜王は真顔で姫に言ったのだ。
アレフガルドと竜王軍の和平の証に、我が妃に迎えたい、と。
驚き、声も出ないローラを、竜王は熱心にかき口説いた。
始まってしまった戦を治める口実に、人と竜王、二つの支配を一つにするために、血の絆を作ろうと。
夢中で喋る竜王に、手を握られていた事にローラは気付いたが、不快ではない。
むしろ熱っぽく握り返し、竜王の方が驚く。
一国の姫として生まれ、物心つく前から心に抱いていた使命感が、身の内を焦がしていた。
「私があなたに嫁げば、戦が終わるのですね?」
「全軍を引き上げ、人の王に息子として仕えよう」
民と国と平和のために身を捧げる自分を思い、ローラの心臓は早鐘となる。
嘘かもしれない。
拒めば、配下のモンスターと己が腕力を持って、力ずくで組み伏せられるのかもしれない。
ならば、我が身を持って平和をもたらす甘い夢が覚めぬうちに…
かすかにうなずくと、感極まった竜王は、ローラを抱き寄せた。
- 32 名前:竜王×ローラ姫投稿日:01/09/18 23:21 ID:dKPWpoI2
- 「痛い!」
「済まぬ、初めて人の子に触れた…」
緩められた腕から見上げると、人とは僅かに異なる顔立ちの、それでも立派な青年が目に入る。
「精霊ルビスの名にかけて、嘘はなりませんよ」
「マスタードラゴンにかけて…」
竜王は首を振って言い直す。
「精霊ルビスとローラ姫にかけて、この地に平和を」
ぞくぞくとローラの身が快感に震える。
アレフガルドの誰も敵わない強い男が、ローラ一人を抱くために、全てを捨てるのだ。
顔を仰向けると、竜王の唇が触れた。
すぐに、彼は身を離し、ローラを覗き込む。
「寝所にお連れしてよろしいか?」
答える代わりに、ローラは竜王の胸に体を預けてうなずいた。
- 33 名前:竜王×ローラ姫投稿日:01/09/18 23:22 ID:dKPWpoI2
- 跪いた竜王は、ベッドに腰掛けたローたの足を恭しく掲げ、靴を脱がせて爪先に接吻する。
作り物めいて冷たい指が素足に触れ、ローラは腿を震わせた。
靴越しになら幾度も許した臣下の礼だが、素足に触れさせたのは初めてだ。
足を愛でられる感触よりも、誰にも敵わぬ男が自分に跪いている事に、ローラの身は熱くなる。
「服従の証よ、ご存知?」
「姫を娶るためならいくらでも」
ローラは爪先で竜王の鼻先を弾き、顔を背けた。
「小娘一人に形ばかりの礼ができるなら、何故先に父に跪きませなんだか。
筋道立てて、和平の証に姫をよこせと、力尽くで奪う前におっしゃいませんでしたか!」
跪いていた竜王が身を起こし、ローラを睨む。
引き裂かれるか、焼き尽くされるか、ローラは身をすくめるが、竜王はゆっくり首を振った。
「何度床をなめてもそなたの父は耳を貨さなんだ、大義をつけてお願い申し上げても百度通っても、
一目会いたいと頼んでも、人外の言う事など聞こえぬと。
下手に出ていれば、しまいには姫が欲しくば、結納に我が配下を全て殺して城に積み上げて見せよと」
ぞくぞくとローラの身が震える。
「対岸の城で、健やかに育つそなたをずっと見ていたよ」
「ずっと?」
「妻に迎えられずとも、一度お目にかかりたいと毎日、毎夜思っていた」
「戦は…」
「竜と人、どちらが地上を制するかの戦は、そなたが生まれる前からのこと」
焼け落ちそうな肌と身のうちに、姫は身をよじる。
和平のために身を捧げる使命と、最強の男を跪かせる優越、火傷するような恋心。
まだ触れられもしないうちから、ローラは熱いため息を漏らした。
作り物めいて冷たい指が、頬に触れる。
「…や…」
「いやならやめる、何もしない」
違う、違う、と、ローラは声に出せずに首を振り、体の力を抜いた。
- 34 名前:竜王×ローラ姫投稿日:01/09/18 23:23 ID:dKPWpoI2
- 「私の真の姿を見せてもいいが、それでは愛し合う事も語り合うことも出来ないので、今は許せ」
ローラはうなずき、胸と秘所を覆う手から力を抜き、全てを竜王の目にさらす。
寄り伏した竜王の肌は、冷たい。
火を吹きそうなローラの肌に触れ、溶けるように吸い付く。
初めて触れる人の体を確かめるように這う指も、ローラの体温を吸って熱くなる。
ローラは指をかんで、顔をしかめていた。
床の作法はまだ知らない。
知っているのは、常に毅然として姫の誇りを保つ事。
取り乱したり一時の感情で動いてはならないと。
柔らかい乳房を楽しんでいた竜王は、ローラの様子に気付いて、指を引き出させ、唇を吸う。
「辛いか?」
堪えきれずに辛い、と、訴える前に甘いため息が漏れ、ローラは耳まで赤くなった。
「人の体はわからぬ。
どこが気持ちいいか教えてくれ」
「…意地悪…」
「意地悪はそなただ、聞かねば判らぬ」
もぞもぞとすり合わせる太腿に指が滑り込み、ローラは腰を引く。
「ひゃ…あ、」
煮え立つような秘所を探る冷たい指に、教え込まれた礼儀作法がかき乱され、ローラは身をよじった。
- 35 名前:竜王×ローラ姫投稿日:01/09/18 23:24 ID:dKPWpoI2
- 「あ、はぁ、あ、…やぁ…」
「気持ちよいのか、いやなのか?」
そろそろ判ってきたらしい竜王は、乳房を揉みしだきながら、ローラをからかう。
「…気持ち、いい」
不意に竜王が身を離し、ローラの両足を押し広げる。
「駄目、そんなとこ見ちゃいや」
が、内腿をなでさすられたローラは、足を綴じるどころかだらしなく秘所をさらしてしまう。
仰向いた秘所から溢れた熱い蜜が尻を伝い、見られることを恥じて花びらが震える。
花びらをなぞり、アレフガルドの秘宝の形を確かめ、割れ目を背中まで辿ってから戻ってきた指が、
泉に沈む。
「ふぁあ、あ、あ、あん…」
「ここか」
「うん、うん」
親指が秘宝を弄び、長い指がゆるゆると泉の蜜をくみ出す。
氷のような指が温まるとすかさずまだ冷たい指が交代して押し入り、ローラはそのたびに身をのけぞらせ、
無防備な乳房をからかわれる。
やがて、竜王の冷たい唇と熱い舌が秘宝に吸い付く。
ローラの喉から甲高い悲鳴が溢れ、うねる腰を竜王が押さえつける。
「だめ、もう、だめ、もうしないでぇ」
「やめるか」
「やぁん」
- 36 名前:竜王×ローラ姫投稿日:01/09/18 23:26 ID:dKPWpoI2
- 広げた膝の間に竜王は体を入れ、秘所に男根を押し付ける。
花びらが生き物のようにまとわりつき、触れられた秘宝は喜びに震える。
「は、あ、あ、あは、ぁ」
「行くぞ」
「うん」
泉を溢れさせて男根が押し入り、ローラは痛みに驚いて身をよじる。
「やめて、やめて、痛い、」
「無理か」
「わかんない、いたい、」
竜王はローラの背に腕を回し、抱き寄せる。
「こうしていても、いいか?」
「…うん…」
竜王の胸に顔を埋め、ゆっくり体をさすられるうちに、痛みは鈍く散っていく。
「…だいじょう、ぶ」
「動かしてもいいか」
声に出さず、ローラは竜王にしがみつく。
一度、二度動いて、竜王はうめき、ローラの中に射精した。
息を整えながら竜王とローラは唇を吸いあい、抱き合った。
「…子が、出来たらいいな」
「うん」
ローラは、竜王の胸にもたれて目を閉じる。
「私と、あなたの赤ちゃんが、アレフガルド全部の王になれば、みんな仲良しになる、ね」
ゆっくり、竜王の掌がローラの腹をさする。
「立派な卵を産んでくれ」
途端に、ローラは跳ね起き、竜王に頬擦りして笑う。
「卵は産めないわ、人間は赤ちゃんを産むのよ」
竜王は目を丸くし、それから二人はいつまでも語り合っていた。
- 37 名前:2投稿日:01/09/18 23:26 ID:dKPWpoI2
- 後二つくらい話書けたら、勇者×ローラに持ち込めるんだけど…駄目だぁ、エロを名乗るには修行が足りん、滝に打たれてきます!
- 38 名前:VH投稿日:01/09/19 06:22 ID:g0R7KL4c
- って、1ですか! それは、あまりに盲点! しかも、竜王Xローラ姫(笑)
なんか雰囲気的には、女性好みのファンタジー系悲恋物っぽさがありますね。
文体や修飾などからもそういう印象を受けました。実は、ファンタジーお好きではないですか? 十二国記とか。
気になったのは、「駄目、そんなとこ見ちゃいや」 以降のセリフで、王女の気品がちょっと薄れていることでしょうか。
「ああ駄目、そんなところをご覧にならないで」あるいは「そんなところを見ないでください」の方が、この場合のローラ姫には合うかなと。
- 39 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/19 08:55 ID:YDTFJqQw
- >>31-36
しっとりした良い感じの話で、面白かったよ
優良スレかも
- 40 名前:2投稿日:01/09/19 10:57 ID:2HDFryHA
- >>38 VHさん ありがとうございます。
1竜王のドット絵を見ると萎えるので、無視無視しつつ(笑)
ファンタジー好き指摘されて痛い所つかれたって言うか、一回でばれたって言うかその…
悪いことは出来ませんな(笑)
気品を保ちつつ忘我の恍惚の域に達する…はい、ありがとうございます。修行してまいります!
エロほとんど書いた事なかったんですが、性描写あり、とエロ本位の間の谷は深いです。
攻略本資料にする前に、エロ小説の一つも読んで来よう…
てことで
★竜王の花嫁
>31-36
でした!
- 41 名前:2投稿日:01/09/19 13:31 ID:ImdFZI1M
- >>39
ありがとうございます。
修行が足りなくて激エロ書けないので、やわやわと(笑)
今までシチュエーション萌えで満足してたから、濡れ場書くのに四苦八苦です。
面白い話いっぱい出てくるまでスレッド持つといいんですが。
- 42 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/19 18:09 ID:.mzSK2M6
- 邪教の神官ハーゴンの侵攻に立ち向かうローレシア王子ご一行!
だが、一日そこらで何とかなる事態でもなく、実力も足りず、と言う事で、
沼地のマドハンドをからかいながら経験値稼ぎをしていたその時だった。
王子二人がせっせとマドハンドを叩き潰しているのを見物しながら、
指折り経験値を数えていた王女の足を、不意にマドハンドが捕らえる。
「ひゃっ!」
冷たい泥の感触に驚いた王女は新たなマドハンドに足を取られ、泥にしりもちをついた。
「いったーい!」
「平気か?」
一応口だけは心配するが、ローレシアの王子は自分の担当のマドハンドに夢中、
サマルトリアの王子がチラッと振り向いただけ。
ふくれっつらの王女は、立ち上がろうと泥地に手をついた。
途端、王女の肌が総毛立つ。
地に付いたはずの両手はマドハンドに握り返されていた。
早く立ち上がろうと腰を浮かせた途端、踏みつけていたマドハンドがいっせいに目を覚まし、
服越しに尻を撫で回す。
「やだぁ、ちょっと助けて!」
サマルトリアの王子が伸ばした手につかまろうと片手を浮かせた途端、
両足と片手を握り締めたマドハンドは好き勝手に移動し、
王女は膝全開で背中まで泥に引きずり込まれた。
- 43 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/19 18:09 ID:zNFm60Js
- これはなんなんでしょうか?
http://www2u.biglobe.ne.jp/~hole/
- 44 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/19 18:10 ID:.mzSK2M6
- 「や、やだっ、見ちゃやだ!」
大声に、ローレシアの王子も振り向き、固まっているサマルトリアの王子と一緒に絶句する。
王女のローブは腹までめくれ上がり、腿も臍も下着も丸見え、服を直そうとする腕もまた、
マドハンドに捕らえられる。
足首から、尻から、ぬるぬるとマドハンドが白い腿に這い登っていく。
「こんな事があるから、薄着してたら危ないよって言ったじゃないか」
少し上ずった声でサマルトリアの王子が呟き、ローレシアの王子が生唾を飲む。
「わかったから服下ろして、あ、いやぁあ!」
もがいた王女は、突然背を反らせた。
ローブに手をかけたローレシアの王子は、王女の腿を直視する。
複数のマドハンドが、下着の中へ進入し、蠢いていた。
腹を這い登った連中は、服の下でぬるぬると乳房に触れている。
「やだ、やだ、気持ち悪い、泥、入っちゃう、取ってぇ」
気丈な王女も、赤面して涙を浮かべる。
サマルトリアの王子は、下着の中に指をこじ入れているマドハンドを引きずり出す、と、
王女の身がびくんと震えた。
怪物の指は、泥とまだ混ざらない王女の体液を滴らせ、湯気をあげている。
驚いてマドハンドを観察している隙に、次々と新手が王女の肌に取り付き、撫で回し、潜りこもうと蠢く。
「あは、あ、いやぁ、あ、あん…」
早く引っ張りあげてやればいいのだが、王子達は動けずにいた。
胸に這い登ったマドハンドを外してやろうとしたローレシアの王子は、
乳房があらわになるまでローブをたくし上げたまま、
股間にもぐりこんだマドハンドを毟り取ろうとしたサマルトリアの王子は、下着を外してやったまま。
- 45 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/19 18:10 ID:.mzSK2M6
- 「何やってんのよぅ、助けて、あ、あぅ」
乳首も秘所も、マドハンドに邪魔されてちっとも見えないのだが、
羞恥と嫌悪と抵抗できない快感に身をくねらせる王女の肢体だけで、少年たちの頭は真っ白になっていた。
頼りにならない仲間に、王女は身をよじり、息を弾ませる。
「いやだ、いや、いや、こんな、こんな化け物に、人じゃなきゃいや、男の子じゃなきゃいや、あ、あ」
尋常ではない王女に、王子達は噛み付くように見入る。
目を綴じ、顔をしかめて必死に堪える王女の揺れる乳房にも、痙攣するように震える腿にも、
今ならマドハンドと混ざって触り放題である。
が、彼らは卑しくも一国の王子、次代を担う王位継承者。
王者は何ら恥じる事なく堂々と女を愛さねばならぬ。
モンスターに混ざってお触りなどもってのほか。
やっと正気に戻った王子達が腰を浮かせたその時、と、王女のあえぎが変わる。
「いい、も少し、いっちゃう、いっちゃう、このままでいいよぅ、もう、あん」
嫌悪感が消え、王女の表情が和らいだ途端。
サマルトリアの王子の唱えたベギラマがマドハンドの群れを焼き落とし、
ローレシアの王子が王女を岸に引っ張りあげていた。
しばらくぽーっとしていた王女は、やがて、二人の王子に渾身の往復ビンタを食らわせ、
後は何もなかったように歩き出した。
その後、王女は二人とちっとも口を聞いてくれず、戦闘時も知らん振り。
王子二人がしなくてもいい苦労を重ねて爪に火を点し、
ミンクのコートを買ってお捧げするまで機嫌を直してくれなかったという。
マドハンドでいっちゃったのかどうかは、誰も怖くて聞けなかったそうな。
- 46 名前:2投稿日:01/09/19 18:12 ID:.mzSK2M6
- 夕べは真面目にやったので今度は軽く…
ってまた方向間違えてるなぁ。
数書いて鍛えるか、ちゃんと時間をかけて修行するか…
- 47 名前:VH投稿日:01/09/20 00:15 ID:yc2nDIPI
- あはは、二人の王子の若さゆえの馬鹿さ加減がナイスです。
ところで、シチュエーションが奇抜ですね。マドハンドって(笑)
- 48 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/20 01:39 ID:Goaa.OSM
- 勇者がフローラとビヤンカの初物ふたりとも散らしてる
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- 49 名前:2投稿日:01/09/20 01:40 ID:2x2y4vRg
- >>47 VHさん、ありがとうございます。
触手よりも手の方がテクが上かな、と(蹴り)
そのままむしゃぶりついたらただの悪党なので王子たちはぼけ役で。
てことで
★王女の災難
>>42、44-45でした
さー次誰かあげてくれぃ。
- 50 名前:gizz投稿日:01/09/20 01:43 ID:KCa2zA7U
- 浜●あゆみが脱いだ!完全公開中!
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- 51 名前:2投稿日:01/09/20 22:25 ID:Om4sR60M
- …まだ書いてもいい?(笑)
別スレ見物してたんだけど、5までしか知らないので、知らない名前ばっかり…。
誰かガーデンブルグの囚人ネタ書かないかな…←細かい事忘れたから自分は書けない。
- 52 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/20 23:40 ID:KbWPpl/g
- いい。いい(笑) GOGO!
- 53 名前:2投稿日:01/09/21 00:29 ID:z9f7XlqQ
- >>52
さんくす。
徹夜してくる(笑)
- 54 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/21 04:23 ID:TEzo2wB.
- すいません、エロくないです。途中でなんか間違えたらしいです。
突然にムーンブルグの城は邪教の神官ハーゴンの軍勢により、落ちた。
焼け崩れた城と、数え切れない兵の屍を目の当たりにした王女は、声も出せずにいた。
戦闘には巻き込まれなかったものの、落ち延びるのは間に合わず、城をあさっていた敵兵に捕まっていたのであった。
兵といっても、人の形をしているのは仮面を深くかぶった神官の類が数名のみ。
あとは、得体の知れぬモンスターや獣人が無数に蠢いている。
王女を羽交い絞めにし、生ぬるい鼻息を首筋に吹き付けているのは、毛むくじゃらの巨大な猿だった。
すでにモンスターは、兵の遺体を貪り食っている。
「ハーゴン様の賜った神託は『皆殺し』だ」
鼻先に近寄った神官に王女は蹴りかかるが、非力なキックが命中する前に、ほかのモンスターが両足を掴んだ。
「さっさと殺すがいい!」
「勿論。だが、その前に見事城を落とした部下どもに褒美をやらねばな」
神官が顎をしゃくると、剣を持ったモンスターが、王女のドレスを喉元から腿まで切り開いた。
息を飲む王女の口に、ドレスの布地が押し込まれる。
「舌を噛んで自害なさっても同じ事。
姫君の体が硬くなり朽ち果てるまで、我らで弄び、骨の一欠けらまで食い尽くして差し上げよう」
- 55 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/21 04:37 ID:WjqwolOY
- もう一度モンスターの剣が、今度は肌身と下着の間に割入って切り裂き、王女の乳房も秘所も、全て侵略者どもの目の当たりに曝される。
神官は、無遠慮に乳房から秘所までを撫で回し、ぼろきれになったドレスを毟り取る。
「残念な事に、我らが部下のほとんどは人間の女に興味を持たないので、好きにしていいと投げ渡してやっても」
両の乳房を力任せに握られ、王女は顔をしかめる。
「こんな事もしないし」
内腿をなで上げられ、王女は腰を引くが、途端、自分を羽交い絞めにしている猿の屹立した男根が尻に触れ、全身が粟立つ。
「勿論こうやって」
誰にも触れさせたことのない花びらを掻き分けられ、秘宝をつねられ、王女の目から屈辱の涙が溢れた。
「姫君を泣くほど悦ばせることも出来ずに、新鮮な肉として食い散らかしてしまうだけだ。
それでは仕方ないので、姫君のこの世の最後の思い出に、立派な客を用意して差し上げよう」
モンスターの唸り声に混ざって、何か呪文の詠唱が響いていた。
やがて、詠唱していた数人の祈祷士が杖を振るうと、モンスターの群れが動いた。
違う、モンスターに貪り食われていたムーンブルグ兵が次々に起き上がり、王女と神官の前によろよろと歩いてくる。
- 56 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/21 04:37 ID:WjqwolOY
- 生き残っていた兵が自分を助けに集まってきた、と、思ったのは一瞬。
夕闇でも見えるほどに近寄ってきた彼らは、半ばモンスターにかじられて崩れた体のまま。
体内を暖める血を失い、生気も表情も失せた兵たちは、ゆらゆらと傾ぎながら、にじり寄ってくる。
神官が高笑いし、モンスター達は唐突に王女の拘束を解く。
地面に膝をついた王女の口から、布切れが零れ落ちた。
朝に夕に顔を合わせていた親しい兵達。
雄雄しく戦死した彼らの抜け殻。
邪悪な魔力に動かされるリビングデッドの群れ。
驚きと恐怖で立ち上がれない王女は、瞬く間に群れに飲み込まれ、悲鳴を上げる。
が、近隣に悲鳴を聞き分けられる者はもはや残っていなかった。
残っていたとしても、誰も軍勢に刃向かう力を持っていなかった。
群れを眺める神官が、ヒステリックに笑っていた。
- 57 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/21 04:38 ID:WjqwolOY
- もがくほどにリビングデッドの手が肌に触れる。
仰向けに引き倒されはしたが、背にも尻にも地面は触れず、全身をくまなく亡者の冷たい手が覆っている。
「あなたたち、しっかりしなさい!
ムーンブルグ兵の誇りももうなくしたの?」
声が枯れるまでわめいても、リビングデッドの耳は最早人間の声を聞き分けられない。
一人一人見知った顔、名前を知っていて話したこともある兵達。
「ねぇ、お願い、誰か返事しなさい!
操られてるんじゃなくて、一人くらい、生きているんでしょう?」
答えはなく、肌を這いまわる冷たい手だけ。
王女の目から涙が溢れる。
みんなが生きていて、この場を救ってくれるのなら、体くらい好きなだけ与えてやれるのに。
冷たい指に花びらをこじ開けられ、王女は膝を閉じようともがいた。
だが、幾つもの手が膝と花びらを押し開き、泉に指よりもっと太いものが押し当てられる。
本能で危険を悟り、目を見開いた王女は、自分の腰を掴んで押し入ろうとしている亡者を見た。
物心ついたときから見知った男、五つ年上の兄だった。
「いやだ、いやだ、兄上やめて!目を覚まして、助けて!」
魔法に優れ、可愛がってくれた兄の抜け殻は、何の感動もなく、恐怖で乾ききっている王女を貫いた。
亡者の群れに押さえつけられ、逃れる事も暴れる事も出来ず、王女はしゃくりあげる。
突き入れたまま、腰を掴んだまま、兄はもう動かなかった。
- 58 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/21 04:39 ID:WjqwolOY
- 王女は、ぼんやり空を眺める。
月が天高く上っていた。
夢だってこんなに無茶じゃない、と、王女は欠伸を一つ。
相変わらず、無数の…兵の数だけリビングデッドがいるのなら、百人分の手が、王女の裸身に触れている。
だが、王女がもがくのをやめてからは、その手はそっとあてがわれているだけ。
いや、最初から、そうだったのだろう。
王女の体温を吸ってか、王女の肌が冷え切ったのか、それほど冷たさを感じない。
動きを止めた兄の亡骸は、王女の腰を抱いたまま、王女を貫いたまま。
王女が身をよじれば鈍い痛みが戻ってくるが、それだけの事。
時折、王女を取り囲んだリビングデッドの群れを縫って、女体に興味があるらしいモンスターや獣人が割り込もうとするが、リビングデッドは全く位置を変えず、王女の身に何者をも触れさせない。
勿論秘所は兄が塞いでいる。
冷たい亡者の体の上に組み伏せられてはいるのだが、もっと冷え切った地面には王女の体は触れない。
目を閉じてしまえば、少々寝心地の悪い寝床のようで、実際王女は月が高く上るまで、うとうと眠っていた。
亡者の群れに弄ばれているのは確かなのだが、同時に、王女は忠実な兵達に完全に守られていた。
魔術の心得のある兄の、最後の抵抗かもしれない。
単に神官達の呪文が下手だっただけかもしれない。
死してもなお残る忠誠心かもしれない。
王女は、安心しきって目を閉じていた。
その余裕は、この状況が退屈だと欠伸が出るほど。
- 59 名前:ムーンブルグ王女投稿日:01/09/21 04:40 ID:WjqwolOY
- リビングデッドの人垣の外から、神官の怒鳴り声が聞こえる。
「牝犬め、亡者まで体でたぶらかすか!」
ヒステリックに、犯せ、気が触れるまで嬲れ、と、神官は怒鳴り、リビングデッドに命令するが、ムーンブルグ兵は微動だにしない。
「この役立たずの出来そこないどもめ、もういい、王女ごと焼き尽くしてくれる!」
兄が崩れるように王女に倒れこむ。
ムーンブルグ兵は、人垣を一回り縮め、身を寄せる。
イオナズンの詠唱とともに閃光が走ったその時、王女は聞こえるはずのない声を聞いた。
「しんぱいない、めをとじておいで」
兄の腕が、しっかり王女を抱きしめていた。
怒りに任せてイオナズンを唱えた神官は、焼け崩れたリビングデッドの残骸には目もくれず、軍勢とともに立ち去った。
誰の気配もなくなった頃、骸の山から王女は這い出した。
その裸身は、火傷一つ、傷一つない。
王女の盾になってイオナズンに焼き尽くされた骸は、最早誰のものかどの部分かもわからなかった。
立ち上がって、体の芯に残っていた鈍い痛みに、王女は涙をこぼすが、すぐに振り払い、引き裂かれたドレスの残骸を拾って身に巻きつけた。
「みんなの敵討って、ちゃんと、戻ってくるから、待っててね」
それきり、王女は振り返らずに、朝日の方角、ムーンペタの町へ歩いて行った。
- 60 名前:2投稿日:01/09/21 04:43 ID:WjqwolOY
- 陵辱はイタくて書けないと思っていたらB級ホラーに(汗)
…ちゃんと寝て修行してきます。
>>54-59 ☆ムーンブルグ落城、てな感じで
- 61 名前:VH投稿日:01/09/21 05:11 ID:RMCeXIc2
- あの……陵辱よりはるかに物スゴいんですけど……○姦で、○▼相姦って……(汗。
- 62 名前:VH投稿日:01/09/21 05:12 ID:RMCeXIc2
- ともあれ、ご苦労さまでした〜。まじで徹夜したのね……。エライ。
- 63 名前:2投稿日:01/09/21 20:03 ID:YjgEWEH2
- >>61 VHさん
あぅ、タイムラグがあんまりない(汗)
ありがとうございましたー
最初は神官やモンスターに散々嬲られた後にラスボスシドー降臨、
なんて思ってたのですが…サイズ違いすぎ(笑)
人間サイズに縮小するとただのトカゲだろ、と思っているうちに変な方向へ。
やはり、この板でネタ修行を積んだのがたたったようです。
…やばネタ二つも使ったのにエロくならないってのはどう言う事だ…(未熟者)
あくが強いところ読んでくれてありがとうございました!
(…誰か他に書いてくれないとサル状態続行…)
- 64 名前:>投稿日:01/09/22 15:59 ID:e0BIrp2M
- 動いているよ
http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/1750/m01.html
- 65 名前:2投稿日:01/09/22 19:33 ID:qfiI6j2c
- 無駄にムーンブルグの王女萌え中なんで、エロがおまけ(にもならない…)
修行してきます。
- 66 名前:VH投稿日:01/09/23 05:38 ID:utAW3hcA
- >2さん
キャラに葛藤を持たせてそこを集中的に書くと、シチュエーションがエロくなりますよ。
心は拒絶していても、体は感じてしまう。
というパターンが一番多いですね……というか、大抵のエロストーリーは「心が拒絶する理由」をキャラごとに最適な設定にするのが早道です。
僕が書いたクリフトの場合は「身分の差」「羞恥心」です。(実はアレはアリーナではなく、クリフトの話なんですよね)まあ、クリフトーアリーナ話はコメディタッチで、あまりエロくは書いていませんが。
マドハンドはそれがあったんですけど、王女が感じる場面がかなり短かったのと、描写があまり具体的ではなかったので、かなりあっさり目になっちゃったんだと思います。
マドハンドの色、形、大きさ、どう動くか、王女の体つき、姿勢、声、どう感じているか、心理などをできるだけ細かく書いてみてはどうでしょうか。
あと、なかなかエロシーンにならないという問題に関して僕は、とりあえず最初にエロシーンを書きはじめることにしています。それから回想する形で説明や舞台背景を入れます。
まあ、参考までに。
- 67 名前:2投稿日:01/09/23 15:19 ID:YchLXKuw
- >VHさん
ありがとうございますー
いやその、エロじゃない色気が出てしまい、エロありのストーリーを書きたがるから、
どっちつかずになっちゃってます。
前回の流れで王女の犬話書きたかっただけど…エロがメインにならないよぅ、と(笑)
あんまり具体的に書かないのは…エロ小説読んだ量が絶対的に少ないのと、…多分ばれてる自分の属性のせいです(笑)
そのうちラブラブ物書ける時にでも濃い目に…(あ、そうすると葛藤が少なくなるなぁ)
ではスレ保持に(笑)どうでもいいネタでお茶を濁しておきます。
- 68 名前:うさぎさん投稿日:01/09/23 15:20 ID:YchLXKuw
- 港町ルプガナ。
どこか禁欲的なローレシア、サマルトリア、ムーンブルグと違った盛んな交易地には、享楽の雰囲気が漂っている。
戦と長旅で心身ともにくたくたの三人は、早速今日を休日と決め、のんびり町を散歩する。
屋台で買った素朴な菓子を立ち食い、なんて小さな冒険に喜んでいた王子たちは、通りの向こうに目をやり、そのまま固まった。
海風は涼やか、町行く人々はどちらかといえば厚ぼったい長袖を着ている中、その人は立っている。
お洒落のつもりなのか目印なのか、うさ耳の髪飾り。
艶やかに、滑らかな曲線を描いてすらりと伸びた足。
しなやかな指先、柔らかな腕と剥き出しの肩。
深い谷とそびえる連山、絞ったように細い腹に豊かな腰は、やっと胴体を覆い隠せるほどの小さな服に押し込められているが、今にもはちきれそうだ。
手足を剥き出しにする事すら、はしたないお国柄に育った三人にとって、その人はあまりにも衝撃的だった。
王女すら、食いつきそうに目を見張っている。
道の向こうにいた彼女は、菓子を握りつぶしそうに驚いている三人ににっこり笑いかけ、手招きした。
「お、おいでってさ」
王子たちは思わず王女に振り向く。
ただ、言って見ようと提案するだけだったのだが、どうしても目線は王女の体をなぞる。
が、王女は気にせず彼女に歩み寄る。
「寒くないの?」
「あなたたちの視線で燃え上がりそうよ」
「そんな格好をしていたら、触られたって文句言えないわ」
うさ耳さんは、王女の手を取り自分の胸に押しつける。
おぉ、と王子たちが身を乗り出すがうさ耳さんは気にした様子もない。
- 69 名前:うさぎさん投稿日:01/09/23 15:21 ID:YchLXKuw
- 「こうやって触らせるために、挑発するために寒い格好してるのよ」
王女も動じず、軽くうさ耳さんの胸を握り返した。
「触らせてどうするの?」
「お金を貰うのよ、世間知らずちゃん」
うさ耳さんはするっと王女の胸に触れる。
「あ、」
僅かに王女が顔を伏せ、うさ耳さんが微笑んだ。
「男相手のお仕事だから、お嬢ちゃんは関係ないのよ」
「…何で男の人はお金払うの?」
うさ耳さんは、目を細め、王女の腰に手を回した。
「いろいろ教えてあげてもいいわよ。おいでなさいな」
王女はうなずく。
ついていこうとした王子たちにうさ耳さんは振り返り、ひらひら手を振った。
「坊やたちはお菓子食べてなさいね」
坊やたちは呆然と、連れられて行く王女を見送った。
「…王女もうさ耳さんになってくんのかな」
「…したら胸…」
ぽーっとなった王子たちは、空ろに菓子を齧る。
お財布係が連れて行かれたので、買い食いどころか宿にも行けない、ここで待ってる以外ないのに気が付いたのはしばらくたってから。
- 70 名前:うさぎさん投稿日:01/09/23 15:22 ID:YchLXKuw
- 長椅子に、やや向かい合いぎみにうさ耳さんと王女が座る。
嫣然と、しかし目は真剣にうさ耳さんは王女の頭を胸に押し付けた。
「ふぁ…」
谷間にすっぽり顔が埋まり、ほおに量感たっぷりの乳房が当たる。
うさ耳さんは両手でたぷたぷと乳房を揺らし、それから、王女を仰向かせた。
「これが、ぱふぱふ」
「…うん…」
ゆっくり、うさ耳さんは王女をつき放し、目を覗き込む。
「挟んで揺らしてやるだけ。触らせないのよ」
「うん」
「あなたまだぱふぱふするほど胸ないし、お嬢様っぽいからね、あたしみたいにどーんとやっちゃだめ。
恥ずかしくて恥ずかしくて泣いてしまいそう、って、もじもじやんなさい」
王女は、真剣にメモをとる。
うさ耳さんは、足を組んで胸を張る。
「男なんてね、ちんちんついたお財布なのよ。うまく扱って殺さない程度に絞ってやるの。いい?」
王女はこくこくうなずく。
「常に相手の顔色を見ながら、出方をうかがうの。ぱふぱふでとろんとしたら、そーっと耳元で」
うさ耳さんは唇が触れるほどに王女の耳に顔を寄せる。
「触りたい?」
どきんと王女は身をすくめ、うさ耳さんは王女の指に触れる。
- 71 名前:うさぎさん投稿日:01/09/23 15:23 ID:YchLXKuw
- 「この指で、触ってみたい?って、誘って、乗ってこなかったら、あ、そう、と冷たく付き放す。
深追いしないのよ」
指も上手になでなでするの、と教えられる指で、王女は熱心にまたメモ。
「乗ってきたら?」
うさ耳さんの満足そうな笑顔。
「すかさず耳にキスするみたいに『追加料金いいよね』」
王女は笑い出し、うさ耳さんにもたれた。
「出来たら、まとめて払わせないで、一回一回精算するの。パフパフ100G、右お触り50G、左50G、揉んで80G、生ちら拝んで100G…ってね。最初からセットはだめよ」
王女は指折り数えて笑いながらうさ耳さんの乳房を掴む。
「拝むまでに破産しちゃうわ」
「そーよ。それでもまだ頑張るなら、太腿とお尻触らせてやんなさい」
「コーフンしちゃって勝手に触ってきたら?」
うさ耳さんは王女と指を絡ませる。が、目は真剣だ。
「あくまでも主導権はこっち。触らせてやるだけよ。
むこうが羽目を外したら、指の骨へし折ってやりなさい」
親指ひねり、小指ねじりの技、それから関節技をうさ耳さんは王女に伝授。
「勘違いした野郎に押し倒されたら、泣きなさい。
顔を伏せてしくしく涙こぼすくらいじゃ、ご挨拶にもならない、口開けて洟たらしてわぁわぁ泣き喚くの。
みっともない泣き顔で大抵はひるむだろうけど、まだやるってなら、相手が何しようと構わず泣きなさい。
…でも、泣くのに夢中にならないで、ちゃーんと相手の動き見てるのよ。
ちんちん出したら、そこが急所だから、掴む、噛む、握りつぶす、爪立てる!」
- 72 名前:うさぎさん投稿日:01/09/23 15:23 ID:YchLXKuw
- わくわくと王女はうさ耳さんと、暴漢対策の型をとる。
金で身を売るか弱い女とはウサギの毛皮。
武器も鎧もなしに体一つでしたたかに世を渡る、それが真の娼婦。
王女は屈強の戦士よりも逞しいうさ耳さんの実力を見抜き、うさ耳さんはお姫様ながら辛い世間を渡らなければならない王女に気付き、女の道の個人教授と相成ったのであった。
「なんか知らないけど、旅なれてないしさ、気になっちゃってね」
「ううん、ありがとう。
あいつらと友達だけど、女一人だから、いろいろ意識したり気になって…誰かと話したかったの」
「ちょっと見ただけだけど、いい子達じゃない。心配ないよ」
赤ちゃんのように王女を抱っこしていたうさ耳さんだが、思い出したように王女の鼻をつつく。
「友達だからサービス、なんて寝てやっちゃ駄目だよ?すーぐ自分の女扱いして付け上がるだけだから、小出し小出し、ケチってケチってご機嫌取らせて、二人の競争心煽って上手に使うのよ?」
「はーい」
王女はうさ耳さんの胸に顔を埋めて、笑った。
「うさ耳は?」
「胸は?」
寒風吹きすさぶ中、退屈して寒がっていた王子たちは、戻ってきた王女に飛びつく。
が、王女は余裕の笑みをこぼし、二人をすり抜けていってしまう。
「何?」
「知らん」
一歩だけ大人の王女に戸惑い、王子たちは首をかしげていた。
- 73 名前:2投稿日:01/09/23 15:25 ID:YchLXKuw
- 誰か他の人が書いてくれるまで待てばいいものをー(涙)
てことで
>>68-72 ルプガナのうさ耳さんでした(最早エロ板用でもない…)
- 74 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/23 15:36 ID:1kwSIZjo
- _ _
| \ _ / |
| / ̄  ̄\ |
l ● ● | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
l | < 氏ね
▽▽▽▽▽7 / \_____________
△△△△/ /  ̄ ̄ \
\_ |\\_
| /ー\ |_ | \_〉
|_/ \_| U \_|
- 75 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/23 16:16 ID:PNiUBeZ2
- いや、面白いよ
けっこう楽しみにしてるし
でも、えろを書いてくれる人が来るまでは下げ進行の方が良いかも
(オレは話とか書けないんで……スマソ)
- 76 名前:VH投稿日:01/09/23 22:00 ID:xaQbiXq2
- 面白い。面白い。
それにしても、公式に名前決まってないから、王女はともかくとして、王子二人の呼称は大変だね。
- 77 名前:2投稿日:01/09/23 23:19 ID:L8bJpKgs
- >>74
王女はスピッツかポメラニアン希望(ドラクエ世界に犬種があれば(笑))
>>75
ありがとうございます。
長文なんであげてると他の人に迷惑でした、気をつけます。
(てことで覚えていれば下げ)
- 78 名前:2投稿日:01/09/23 23:38 ID:kAxVEuwI
- >>76 VHさん
ありがとうございます。
「皮を揉ませて骨しゃぶる」は「男の黒帯」とがしやすたか…
今の所王子たちはまとめて馬鹿二人なんでいいんですがちゃんと絡む話し合ったら名前つけます。
んー、うちのだと「おまえ」「こいつ」「ひめ」だったなぁ(わざわざ入れた)
- 79 名前:>投稿日:01/09/25 03:16 ID:GT/lu8LI
- Http://www.geocities.co.jp/milano-cat/1750/b01.html
- 80 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/25 03:43 ID:5Plb5S.E
- >>79
わけわかんないところに送られちゃったよぅ
- 81 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/25 04:00 ID:MduAgICk
- >>68-72
いや、面白い。娼婦萌え!!
- 82 名前:2投稿日:01/09/25 09:22 ID:ZLILNL1c
- >>81
ありがとうございます。
ポン引きに連れられてないぱふぱふ娘は、勧誘、接客、技術、集金を一人で行う、
肝の座った子じゃなきゃ勤まらないでしょう(笑)。
◇ここ見てる方でわかる方いたら教えてください。
ドラクエ2で、サマルトリア王子は「トンヌラ」「クッキー」「コナン」「アーサー」
位名前があったの覚えてるんですが、
ムーンブルグ王女で「あきな」「サマンサ」「リンダ」の他の名前見たことあったら教えてください。
(攻略本見てたら王子で「すけさん」ってあったな…これもありか?)
- 83 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/25 11:09 ID:b8kBFPqY
- >82
今この板きたばかりだけどドラクエ2なら任せてくれ。
サマルトリアは、他に「すけさん」「ランド」「カイン」
ムーンブルクは、他に「マリア」「プリン」「ナナ」「まいこ」がある。
- 84 名前:>投稿日:01/09/25 12:44 ID:IdtufIEc
- http://www.geocities.co.jp/Milano-Cat/1750/b01.html
思わず読みふけってしまった・・・昼間から。
- 85 名前:バピラスもキメラの翼投稿日:01/09/25 16:08 ID:QWpVnL/6
- ん〜と……確か公式の小説に名前が出てるはずです。
いちお持ってるですけど、調べることができない状況なので、
不確かな記憶になるのですが、
主人公=アレン
サマルトリアの坊ちゃん=コナン
ムーンブルグのお姫様=セリア
だったはずです。
コナンは「コナン・ザ・グレード」に見劣りするとか、
セリアはゲーム中に名前が出ないとか友人と会話を交わした
覚えがあるです。
あ、ちょっと感想も…
うさぎさんのお話面白かったです!
マドハンドのも面白かったですけど、ドラクエ2には
ゴーゴンヘッドもいるので、そっちもある意味面白いかなと。
で、竜王とローラ姫の…私的には、どうにも竜王の1の時の
馬鹿面が浮かんで、どうにも笑える話でした(ー⊥ー)。
いじょ(´д`)
- 86 名前:2投稿日:01/09/25 17:24 ID:PoQkTg8o
- >>82
ありがとうございました!
王子の名前はかなり早くわかるんですが、王女が大変で。
で、組み合わせも固定じゃないから、「なんか気にいらーん!」とやり直したりして
ノート一冊無駄な呪文をためたものです。
>>83
ベキレンジャーって何?
>>85
グレムリンのもそうらしいです。
2のゲームブックは心のバイブルなんですが、個人的に小説の方は「立ち読みした時間返してくれ!」でした。
(…ドラマCDも聞いて即メンコにした覚えが…あ、まだあった!)
ゲームブックが「カイン&ナナ」 小説が「アレン(ローレシア王子)&コナン&セリア」
CDが「アレン(ローレシア王子)&コナン&ナナ」
…間を取って「クッキー&プリン」といった所で(やめれ)
感想もありがとうございます。
うさぎさんが受けてかなり嬉しいです。
「ゴーゴンヘッド&メドーサボール」は触手が短いというか…
なんか頭の中で「女の子」だったので、ついマドハンドに譲ってしまいました。
「悪魔の目玉&ダークアイ」で拘束くすぐり責めとかスライムにゅるにゅるとか、
よく見ると楽しそうなのがいっぱいいました…(野外にゅるにゅるは寒くて嫌:王女)
竜王は…あの頭何とかすれば何とかなるはずだ、と長年の思い込みで(笑)
5のプサンくらい何とかならないかな…
個人的にはピッコロくらいまで何とかなればおけーです。
- 87 名前:2投稿日:01/09/27 03:15 ID:7dLZknQ2
- ドラクエ2の名前、探すの手伝ってくれた皆様ありがとうございます。
なんとなく…ローレシア:アベル/サマルトリア:コナン/ムーンブルグ:ナナ/です。
クッキー&プリン、すけさん&まいこがよろしかったらどうぞ変換なさって(笑)
ていうか…たぶん最後の章まで濡れ場ないし、おかずにならないです、ごめんなさい!(そして激長)
- 88 名前:2投稿日:01/09/27 03:16 ID:7dLZknQ2
- ムーンブルグの城の陥落以来、ムーンペタの町は混乱しつづけていた。
城から逃れてきた者と、物見遊山で流れ込んできた者が行き違い、朝から晩まで落ち着かない。
外のモンスターは手強さを増し、ハーゴンの軍勢がいつ来るか知れぬ。
自暴自棄になった者が羽目を外し、風紀が乱れるが、取り締まれるものは皆、戦の露に消えていた。
薄汚れた裸足の娘は、流れ者を見つけると、近寄って腕に凭れる。
「遊ぼうよ」
「何の遊びだ、えぇ?」
肘に当たる服越しの乳房に、無精髭の流れ者はにやにや笑う。
やつれて凍りついた表情に、目だけがぎらぎらした娘は、男を引きずるように路地裏に誘い込んだ。
「いくらだ?」
「お金はいらない」
娘の指が、服の上から下腹部をなぞる。
「はは、戦で気が昂ぶって、男欲しい訳だ」
言ってる間に娘の指はあっけなく男根を引きずり出した。
細い指が大きさを確かめるように触れている内に、それは醜く膨れ上がる。
「お金はいらないから、ムーンブルグまで一緒に来て」
根元から先まで、するすると指がなぞる。
「な、なでてばっかいないで、もっとちゃんとやれや」
「お城まで行きたいけど、モンスターが多すぎて近寄れないから、護衛して頂戴」
ぐい、と握り締められ、男は腰を引く。
「馬鹿、優しくやれ!」
「聞いてる?」
「道中好きなだけやらせるってんなら、リリザまで送ってやってもいいぜ」
「好きなだけやらせるから、ムーンブルグからモンスター追い払って」
相変わらず指は男根をまさぐっているが、次第にそれは元気を失っていく。
「あのなぁ、あそこは焼け跡荒らしの盗賊も怖がって行かないところだぞ」
娘の手が、男から離れる。
少しついた粘液を男の服で拭い、振り返りもしないで行ってしまった。
「あんた助かってよかったなぁ」
間の抜けた声に男は振り向く。
中年の男が、バケツをぶら下げて突っ立っていた。
- 89 名前:2投稿日:01/09/27 03:19 ID:7dLZknQ2
- 「なんだありゃ」
「可哀相に戦の時にモンスターにやられちゃったらしくて、魔物に憑かれてんだよ。
男誘っちゃ噛み付いてね…噂じゃ、下にも歯が生えてるんだと」
馬鹿な、と流れ者は笑おうとしたが、娘の無表情と、血走った目を思い出し、縮み上がった。
「はよ宿に戻って寝な」
「…おぉ」
すれ違って男が路地に戻る頃、激しい水音と、中年男の怒鳴り声が聞こえた。
「相手構わずさかってるんじゃねぇ、この牝犬が!」
しばらくして、ばつが悪そうにびしょぬれの若い男が逃げ出してきたのだった。
ローレシア王子アベルと、サマルトリア王子コナンは、ムーンペタの町を行く。
武術の心得があるといっても箱入り坊やども、緊張とお荷物な相手のフォロー(双方)で肉体も精神もよれよれである。
被害状況、王家の生存者探し、それぞれ実家に報告、とやることはたくさんあるがなによりまず休息。
這うように宿にたどり着いた時、だった。
薄汚れた裸足の娘が立っていた。
「…見ない顔だけど被災者?」
アベルとコナンはふくれる前に自分たちの姿を見直す。
モンスターの残骸、泥、血、汗にまみれた二人は、お世辞にも王子様ではなかった。
「信じてくれなくていいけど、向こうはローレシア王子アベル、俺はサマルトリア王子コナン。
ハーゴン討伐に向かう途中だよ」
娘の顔色が変わる。真正面から向き合ったコナンも目を見張った。
「ナナひ、」
皆まで言う前に、娘はコナンの口に指を突っ込み、噛み付きそうな顔で二人を睨む。
「大きい声出さないでこっち来て」
宿に行こう、と誘っても、娘は聞かず、湿っぽい路地裏に二人を押し込んだ。
「一目でばれると思わなかった」
「小さい頃会ったしこないだ肖像画見せられたばっかりだからね」
散らばるガラクタで、三人は思い思いに座り場所を作って落ち着く。
「無事でよかった」
言ったアベルはナナの射竦めるような視線にたじろいだ。
- 90 名前:2投稿日:01/09/27 03:22 ID:7dLZknQ2
- 「本隊はどこ?」
「本隊って、今来てるのは俺たち二人」
「偵察かねてるんだ。これからお城の方にも寄らせてもらって、それから何を手伝えばいいか報告するよ」
まっすぐなアベルをフォローして、コナンが説明してもナナの表情は強張ったまま。
「表歩けないほど滅茶苦茶なの見ればわかるじゃない、坊や二人挨拶によこして、それでお茶濁しておしまいにする気?」
「だから、滅茶苦茶なのもわからなかったから調べに来たんだって。ぴりぴりするなよ」
アベルが伸ばした手をひっぱたいてナナは立ち上がる。
「ローレシアもサマルトリアもハーゴンと一緒だ!弱みにつけこんで乗っ取ろうとしたってそうはいかないんだから!」
「待て、こら」
「うるさい、ムーンブルグに土足で踏み込むな!出て行け!」
突然の剣幕に怒るよりあきれているうちに、ナナは二人から離れ、やがて、見るからに質の悪い男の腕にぶら下がっていた。
「…何怒ってんだ…」
「それよりなんだよあの親父…」
さっきの剣幕は嘘のように話が進んでいる。
二人はため息をついて、宿に転がり込んだ。
「お姫様は魔物に憑かれて、あんなになっちまったんだよ、可哀相に」
宿のおばちゃんが涙ぐむ。
「助けてあげたいんだけど、町の者は近寄らせないんだよ、おかしな男にはついていくんだけど…」
おばちゃんはエプロンで力いっぱい洟をかんだ。
アベルとコナンは、ぬるくなったエールをすする。
疲れきった喉に貼り付くようで、ひどくまずかった。
出かけようとすると、宿の前にナナがいた。野宿しているのだろうか、それとも、と、余計な方に気が回る。
「臆病者、さっさと出て行きなさいよ」
「そうするよ、お元気で」
コナンにあっさり言われても、ナナは顔色すら変えなかった。
「だいじょうぶなんだから、強い人集めて、私一人で立て直してやるんだから…」
コナンはアベルを引きずるように、町を出る。ナナは、ずっと突っ立っていた。
「…あれ、魔物憑きじゃないだろ」
「思い詰めちゃってるんだよ」
これから向かうムーンブルグ城の惨状が、見なくてもわかる気がした。
- 91 名前:2投稿日:01/09/27 03:24 ID:7dLZknQ2
- 路地のガラクタの上にナナはうずくまっていた。
二人とも行ってしまった。
ひどい事を言ったから、ムーンペタの援助はしてくれるかもしれないが、もうナナにはあきれてしまったろう。
自分一人でムーンブルグを立て直すと息巻いても、実際は屑のような男一人捕まえられない。
ぼんやり壁にもたれていたナナを、優男が一人覗き込んでいた。
「犬娘ってのはあんたかい」
「牝犬以下よ」
「ムーンブルグまで送ってってやれば、やらせるって?」
ナナは跳ね起きる。
「ムーンブルグ城のモンスターを追い払って、ハーゴンを討ち果たすのを手伝ってくれるなら、なんだってする」
よしよし、と、優男はナナの腰を抱いた。
「この辺だといい雰囲気になると水ぶっ掛けられっから、町の外に行こうぜ。
うーんと可愛がってやるからなぁ」
「本当に、本当に一緒に来てくれるの?」
「おぉよ、ここで一肌脱がなきゃ男じゃないぜ」
突然の安心感は全身の神経を一度に刺激し、疲れ果てているナナの理性をさらに曇らせていった。
藪に、見覚えのある男が二人。昨日交渉決裂した振った流れ者と、若い男。
「…仲間だったんだ…」
「さっきなったばっかりだけどな。これから兄弟ってわけだ」
下草の上に、ナナは放り出される。
「牝犬ちゃん、護衛してほしけりゃ、跪いて俺たちのちんぽにお願いしてみな」
剥き出しの男根が三つ、目の前にうなだれている。
両膝をついて男達を見上げると、違う、と頭を押し下げられ、顔が流れ者の男根に触れる。
「私ムーンブルグの姫でございますが皆様の勇気に感謝して男根様にご奉仕申し上げます、ってご挨拶してみな」
ぽかんとあきれたナナの頬を、若い男が張り飛ばす。
「わかんねぇ奴だな、言って、犬みたいにぺろぺろなめるんだよ」
「しゃぶって立派に大きくしてから、牝犬の私を哀れんでお股につっこんでくださいませってな」
ナナは、台詞は言わずに、亀頭を一舐めずつ。
「三つもお行儀よく並んでると笑っちゃってそんな事言えないわ」
そうかよ、と流れ者が王女を突き飛ばし、優男が両足首を掴んで持ち上げる。
起き上がろうと体をひねる前に、若い男が羽交い絞めにしていた。
- 92 名前:2投稿日:01/09/27 03:28 ID:7dLZknQ2
- 「少しは楽しく遊ぼうかと思ったけど最初っから教育してやらなきゃ話にもならねぇな!」
「お姫様ったってただのみなしごじゃねぇか、素直に可愛くならねきゃ世の中渡っていけないぜ」
粗末な服はあっけなく引きちぎられ、放り捨てられた。
流れ者と優男が二人掛かりで足を押し開き、節くれ立った指が秘所をまさぐる。
「舌噛んで自害するか? 出来ねぇよな、ムーンブルグの最後の生き残りだもんな」
「安心しな、俺たちでたっぷり種付けてやるから」
若い男は両の乳房を面白がって揉みしだき、流れ者と優男の指が秘宝をまさぐり、泉を掘り当てる。
「…なんで、姫って」
「ばれてないとでも思ってたのか、町中が気の触れたあんたをはらはら見守ってらぁ」
「変な虫がつかないようにバケツ持って追っかけ回してよ」
びくり、と、泉が指に食いつき、優男が思わず引っこ抜く。
疲れ果てたムーンペタの民にこれ以上の負担をかけたくなくて、ナナは誰にも甘えずにいようとした。
そんなナナを町民は痛々しく眺めながら守っていてくれたのだ。
ムーンブルグ兵と兄は、死してもナナを守りきった。
それなのに当のナナは、便所代わりに犯して捨てるつもりでいる屑どもに組み伏せられている。
「ふぁ、あ」
漏れた嗚咽と、こぼれた涙は、肌を裏からなで上げ、ならず者の陵辱と無関係に、ナナに一時の快楽を与える。
跳ね上がったナナの体を、流れ者が押さえつけ、秘宝をつまむ。
「くぅ、」
「なんだよ正体ばれたら反応よくなったじゃないか?」
「楽しませてばかりいないで、懲らしめてやれよ」
そりゃそうだ、と、結局手伝わなくても勃起した男根を、ナナの泉にこじ入れる。
「い、たぃ、や、だぁ」
「何でもいいからきゃーきゃー声出せよ、盛りあがらねぇ」
まだ、快楽がわかるほど慣れていないナナに流れ者は激しく突き立て、自分勝手に射精する。
すぐに優男の指が精を掻き出してナナの顔になすりつけ、無遠慮に挿入し、果てた。
- 93 名前:2投稿日:01/09/27 03:29 ID:7dLZknQ2
-
若い男は、同じ事をするのも芸がないと思ったか、二人の手を借りてナナを這わせ、突き入れる。
「はは、やっぱり犬はこっちがいいだろ」
腹の下にもぐりこんだ優男が、ナナの秘所を広げ、秘宝に歯を立てる。
「やっ、やめ、ぃたぃっ」
「臭いよ、牝犬、交尾したらちゃんと舐めて綺麗にしとけって」 流れ者はナナの口をこじ開け、押し入ろうとしたが、ナナが歯軋りして見せると、一歩たじろいだ。
「いつまでやってんだよ、早く代われ!」
ナナは、苦痛と屈辱と、それ以上の悲しみで、涙をこぼしていた。
最高も敵討ちも諦めて、死んでしまいたい。
ただ、こいつらに汚された事を理由にするのだけは嫌だった。
突然、流れ者が仰向けにひっくり返り、のた打ち回って気絶した。
頭からぶすぶす煙が立ち昇る。
なんだ、と、抜け出した優男の腹に、ブーツが入る。
「念のため聞いておくけどさ、彼氏だったらごめん」
「彼氏だったらぼこぼこにしてからホイミ一回ずつおごっとくよ」
何が起こったのか振り向こうとすると、優男を踏みつけながら覗き込んでいたアベルと目があった。
「…ううん」
「じゃ、遠慮なく」
呆然と、まだナナの腰に取り付いていた若い男の首を、コナンが後ろから締め上げ、ナナから引きはがした。
支えを失い、ぺたんと伏したナナに、王子たちは一瞬目を奪われるが、そこは由緒正しき王族の誇りにかけて、何もない振り見ない振り。
コナンがあたふたとマントを着せ掛け、当座を凌いだ所で改めて、二人は遠慮なく三人のならず者を足腰立たぬまで叩きのめしす。
幸い、体力の消耗はしているが怪我というほどの怪我もなく、ホイミ一つで、ナナの顔に血色が戻った。
- 94 名前:2投稿日:01/09/27 03:30 ID:7dLZknQ2
- 「帰ったんじゃなかったの?」
「ムーンブルグ城まで様子見てきたんだ」
アベルが言い、ナナはうなずく。
「王様と、王妃様と、王太子殿下と…みんなが、ナナの事心配してたよ」
「心配、って、」
身を乗り出し、ずれ落ちそうなマントをコナンが慌ててかきあげる。
「魂だけになっても、心配で心配で、って」
さっき乾いたナナの目が、また潤む。
思い出したようにアベルが、ナナに鏡を向けた。
「俺も、コナンも心配で吐きそうだ。
自分の顔見てみろよ、髪振り乱して目血走らせて、本当に狂犬みたいだぞ」
年代物の鏡に手を添え、ナナは自分の顔を覗き込む。
やつれ果て、目だけがギラギラ光をたたえる顔は、そん所そこらのモンスターよりもよほど凄みがあった。
「怖い顔…」
「そんな怖い顔じゃ、みんな逃げ出すって」
冗談めかしてアベルはナナに笑いかけ、釣られてナナも目を細める。
「一人で大変だったね。
俺たち頼りないかもしれないけどさ、何でも助けになるから」
他の者ならどうとでもなるが、王子たちに気を許せば国ごと乗っ取られる、弱みは見せられない、と必死にナナは突っ張ろうとしたが、緩んだ涙腺が先に降参した。
「…父上も、母上も、兄上も、城のみんなも、私一人置いて…」
両手で顔を拭おうとしてマントがずり落ち、慌てふためいた二人はとりあえずアベルの胸を貸し、コナンが包みこむ。
女の慰め方一つわからないガキな王子たちに、ナナは笑い、それから、遠慮なく涙をこぼした。
城が落ちて以来、こぼせなかった分を全部。
- 95 名前:2投稿日:01/09/27 03:31 ID:7dLZknQ2
- 宿に戻り、ナナの魔物憑きが取れたことを告げると、宿のおばちゃんは大泣きして喜び、体を洗い終える頃には、町じゅうからお祝いが集まっていた。
瞬く間に場が整えられ、お悔やみやらお喜びやら現在の状況報告が飛び交う中、ナナはすっかり王女の顔に戻り、毅然と応対している。
すっかり蚊帳の外のアベルとカインは、一晩休んでから、宿を離れた。
「ここにいたほうがムーンペタの連中が安心するな」
「体弱ってるしね。俺んちかお前んちに連れてくのも長旅になるから」
「よろしくね」
間にもぐりこみ、勝手にナナは二人の腕を取っていた。
「…いや、さよならとかめんどくさいだろ?」
「お見送りじゃないの。一緒に行く」
「ムーンペタの連中が心配するよ」
「心配されすぎて息詰まりそう。気分転換、ね」
屈託のない笑顔に、アベルもコナンもにっこり笑い返してしまい、ナナがにんまりほくそえむ。
…ま、レベル1のナナが何とかダンジョンについて行けるようになるまで、ムーンペタにはずいぶんお世話になるのだったが。
- 96 名前:2投稿日:01/09/27 03:33 ID:7dLZknQ2
- すいません、馬鹿長くなって…エロがない(蹴)。
ごくごくごく個人的に書きたかっただけのネタです。
犬の話クリアしておかないと他を書くのに気になって気になって。
てことでサーバー資源の無駄遣いさせていただきました。
今ごろ気がついた…題名入れてない(涙)
てことで
>>88-95 ☆牝犬 でした、ごめんなさいー
- 97 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/27 04:05 ID:w/rRyVYU
- 王女が二人に気を許さない辺りに、2さんの嗜好が如実にあらわれてるなあ。
なんか、フェイバリットな長編作品群を列挙してみるつもりはありません?(笑)
というか、文章力からしてオリジナル作品も経験アリとみました。
内容もいいんじゃないでしょーか。小道具もうまくゲームとからめてありますし、使い方もうまいです。
エロくはないですけど、レート的には18禁な作品ですし。
それにしても、2さんの話って王女大忙しですねえ……たぶん、これからも(笑)
- 98 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/27 13:05 ID:ZGHftWak
- (・∀・)イイ!
- 99 名前:2投稿日:01/09/27 17:07 ID:hT2dUoDk
- >>97
ありがとうございます。朝っぱらからお世話かけました。
長編で好きなものというか好きな作家は星新一&池波正太郎でございます(笑)
んでもってオリジナルはまだ少ないしエロは初めてですが…微細同人屋です(蹴)
気を許してべったり甘えてしまったら…若い二人の性欲処理に毎夜励む羽目になるではありませんか(笑)
そんなのは一般娘でもできる役、お姫様は何があっても気丈でいるのだ!と、叱咤激励してます。
やっぱり、気丈な子が理想なんだなぁ…
王女ばっかり忙しいのも気の毒なので今度は王子達でも…
(ぱふぱふ?/いや、男にゅるにゅる…/激やだ:王子×2)
>>98
ありがとうです!
- 100 名前:2投稿日:01/09/29 20:28 ID:uWT7zaXY
- 別SSスレとは見てる人も書いてる人の数も違うから、そんなにご迷惑にはならないかと思うのですが、
やっぱり気が引けたので先にカミングアウトしときます。
自分、女です。萎えちゃったらごめんね。
- 101 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/29 20:35 ID:MRVJlgJQ
- >>2さん、最高だよあんた。
オラこのスレ好きだ。
できればバーバラ、ビアンカきぼん。
- 102 名前:VH投稿日:01/09/29 23:35 ID:a7lcgINs
- >2さん
なんか、ほぼバレバレだった気もしますが(笑)
まあ、そんな事気にする人はいないと思われます。
- 103 名前:2投稿日:01/09/30 11:30 ID:.sT430eg
- >>101さん
ありがとうございます(涙)
エロくならないよ、板違いだよと毎回思いつつ、好き勝手書いてましたが、
なんか安心しました。
5までしかやってないのでバーバラは無理っぽいですがビアンカなら…ちょっと待っててくださいね。
(…ありゃ、なかなか隙がないな、奥さん…)
>>102 VHさん
どう考えてもばれてました(笑)
ばれてるけどばれてないかもしれない、下手に口に出すと
「ネカマうざい」「801に逝け」とたたき出されるかも、とびくびく…
カミングアウトして、大丈夫だよって言ってもらって気が楽になりました、ありがとうございます!
- 104 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/09/30 15:35 ID:m7oyZvCo
- ダイの大冒険のマァムとレオナきぼんぬ。
- 105 名前:2投稿日:01/09/30 23:42 ID:Y2fWWvcI
- >>104さん
マァムとレオナですか!
×ってついてないってことは別々でいいんですよね、ってそれ以前に、今の所書いてる人がVHさんと私だけなんですが…
私の芸風でよろしいのでしょうか(笑)。
- 106 名前:俺も参加しよっかな。投稿日:01/10/01 00:08 ID:aNmnOCGQ
- 5で選んだ相手がフローラ。そのフローラを、主人公が淫乱に堕落させるという内容を構想。
希望あったら、参加したいと思います。
- 107 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/01 00:13 ID:7vTtA1.w
- 相互リンク
FF・DQ千一夜物語
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi?bbs=ff&key=991374392
http://www.alflailawalaila.f2s.com/
- 108 名前:ムーンブルク王女萌投稿日:01/10/01 00:59 ID:FFK4zJfo
- >2
貴方のムーンブルク王女話は最高ですね。
今後もどんどん作って下さい。
(別にエロくなくてもいいから)
- 109 名前:2投稿日:01/10/01 01:06 ID:ziWp88mA
- >>106さん
私ばっかりだとエロくならないんでがんばれーー
>>107さん
本家にあったのか、と、今更知りました、ありがとうございます!
(…滝の洞窟でビアンカといたそうと思ってたんだけど同じシチュエーションありますね♪)
- 110 名前:2投稿日:01/10/01 01:09 ID:ziWp88mA
- >>108さん
ありがとうございます(涙)
ちょっとだけエロ入るけどでも話も書きたいんだよぅ、と悶えたかいがありました!
なんか…気丈で可愛いんです。姫
- 111 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:01/10/01 10:46 ID:XzIiHbZQ
- >>2
はい。マァムとレオナは別でお願いします。
2さんはええ人やなぁ。
>>107
向こうはFFばっかなんだよな〜。
- 112 名前:yyyttt投稿日:01/10/01 11:04 ID:Yv4PkaKE
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- 113 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/01 19:43 ID:5SrSUdTY
- フローラは寝台の上で横たわり、身悶えていた。全裸である。
「あ、あなたぁ、ん、どうして……」
右手を秘所に当て、人差し指と薬指でドロドロに濡れた肉門を開き、中指を出し入れする。左手は形の良い右胸を揉み上げ、硬くなった乳首を人差し指で転がした。
頬を紅潮させ、いやいやという風に頭を左右に振り、荒い呼吸を繰り返す。
「あなたぁ!」
ひときわ大きな声を上げると、秘所をいじっていた右手を両腿で挟みつけ、背を反らせる。絶頂に達したのだ。
「あなた……」
脱力し、寝台に横たわるフローラの青い目から涙が溢れた。
この一週間、フローラは夫との肌の交わりをしなかった。
結婚から一月、冒険と旅の日々を過ごす中、フローラは夫から毎日のように求められた。大商人の娘として何不自由なく育った彼女は、性的な知識も乏しく、経験は全くなかった。
そんなフローラに、夫は男女の営みの快楽を教え込み、生まれて初めて経験する肉の悦びにフローラは溺れていった。
子供の頃から激しい肉体労働に従事し続け、魔物との戦闘で鍛え抜かれた夫の肉体。そして、女の体を知り尽くした技巧はフローラに狂おしい極上の快楽を与えた。
だが、この一週間、夫はフローラの肢体に全く手を振れてこなくなったのだ。
- 114 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/01 20:29 ID:FzbkSpnY
- 夫が自分と肌を合わせなくなって4日目、野宿の寝袋でフローラは夢で夫に抱かれていた。次の日の朝、下着はぐっしょりと濡れていた。夫の仲間の魔物達の視線が、自分に集中してる感じがして、落ち着かなかった。
5日目、街の宿屋の寝台で、彼女は火照った体を持てあまし、一睡もできなかった。何度も隣室の夫に「抱いて」と言いに行こうと思った。だができなかった。彼女の中のプライドの高さと教養が、はしたない行動を許さなかった。夫の振る舞いにフローラは涙で枕を濡らした。
6日目、体のうずきに我慢できなくなった彼女は、初めて自慰をした。だが、その行為は己の夫のぬくもりと感触への飢えを深めただけだった。
- 115 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/01 23:24 ID:iLjsoJzc
- 7日目の今日、彼女は再び自慰をした。その行為は空しさばかりをフローラに残した。
「どうして、どうしてなの……」
一時の紛らわしとわかっていても、体のどうしようもない火照りを鎮めるのは自慰しかない。再び手を敏感な箇所で蠢かせはじめたフローラに、扉が開く音が聞こえた。
あわてて目をやると、そこにはフローラの夫が立っていた。
「あなた……」
「ごめんね、フローラ」
身を起こすフローラに近づき、男は彼女の唇にキスをする。そのままフローラを寝台に組み伏せ、覆いかぶさっていった。
- 116 名前:VH投稿日:01/10/02 07:09 ID:CpaxssZY
- じらされる具合がいい!>113-115
FFに比べてドラクエはキャラがあまり描写されないからねえ。やっぱり書きにくいというのはあるかも。
まあ、その分、好き勝手書けるけど。
- 117 名前:2投稿日:01/10/02 15:24 ID:MYmMJOVc
- >>113-115
こちらまでじらすとは…(笑)
ちょっかい出して話がばらばらになるのも嫌なので、終わるまでお座りしてまってますね!
- 118 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/03 01:34 ID:RnzX9who
- 男の左手はフローラの張りつめた右の乳房を揉みしだき、口は左の乳首を吸い上げる。
「ん……」
フローラの胸は巨乳という程ではないが、豊かで形も良い。結婚以来の夜ごとの営みで夫に揉まれ続け、胸はより大きくなった。内心で密かに誇りに思っている胸を重点的に攻められ、フローラは肉の快楽と精神的な満足感の両方に満たされる。
豹や虎を思わせる夫の肉体に組み敷かれ、隅々まで唇と手で愛撫を施されたフローラの肉体は燃え上がっていた。そして、一週間ぶりに味わう愛しい男の感触は、どんな美酒さえも及ばない酔いを彼女に与えた。
(あなた、来て)
フローラの肉門は、奥から染み出す蜜で溢れかえっていた。あとはここに夫が剣を突き込めば、フローラの肉の飢えは癒される。己の内側を満たす夫の剣を、彼女は待ち望んだ。
「やめだ」
いきなり男はフローラの体から身を離すと、寝台から降りた。
「あ、あなた……」
悲痛な思いに貫かれ身を起こすフローラを、男は薄い笑みを浮かべて見つめる。
「そんなに入れて欲しいのか?」
あからさまな夫の問いに、フローラは顔をそむける。
「そ、そんなこと」
「フローラ、俺は君にもっと自分に正直になってほしいんだ。だから、はっきり言ってくれ。本当に止めるよ」
- 119 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/03 02:13 ID:5NTBHYYE
- 「ほ、欲しいです。あなたに入れて欲しいんです」
あさましい言葉をやっとの思いで口に出すフローラに、男はさらに追い打ちをかける。
「俺の何を、どこに欲しいんだ」
「そんなこと……い、いえません!」
「仕方ないな。じゃあ、こう言うんだ。あなたの太くて硬い剣を、淫らなフローラの奥まで突っ込んで掻き混ぜてください。お願いします。これで許してあげるよ」
フローラは、夫の口から出た言葉に頭が真っ白になった。大商人の令嬢として育ったフローラのとっては、聞くのさえ汚らわしい言葉であった。こんな言葉を夫が自分に言わせようとしている。衝撃に何も考えることができない。
「あなた、お願いだからそんな酷いことを言わせないで……」
妻の必死の哀願に、男は黙って寝台の下に脱ぎ捨てた衣服を手に取り、ゆっくりと身につけていく。
(続く)
- 120 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/03 02:40 ID:idfVtFk6
- てぃあらの、しょうせつはっけん!(やった〜)
http://www.isen.ac.jp/
すごいのが、ばらもすとのからみw
- 121 名前:2投稿日:01/10/03 02:50 ID:nC5IXJ8U
- >>120
SSの最中に宣伝入れるなぁ!ちょっと工夫したのは誉めてやるが!
ついでなので>>118-119
旦那…奴隷人生のいつそんな意地悪覚えたんですか、いつか意地悪返しをしようと心に炎を燃やしていたんですか、
なんてつっこみつつ、じらされてます。
はやくぅ(笑)
- 122 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/03 23:14 ID:kZA00ZvM
- 夫の言った言葉を紡ぎ、生殺し状態の自分にとどめを刺してほしい。
そんなあさましい言葉は言うことはできない。
フローラの心は二つに分かれる。肉の欲望と理性と羞恥心がせめぎ合う。そして、夫がゆっくりと服をまとうのを見るフローラの心での戦闘は、肉の欲望が勝利した。
「あ、あなた。言いますから、出ていかないで……」
フルーラの声に、男は顔を上げて面白そうな表情で彼女を見る。
「あなたの、ふ、太くて……硬い、剣で、淫らな……ん!」
「フローラ、もう一息」
わき起こる羞恥に言葉が出せないフローラに、夫は先を促す。
「淫ら、淫らなフローラの中に突っ込んで、か、かき混ぜてください」
「お願いします、は?」
「……お、お願いします。いやあ!」
あまりにもあさましい言葉を己が口に出したことに耐えきれず、フローラは両手で顔を覆って俯いてしまう。だが、彼女の中では不思議な感情がわき上がった。
大商人の令嬢たる自分があさましい言葉で愛する夫におねだりする。その今の状況に異様な興奮を感じたのだ。恥ずかしくて死にたいくらいなのに、肉門は蜜をあふれさせる。
(私、どうなってしまったの?)
- 123 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/03 23:54 ID:kZA00ZvM
- 男はいきなりフローラの腕を取ると、ベッドに組み敷いた。足首を掴むと、大きくフローラの足を開かせる。
「入れてあげるよ」
夫はいきなり自分の剣をフローラの肉門に刺し込んだ。あふれかえる蜜によってとろけているそこは、夫をズブズブと呑み込んでいく。
「ひあっ、ああっ!」
待ち望んでいた夫の剣を体内に感じ、フローラは背を仰け反らせる。自分の指では決して得られない体内の充実にフローラは歓喜した。もう2度と男が自分から離れないよう、夫の広い背中に手を回して抱き締める。
男は力強く、それでいて繊細で微妙な動きとリズムの変化をもってフローラを頂点へと追い上げていく。
「あ、あなた、だめなの、いいの、変なの……」
あまりの快楽に、フローラは自分で何を言っているかわからなくなっていた。夫の与えてくれる肉の悦びしか考えられない。
「あ、ああっ!」
夫が自分の中に白い欲望を放った瞬間、フローラは待ち望んでいた極彩色の頂点に到達したのだった。
- 124 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/04 01:35 ID:LoGuBjsc
- 「あなた……」
フローラは満ち足りた心地で、隣に寝る夫にささやきかける。
フローラは、夫の腕の中で何度も何度も頂点に導かれ、一週間の飢えは完全に満たされた。だが、フローラの心には夫への疑問が渦巻いていた。
「どうして、私を……」
「こうでもしなくちゃ、フローラが素直に俺を求めてこないから」
「え?」
「俺は、フローラに自分から俺を求めてきて欲しかったんだ。抱いて下さいって」
これまでフローラは夫から求められたことはあっても、自分からは求めなかった。大商人の令嬢という育ちから来る貞節さと羞恥心が、己から男を求めるという行為をさせなかったのだ。
「で、でもあんな恥ずかしいことを……」
あさましいおねだりの言葉を思い出し、フローラは真っ赤になる。
「だけど、興奮した」
図星だった。大商人の令嬢たる自分が、淫らに男を誘う。そのことは不思議な開放感と興奮を彼女に与えた。
「フローラ、君が知らないことを俺はもっと教えてあげるよ。だから、フローラも俺をもっと喜ばせてほしいんだ」
「……はい、あなた」
フローラは自分の身も心も奪い尽くした夫に、恥ずかしそうな笑みを浮かべてうなずいたのだった。
了
- 125 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/04 01:43 ID:LoGuBjsc
- 最後は駆け足になってしまいました。ごめん。
私の設定ですけど、
主人公:目の前で父を殺され、長い奴隷生活で少し性格が歪んでる。フローラを愛しているが、同時に彼女を淫らに堕落させることを楽しむ。
フローラ:主人公を健気に愛するお嬢様。身も心も主人公の虜にされ、どんどんと淫らな女に変えられていく。
です。
ビアンカ編も機会あったら書きますね(^^)
- 126 名前:名無しさん@ピンキー投稿日:01/10/04 01:51 ID:/flV49fc
- スゴクイイヨー
- 127 名前: