2013年12月8日16時14分
加藤勝信官房副長官は8日、岡山市内で講演し、6日に成立した特定秘密保護法について「ある人に『特定秘密保護』という法案の名前が良くないんじゃないかと言われた。昔『後期高齢者』という名前で大変怒られたことがあるが、言われてみるとそうかもしれない」と述べた。
加藤氏は「新聞を見ると『えっ、こんなことが(処罰の)対象になるの』というのがたくさんあるが、ほとんど対象にならない。法律によって罰せられないことが、あたかも罰せられるかのごとく流されている」とも語った。
同法は秘密の範囲があいまいで、処罰対象が広がることが懸念されているが、加藤氏は「この国を、国民を守るためにどうすべきか。知る権利とのバランスをむしろ取ろうとしている」と強調した。
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朝日新聞官邸クラブ
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