新人の施設見学でKスタ宮城を訪れた松井裕は、満面の笑みを見せた
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突然の初対面だった。楽天がドラフト指名した新人9選手が8日、Kスタ宮城でクラブハウスやグラウンド、観客席などの施設を見学。田中が登場するサプライズもあり、ドラフト1位の松井裕樹投手(18)=桐光学園=は「オーラがすごかった」と圧倒された。
新人選手らがクラブハウス内のミーティングルームで球団側の説明を受けていると、ウエートトレーニングを終えた田中が球団職員にうながされて部屋に入ってきた。付き添いの両親らも大騒ぎになる中で、「おめでとうございます。プロの世界はいろいろと大変なこともあると思いますけど頑張ってください」と伝えた。
時間にして5分程度の初接触。個人的に会話を交わすことはなかったものの、黄金ルーキーに残したインパクトは絶大だった。「体が大きくてオーラもすごかったです。入ってきたときのシルエットとか…。下半身が全然違った。威圧感がすごい」と目を丸くした。
対面後、松井裕はKスタ宮城のグラウンドに足を踏み入れ、マウンドにも上がった。「キレイな球場ですね。ここで早く活躍したい。いろいろなことがあると思いますけど、プロ野球人生が始まるな、と感じました」。後継者として期待される大物ルーキーが刺激たっぷりの1日を過ごした。 (井上学)
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