滋賀県が建設計画を決めた平成21年に、医療観察法予算が一気に約70億円増額した。
下記は、滋賀県が保管していたた資料である。
病床の目標数も増えている。
平成17年の700床が、いつのまにか720床になっていた。この目標数の謎は、もっとある。
<平成17年の厚労省の依頼文>
http://green-hill.info/2013/11/20/%e5%8e%9a%e5%8a%b4%e7%9c%81%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e6%95%b4%e5%82%99%e4%be%9d%e9%a0%bc%e6%96%87%ef%bc%8f%e8%b2%a1%e6%94%bf%e6%8e%aa%e7%bd%ae%e3%81%ae%e6%8b%a1%e5%85%85%e3%82%92%e7%a4%ba%e5%94%86/
「法に基づく手厚い専門的な医療の確保」に、増額分の約70億円が費やされている。
その中で、意味がよくわからない「指定入院医療機関の整備に伴う地域交流の促進」に12億円。
この整備費は、翌年に「地域共生事業費」の名に変わる。地元対策費だ。
<地域共生事業費について/過去投稿>
http://green-hill.info/2013/06/15/%e5%8e%9a%e5%8a%b4%e7%9c%81%e3%81%ae%e6%9c%ac%e9%9f%b3%ef%bc%81%e4%bd%8f%e6%b0%91%e5%af%be%e7%ad%96%e3%81%8c%e8%aa%b2%e9%a1%8c%e3%81%ae%e3%80%8c%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e5%85%b1%e7%94%9f%e4%ba%8b%e6%a5%ad/
厚労省が目標とした「法に基づく手厚い専門的な医療」とはどんな医療なのか。行政が好きな「専門家」の精神科医が執筆した本の中から、医療観察法の疑問点を抜粋していく。