もっちりした食感がやみつきになる大根モチ。中華料理店などで必ず注文してしまう人もいるのでは? そんな大根モチが超簡単に作れると、ネット上で話題になっている。果たして本当にモチモチしたウマい大根モチができるのか――。2ちゃんまとめブログ「お料理速報」で、ツイート数550、はてブ数620を超えた(2013年10月29日現在)人気エントリ「大根おろしでもっちもちフッワフワの大根モチ作ってる。こればっかり食べてる。ウマス。」を参考に挑戦してみた。
書き込みによると大根モチは、自炊をする人であればほとんど冷蔵庫にある材料だけで作ることができるそう。なんと、大根と片栗粉、小麦粉だけで完成である。わざわざ新たに材料をそろえる手間もかからないので、面倒くさがり屋には嬉しいレシピだ。
さっそく作ってみよう。まず、大根をおろし器でおろす。筆者は4分の1サイズの大根を120円ほどで購入。1〜2人暮らしであれば、適度な分量だと思う。すべておろしたあとは、出てきた水分を捨てる。ここで水分をしっかり切っておかないと、もちとして形がまとまらないばかりか、焼いている最中に崩れやすくなるので注意したい。
次に、水切りした大根おろしに片栗粉と小麦粉を加える。白玉粉と上新粉を使ってもOKだ。分量は「大根2分の1に対し、大さじ2〜3の片栗粉と小麦粉を加える」とあるのでそれに従ってみる。筆者の場合は大さじ1〜1.5程度といったところか。しかしそれだと、大根おろしが「びちゃびちゃ」した感覚で、なんとも心許ない。
そこで、粉の分量は気にすることなく、追加でいくらか加えてみた。結果的に片栗粉・小麦粉ともに、それぞれ大さじ3を超えるくらい、けっこう多めに使ったと思う。混ぜているうちに、しだいに大根おろしが大根おろしではなく、安定感のある「生地」のように変化していくのが分かる。あとで焼いて裏返す作業が発生するので、安定した硬さを持たせておくことが大切だ。
3つの材料をていねいに混ぜ合わせた後は、フライパンに油を引いて熱する。温まったフライパンの中に、生地を丸い形(直径5〜6センチがベスト)にして配置しよう。ハンバーグを焼くときをイメージすると分かりやすいかもしれない。中火で4〜5分じっくり焼くと、下側に焦げ目がついてくる。下側がかたくなったのを確認したら、裏返しにかかろう。
反対側も同様に中火で4〜5分焼いて、両面においしそうな焦げ目がついたら完成だ。焼いている間に作っておいた、砂糖と醤油を混ぜるだけで簡単に作れる「砂糖醤油」を添えて、盛りつければ完成。いただきます!
見た目はかなりモチっぽい。口に入れると、表面はパリッとしているのに、内側はびっくりするくらいフワフワでモチモチの食感が新鮮。「大根感」は消えて、本当のモチのようなやわらかさに驚いてしまう。いや、これが本当に大根なの? と叫びたくなるくらい。
割ってみても、大根の繊維的なものは見えず、いたって普通のモチのような断面図だ。片栗粉と小麦粉という、ふたつのまったく異なる粉を使ったことがよかったのか。簡単すぎるのに、ウマいなんて最高だ。しかも超安上がり。ごはんが進むおかずとして、皆さんも作ってみてはいかが?
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大根モチといえば中華料理の一種で、外で食べるイメージが強い。しかし、大根おろしさえあれば、自宅でも簡単に作れると知って、試してみた。
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