秘密保護法案:成立強行へ 自公与党が会期を2日間延長

毎日新聞 2013年12月06日 21時52分(最終更新 12月06日 23時10分)

衆院本会議で民主党(中央)などが反対する中、会期の2日間延長に賛成し起立する自民(手前)、維新、公明などの与野党議員ら=国会内で2013年12月6日午後6時18分、藤井太郎撮影
衆院本会議で民主党(中央)などが反対する中、会期の2日間延長に賛成し起立する自民(手前)、維新、公明などの与野党議員ら=国会内で2013年12月6日午後6時18分、藤井太郎撮影

 政府は法案成立後、内閣官房に準備室を設置し、来年12月までの施行へ向けた作業を本格化する方針だ。専門家による情報保全諮問会議を設置し、特定秘密の指定基準や秘密を扱う公務員らの「適性評価」基準を作成。政府は施行までに秘密指定を検証する情報保全監察室を内閣府に、保全監視委員会を内閣官房にそれぞれ設け、「万全の態勢」を強調するが、政府内に置かれるチェック機関が不当な秘密指定を防止できるかは不明だ。

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