マンデラ氏死去:村山元首相「残念です」
毎日新聞 2013年12月06日 12時45分(最終更新 12月06日 12時52分)
「残念ですね」。マンデラ元大統領が1995年に来日した際、首相として会談した村山富市氏(89)は、訃報を聞き、さみしそうに語った。会談で「今後も民主化への努力を支援する」と伝えると、元大統領は「感謝している」と応じたという。「おっとりとし、差別に立ち向かった闘士にはとても見えなかった」。村山氏は記憶の糸をたぐり、「人種差別の撤廃に尽くした功績は大きい」とたたえた。【水戸健一】