秘密保護法:日比谷公園で集会 日弁連会長「拙速、乱暴」

毎日新聞 2013年12月07日 01時48分(最終更新 12月07日 19時37分)

特定秘密保護法案に反対し、プラカードなどを掲げて声を上げる集会参加者ら=東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂で2013年12月6日午後6時56分、手塚耕一郎撮影
特定秘密保護法案に反対し、プラカードなどを掲げて声を上げる集会参加者ら=東京都千代田区の日比谷公園大音楽堂で2013年12月6日午後6時56分、手塚耕一郎撮影

 6日深夜、特定秘密保護法が成立した。同日午後6時半から千代田区の日比谷公園大音楽堂(野音)で開かれた反対集会には、約1万5000人(主催者発表)が参加。会場に入りきれない人が公園内にあふれた。

 「いても立ってもいられず、駆け付けた」と話した東京都荒川区の団体職員、伊藤文雄さん(61)は「(法案は)自民の公約にもなく突如出てきた。情報公開の流れにも逆行する」と疑問を投げかけた。練馬区の会社員、猿田なおさん(30)は「何が特定秘密に指定されたのか知ることもできない。気付いたら戦争ができる国になっていくようで怖い」と話した。

 ステージ上でマイクを握った海渡雄一弁護士は「法案が可決されても決してあきらめず、法律を廃止するための活動を始めよう」とあいさつ。日本弁護士連合会の山岸憲司会長は「(法案の国会審議は)あまりにも拙速、乱暴で、法律が成立した後で第三者機関を作るというのは本末転倒だ」と批判。インターネット放送局「OurPlanet−TV」の白石草(はじめ)代表は「大変厳しい情勢になっているが負けていると感じていない。本当の意味での民主主義を私たちの手で取り返そう」と呼びかけ、拍手に包まれた。

 参加者は集会後、二手に分かれ、国会に向けてデモ行進をした。【和田浩幸、戸上文恵】

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