ニュージーランドの家賃と収入の関係

久しぶりの更新になってます。
日刊ニュージーランドライフは毎日更新を掲げているので、意地でも毎日更新するんです。だけど、こちらはついつい手が回りません。
1日に2つ記事をアップするって至難の業ですね。

さてさて。
来年1月にウェリントンに行くにあたって今から「家賃は幾らくらいが良いか」とか「仕事何しようか」なんて言うことを毎日のように考えています。

そこで今回はニュージーランドの家賃と収入の関係なんて言う話を書いてみることにしました。

お給料は時給制が多い

ニュージーランドに来て6年。ずっと時給で仕事をしています。

そうなんです。ニュージーランドは、自分が知っている限りお給料は時給制のところばかりです。
月収とか年俸でもらっているってあまり聞いたことありません。

つまり働いた分だけお金はもらえるし、たくさん休んだら休んだ分だけお給料は少ないと言うことなんです。

家賃は週払い

日本の場合、家賃は1ヶ月幾らという考えたかですよね。
でも、ニュージーランドは「1週間幾ら」という考え方なんです。なので英語だと家賃のところには$300/wなどと書かれていて、これは週300ドルという意味になります。

なので日本とちょっとだけ家賃に関する考え方が変わってきます。
日本でもCMや広告で高額のものを買わせるときに1日換算にして「コーヒー1杯と同じ」とか言いますよね。それと同じで週1で考えると安く感じても月4週間とか5週間で考えると意外と高かったりするんですね。

家賃と収入の関係を計算してみる

例えばです。
新しい仕事を始めたとき、最初は最低時給の13.75ドルからスタートしたとします。ちょっと面倒なので数字を丸めて14ドルとします。

1日8時間、だけど1時間あいだに休んだとして実働7時間、それを週休2日で働いた場合のお給料は1週間で490ドルです。
4週間働くと1960ドルもらえますが、税金で2割くらい引かれるので手元には約1,570ドル残ります。

家賃250ドル/週のところに住んだ場合、4週間で家賃だけで1,000ドルかかっちゃいます。
つまり残り570ドルで食費や光熱費、移動費、インターネット代を払わないといけません。なんか思いっきり無理がありますよね。

一般的に日本だと家賃は収入の3分の1なんて言いますよね。
それに当てはめて考えた場合。1570ドルの3分の1は515ドル。週にすると128ドルの家賃が適正ってことです。週128ドルの家なんてウェリントンにはないし、あってもかなりのオンボロです。

ただ日本とニュージーランドではこの3分の1ルールは当てはまらないと思うので、気にしてもしょうがないですね。

ちなみに月にいくら手取りで欲しいか決めて、それをもらうための時給を計算してみました。

同じ労働条件で考えたとき
月に2,000ドル手取りで欲しければ時給は18ドル。
月に2,500ドル手取りで欲しければ時給は22.5ドル。
月に3,000ドル手取りで欲しければ時給は27ドルなければいけません。

もちろん最初は共働きをするとしても、子どもができたら一気に家計が圧迫されそうな気がしてなりません。

今までの住み込み生活の楽さ

ニュージーランドに来て6年。
住み込み生活で家賃とか激安、しかも光熱費とかインターネット代は全部その激安の家賃（Board）の中に含まれていました。

なので、この現実に今ちょっと目眩すら覚えています。

皆さんどういう風に生活をしているのか不思議でなりません。
まぁ、でも皆さんその金額で豪華な生活でなくても、ある程度やっていけているわけですよね？