体調悪化の教職員増える12月04日 11時29分
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宮城県が行ったアンケート調査で、県内の公立学校に勤める教職員のほぼ４人に１人が「体調がよくない」と答え、おととしの調査よりも体調が悪化したと考えている教職員が増えていることが分かりました。
このアンケート調査は、宮城県がことし６月に県内の公立学校に勤めるすべての教職員を対象に行ったもので、８５％にあたる１万６０００人余りが回答しました。
それによりますと、現在の体調について尋ねたところ「あまりよくない」が２２.８％、「悪い」が１.９％で合わせると２４.７％と、ほぼ４人に１人が体調がよくないと答えました。
これはおととし１２月の調査より３.４ポイント高く、体調がよくないと考えている教職員が増えていることが分かりました。
また、「燃え尽き症候群」と言われる仕事への意欲を失う現象について調べたところ、注意が必要な教職員が２２.７％に上りました。これについて宮城県教育委員会は「教職員の心身の不調をいち早く発見し、早期治療を促して健康維持に努めていきたい」としています。