8日に閉幕する臨時国会は、政府が新規に提出した法案23本のうち20本が成立し、成立率は87%となった。民主党政権下の2012年秋の臨時国会(50%)に比べ37ポイント上昇した。7本が成立した継続審議分を含めた成立率も87%。臨時国会では、それぞれ07年秋召集、04年秋召集の国会以来の高水準だった。
衆参で与野党の多数派が異なるねじれ解消後、初の本格的な国会で、政府・与党は国家安全保障会議(日本版NSC)設置法や産業競争力強化法など外交・安全保障や成長戦略にかかわる重要法を相次ぎ成立させた。
来年の通常国会に積み残した政府提出法案は新規・継続含め4件。中央省庁の幹部人事を一元管理するための国家公務員制度改革関連法案は自公民で修正合意したものの、採決まで至らなかった。このほか企業統治の強化策を盛り込んだ会社法改正案とテロ資金提供処罰法改正案など。条約では日トルコ原子力協定が継続審議となった。
臨時国会
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