黒田にフラれた広島「来年以降も復帰待つ」
2013年12月08日 16時00分
ヤンキースからFAとなった黒田博樹投手(38)に古巣復帰のオファーを出した広島だが願いはまたもかなわなかった。7日の早朝に本人から直接、断りの電話が入ったという。鈴木球団本部長は「本人が決めたことなので仕方がない」と肩を落とした。
今季、16年ぶりのAクラス入りを果たしたチームが来季、狙うのは、もちろん23年ぶりのリーグ制覇だ。黒田が復帰すれば大きな追い風となっていた。FAで巨人に移籍した大竹の穴を埋めても余りある戦力となったはずだ。
「しっかりとした理論を持っている選手。若手にとってもよき見本となる」(球団幹部)と、伸び悩む若ゴイの先生役としての期待もあった。球団側は史上最高額となる年俸3億円プラス出来高払いを提示するなど例年以上の本気度を見せていたが、黒田に復帰を決断させるところまではいかなかった。
松田オーナーは「帰る場所があるということをいつも伝えている」といい、来年以降も復帰を待つスタンスは変わらない。鈴木球団本部長は「(黒田に戻りたいと思わせるためにも)来季は最低でも日本シリーズには行かないといけない」と、改めてチームの奮起を促した。
【関連記事】
【新着記事】
【GⅠ競輪祭】金子貴志が寛仁親王牌に続き2個目のGⅠタイトル
福岡県北九州市小倉競輪場で開催された「第55回競輪祭」(GⅠ)は12月1日、決勝を行い、深谷知広(23)のカマシに乗った金子貴志(38)が差し切って優勝。今年は7月寛仁親王牌に続き、2個目のGⅠタイトルを手にした。
福岡県北九州市小倉競輪場で開催された「第55回競輪祭」(GⅠ)は12月1日、決勝を行い、深谷知広(23)のカマシに乗った金子貴志(38)が差し切って優勝。今年は7月寛仁親王牌に続き、2個目のGⅠタイトルを手にした。