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川内選手 福島・川内村の町おこしに12月8日 16時37分
埼玉県の公務員でマラソンランナーの川内優輝選手が名前が同じという縁で、原発事故の影響に今も苦しむ福島県川内村の町おこしイベントに参加し、村の人たちと一緒にランニングを楽しみました。
イベントは今も多くの住民が避難生活を送る川内村が村民を元気づけようと企画し、同じ名前の公務員ランナー、川内選手がゲストとして招かれました。
初めに行われたトークショーでは、ほかの選手に比べて、十分でない練習環境でもトップレベルの実力を持つ川内選手のマラソンにかける思いなどが披露されました。
このあと、住民100人余りが参加して川内選手と一緒に村役場や仮設住宅の周辺をランニングしました。
途中、川内選手は応援する住民に手を振って応えたり、息が上がってつらそうな人たちの横を走って励ましたりして、交流を深めていました。
3キロの部で川内選手と並んでトップでゴールした、中学2年生の遠藤健次さんは「川内選手の励ましがうれしかったです」と話していました。
川内選手は「村のことがずっと気になっていたので、交流ができてとてもうれしかったです」と話していました。
8日、川内選手が走った片道およそ1.5キロの村道は「川内優輝ロード」と名付けられ、村では復興に向けたシンボルとして村民に親しんでもらいたいとしています。
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