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はじめに

私達は人形に関連する商品を製作・販売の活動をしております。

2009年12月~2010年7月頃にかけて、メールやショップでの嫌がらせと
巨大掲示板2ちゃんねるや、それに関連する画像掲示板への
事実無根な内容のでっちあげ、誹謗中傷等の被害を受けました。

2010年2月に事実ではない事柄に対しての説明と
嫌がらせをした人物に対しての呼びかけを行いましたが、
誹謗中傷はエスカレートをするばかりとなってしまった為
法的措置をとり闘う事を決意いたしました。

このブログは、経過のご報告をさせていただくブログです。
(ドール業界で起きた事ではありますが、ドールの世界には
 相応しくない内容のブログですので御注意下さい)

このブログがネット被害を受けている方の、お役に少しでも立てたらと思います。

(こちらの記事は常時一番上に来るように設定しておりますので、
 日付は関係ありませんのでご了承ください)

※2012年11月3日に1本記事を更新しました※
訴訟の経過報告の続報です

※2012年10月9日に1本記事を更新しました※
提訴等の経過報告です。

※2011年12月16日に1本記事を更新しました※
書き込みをした人物についての経過報告です

※2011年11月25日に4本記事を更新しました※
1本目 嫌がらせメール、及びウェブショップへの虚偽注文について
2本目 匿名巨大掲示板に関連する画像掲示板について
3本目 2ちゃんねるへの名誉棄損・誹謗中傷の投稿について(1)
4本目 2ちゃんねるへの名誉棄損・誹謗中傷の投稿について(2)
※4本目の記事は12/4に追記をしています※

加害者情報の開示がありましたので、それぞれ掲載しています。


「金針水晶 レジンアイ」のキーワードで、誹謗中傷について調べている方は、
こちらのブログに詳細を書いてありますので、どうぞご覧ください。
検索用ワード:DOLL 金針水晶 レジンアイ ドール ウィッグ クラウン SD 黄変 ネット 嫌がらせ 2ちゃんねる 訴訟 起訴 裁判 ドールショウ dollshow I・Doll アイドール ドルミス Doll's Myth

FC2 Management

訴訟の経過報告の続報です

前回の経過報告の記事にて、2件の訴訟の終了を報告させていただき
残りの訴訟は『2ちゃんねるへの名誉棄損・誹謗中傷の投稿について(2)』
お知らせをした件のみとご報告させていただいておりましたが
この訴訟の相手から、「2ちゃんねるへの書込について真摯に謝罪する」旨の
申出がございましたので、これを受け容れ 相手方からの謝罪と解決金支払を
骨子とする和解が成立し、本件は終しました。


こちらについて、和解までの流れをご報告させていただきます。

【東京地裁での第一審】
まず、東京地裁による第一審が開かれました。
それぞれの主張は下記の通りです。

【当方の主張】
被告の行為が当方への誹謗中傷にあたる。

【被告の主張】
2ちゃんねるで被告がした書込みは当方に対してではなく、
他の2ちゃんねるで書込みをしている人物に対してだった。
当方に対しての誹謗中傷はしていない。

書込みをした人物を特定する為、個人情報の開示を求めて、
被告が契約しているプロバイダの三洋ITソリューションズ(株)に対して
以前、訴訟を行いましたが、この時、プロバイダは被告本人に対して、
書込み内容についての聞き取り調査を行ったそうです。
しかしこの聞き取り調査の際に、被告本人が当方に対しての書き込みだったと
はっきり回答しており、被告の主張とは真逆である事が判明しました。


判決ですが、正直かなり難解なものでした。
当方の主張をある程度認めながらも、曖昧な表現が多く
はっきりと判断がされたというものではなかったのですが、
「他にも書込みをしている人が多くいるので、被告だけの責任とはいえない」
という理由で、当方の訴えが棄却される事となりました。

ですが、この理由では
「個人での誹謗中傷はダメだけど、大勢でやったら仕方ない」と
受け取れてしまいます。
これが最終的な結論となってしまうのでは、誹謗中傷をした側が護られ
被害を受けた側が泣き寝入りしなければならない事になってしまいます。

それは常識的には考えられない事ですし、危険な結果であると考えた為、
再度の判断を求める為に、控訴をいたしました。

【東京高等裁判所での控訴審】
先日行われました東京高等裁判所での口頭弁論期日でも
相手方は第一審と同じく、自らの行為が名誉毀損に該当しないとの
見解を口頭で主張しました。

しかし相手方の主張に対しては、即座に裁判長から、
高等裁判所としては、必ずしもそのような見解と同様ではないとして、
むしろ相手方とは逆の(つまり名誉毀損が成立し得るとの)解釈を
採用する立場であることを明らかにしつつ、
第一審判決が高裁によって取消・変更される可能性を示唆されました。


そしてその後、裁判長から、相手側が当方に謝罪をするという形での
和解による解決が勧告されました。

高等裁判所が作成をしました和解調書により、
正式な和解が成立いたしましたが、こちらの調書には
「被控訴人(相手)は、控訴人(当方)に対し、本件記事の発信によって
控訴人に迷惑をかけた行為について真摯に謝罪する。」
と記載され、
これにより当方は正式な謝罪を受けた事になります。


相手側の個人サイト内のブログでも、この件について
事実とは大幅に異なる報告記事と、当方の屋号及び実名を掲載していましたが
2012年11月2日までに記事を削除した上で訂正文が掲載される事となっています。


和解が成立して、今後、相手の屋号や実名を記載する行為は、
双方ともに和解調書に違反する行為、誹謗中傷にあたる行為となりますので
当方も、2ちゃんねるに書込みをした人物についての
屋号(ディーラー名と実店舗名)、氏名、イニシャルを削除いたしました。



今回の一連の訴訟の、私達の元々の目的は勝つことではなく、
誹謗中傷の書き込みが決して許されるものではないという事、
たとえ匿名で書込みをしたとしても、法に触れるものは個人特定が可能で
各自のした書込みには責任があるという事を明らかにする事、
真実の追及、正式な謝罪等の誠意のある対応を求める事の為に行いました。

今回、私達は和解という道を選びましたが
「和解」と「判決」では得られるものが下記のように異なります。

【判決の場合】
名誉棄損の賠償金の支払い命令等、法的に勝つ事ができますが
相手側からの「謝罪」等の誠意ある対応を求める事ができません。

【和解の場合】
和解案によって内容は異なりますが、今回の場合は
相手側が「真摯に謝罪する」旨が裁判所作成の和解調書に記載され、
これにより相手から正式な謝罪を受けられる。


相手がした事を許す事は決してできませんが、私達が目的とする状態は
和解でこそ得られるものだと思い、この道を選びました。


これにて、ひとまずは全ての訴訟が終了した事となります。
(一部、和解内容に違反のある場合や、新たな被害を受けた場合等、
状況によって再開する可能性もあります)

今後は、終了したそれぞれの訴訟についての詳しい経過のご報告と
ネット被害者の方に情報を受け取っていただけやすいような
ブログの整理をさせていただきたいと思っています。


提訴等の経過報告です。(2012/11/1一部更新)

久しぶりの更新になります。
ご報告ができていませんでしたが、プロバイダより開示をうけた4件について
それぞれに進行をしています。

詳しい経過は、また後日改めてご報告させていただきますが
まずは簡単なご報告をさせていただきます。

(1)三洋ITソリューションズ株式会社より開示を受けました
ウィッグディーラー及び実店舗運営者の人物について


裁判は現在も継続中です。

裁判を進めていくにつれて、被告の主張に矛盾が発覚してきていますので
引き続き裁判で真実を明らかにしていきたいと思っています。

他の人物に対しての提訴については、下記に記載させていただいていますが
それぞれ終結をしていますので、継続中の訴訟はこちらのみとなります。
詳しくは、また改めてご報告させていただきます。

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(上記記事のみ2012年11月1日修正更新)
上記の記事では2ちゃんねるに書込みをした人物の
氏名、屋号(ディーラー名、実店舗名)を掲載しておりましたが
東京高等裁判所での口頭弁論にて和解が成立した為
氏名、屋号の記載を削除いたしました。
経過・詳細は後日改めてご報告させていただきます。
=========================


(2)ソネットエンタテインメント株式会社より開示を受けました人物について

こちらの人物とは話し合いを続けてまいりましたが、
被告側から裁判所を通した正式な謝罪を受けた事もあり
先月、東京地裁での口頭弁論にて和解が成立いたしました。

和解までにもいろいろなことがありましたので、経過については
改めてご報告させていただきます。

(3)NECビッグローブ株式会社より開示を受けた京都市のT氏と
株式会社ケイ・オプティコムより開示を受けた、京都市のH氏について


この二名は、当方がネット被害に遭った当時、婚姻関係にあり
加害者はこのどちらかの人物か、またはその子供である事が判明しました。

裁判は真実を明らかにして、こちらのブログで報告をしていく事を目的として
進めてきました。
こちらの人物については、詳しい報告ができるだけの真実を得る事ができ、
目的に達する事ができたと捉える事ができた為、提訴を取り下げて裁判を終結させました。

他にも取り下げ理由はあるのですが、デリケートな問題部分になってしまう為
詳しい経緯と合わせて、改めてご報告させていただきます。


書き込みをした人物についての経過報告です(2012/11/1一部更新)

ひとつ前の記事でご報告をしました件について
進展がありましたのでご報告をいたします。

2ちゃんねるに弊社に対しての誹謗中傷の書き込みをして、
三洋ITソリューションズ株式会社より情報開示を受けました
ウィッグディーラー及び実店舗の運営者である人物に対して
先週、弁護士を通して和解案の提示をいたしました。

後日この人物より、書き込みをした事を認める回答のFAXが送られてきました。
しかし、残念ながら和解には至りませんでした。

この為、裁判で解決をする事を決意いたしまして、先日提訴をいたしました。


東京地方裁判所平成23年(ワ)第39916号事件
民事44部はB係 係属



他の開示をされた加害者については、個人という事を配慮して
現段階では本名と住所の一部を伏せています。
(今後の進展状況によって、随時ご報告範囲を決めていきたいと思います)

しかし法人化はしていないものの、ウェブショップの運営統括責任者であり、
ツイッターのプロフィールで秋葉原の実店舗ドールショップの
オーナーである旨も公開している為、法人と同等の活動をしている事を踏まえて
公開範囲を決めました。


情報の公開については、弁護士と相談をして決めています。

今後は法廷で解決に向けて闘っていく事となりますが
進展がありましたら改めてご報告させていただきます。

=========================
(上記記事の一部を2012年11月1日修正更新)
こちらの記事では、加害者の屋号(ディーラー名、実店舗名)
及び実名の記載をしておりましたが、
東京高等裁判所での口頭弁論にて和解が成立した為
氏名、屋号の記載を削除いたしました。
経過・詳細は後日改めてご報告させていただきます。
=========================



2ちゃんねるへの名誉棄損・誹謗中傷の投稿について(2)(2012/11/1一部更新)

本日4本目の投稿で、前記事の続きです。

2ちゃんねるへ誹謗中傷記事を投稿した人物について
もう1名、今週に入ってから開示を受けました。

こちらは私達の知っている人物でした。


●三洋ITソリューションズ株式会社からの開示
判決(三洋ITソリューションズ)

大阪地方裁判所民事平成23年(ワ)
第232号発信者情報開示請求事件

(個人情報保護の為、一部を伏せます)
=========================
(この部分のみ2012年11月1日修正更新)
東京高等裁判所での口頭弁論にて和解が成立した為
イニシャル、居住地域の記載を削除いたしました。
経過・詳細は後日改めてご報告させていただきます。
=========================


こちらの人物ですが、ドールウィッグを中心に、ドールの服も取り扱って
ドールイベントの参加(一部のイベントでは企業ブースに出展されています)や
ウェブショップ等でディーラー活動をしている方と
住所、氏名共に完全一致をいたしました。
最近は秋葉原で実店舗も経営されているようです。

(12/4追記:この記事の投稿後、加害者運営のweb shopの
特定取引商法に基づく表記の住所が秋葉原の実店舗のものに変更されました)


この人は、私達がイベントに参加するようになったばかりの頃からの知人です。
それぞれウィッグを取り扱うようになってからは、ウィッグ製作についての話等
いろいろお話をしていた方です。
信頼できる方だと思っていましたので、開示された情報を見て驚き、
正直とてもショックを受けています。

今後は弁護士を通して、解決の道を探していく予定です。


闘いを開始してから、1年半が経過しています。
まだ闘いは続きますが、一部については書き込みをした人物にたどり着き
提訴をする事ができました。

名誉棄損、誹謗中傷の書き込みをする人は、おそらく軽い気持ちで
やったのだろうと思います。
誰かが大暴れしているのを見て、自分もやっちゃえと思ったかもしれません。
けれどそれは、相手の立場や心を傷つける事です。


誹謗中傷をした側にとっては過去の事で、平然と生活をしているのでしょうが、
された側の心の傷は簡単には癒えません。
私達も、今でも新しい商品や現在やっている事をお知らせをする時には、
不安が胸をよぎる事があります。


そして私達だけでなく、インターネットでの嫌がらせを受けた事のある方は
本当にたくさんいて、皆さん心に大きな傷が残ってしまっているんです。

それは絶対に許せない事ですし、責任を追及していくつもりです。

時間はかかってしまいますが、安心して物作りができるようになる為に
闘っていきたいと思います。
そして、ネット上の嫌がらせが少しでも減って欲しいと切に願っています。


(ここまでの記事については、弁護士さんに相談・確認をした上で記載しています)



余談ですが…
ネットでの誹謗中傷等の被害を受けた方で
このブログを検索して見に来られる方がいらっしゃると思います。

ネット上の問題は闘おうと決意をしても、相手が判明するまでが大変で
専門の知識が必要です。
私達もいろいろな方に相談をしました。
しかしネットに詳しくない方には、状況説明だけで相当な時間を要してしまい、
理解してもらった後にも解決方法の提示をしてもらえる所までは
なかなかたどり着く事ができません。

もし、弁護士さんに相談をしようという方がいらっしゃいましたら
ネット問題に詳しい弁護士さんを探して相談をした方が良いと思います。


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