2013.12.8 05:02(2/3ページ)

韓国語覚える!阪神・安藤、呉昇桓と友達になるでェ~

子供たちにピッチングを指導する阪神・安藤=岩手県・富士大学スポーツセンター(撮影・中川春佳)

子供たちにピッチングを指導する阪神・安藤=岩手県・富士大学スポーツセンター(撮影・中川春佳)【拡大】

 選手間でも韓国No.1ストッパーの入団を歓迎するムードが高まっている。ただ、最も“身近な存在”になるのが、安藤だ。呉昇桓の不安を取り除き、100%の力を発揮してもらうべく、密着指導を買って出た。

 「ブルペンでずっと一緒にいるわけですから。コミュニケーションをとっていくことが大事」

 今季は9年ぶりにリリーフに本格転向し、58試合で4勝2敗1セーブ、防御率2・28の活躍。来年も勝利の方程式の一角を任される見込みだ。それだけに、4歳年下の新助っ人と接する機会は多い。来春のキャンプをはじめ、シーズンに入ってからの練習、さらに試合中のブルペン…。日本流の調整法や打者の特徴の助言など、相談役としての期待がかかる。

 もちろん、置かれた立場をベテランもわかっている。すでに、韓国語の学習参考書を入手済み。「向こうにも日本語を覚えてもらって、自分も韓国語を教えてほしいね」と話した。虎投の中核を担う男は万全の受け入れ態勢を整えている。

 「みんなとふれあえてよかった。寒かったけど、元気があって素晴らしい野球教室になった」

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