「ミズノ ブランド アンバサダーズ ミーティング」に参加した阪神・新井貴=6日、大阪市内のホテル(撮影・山下香)【拡大】
バット製造を担当するミズノ社の名和民夫氏は「落合さんが34・5インチを使われていた」と説明。3度も三冠王に輝いた落合GMが現役時に使用していたモデルで復活をかける。
もちろん簡単には使いこなせない。重心はかなり先端部分に移る。バットが長くなる分だけ、飛距離が伸びるが、デメリットもある。名和氏は「長くなればなるほど、ジャストミートするのが難しくなる」と説明した。だが、新井は意欲的。「しっかりと下半身の力を使えないとうまく振れない、そのバットは。今のこの時期しか試せない。少しずつアジャストしていっている感じがある」と好感触を得ている。
「練習していって、自分に合った方を使うよ」
来季、チームには4番候補としてゴメスが加入する。ポジションは同じ一塁手。負けられない-、“落合バット”を使いこなし、ライバルをぶっつぶす。 (西垣戸 理大)
(紙面から)