真央「もうちょっと練習が必要かな」=フィギュア
スポーツナビ 12月7日(土)22時25分配信
フィギュアスケートのグランプリファイナル第3日が7日、福岡マリンメッセで行われ、前日のショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大学)がフリースケーティング(FS)で131.66点(技術点63.87点、演技構成点68.79点、、減点1.00点)、SPとの合計204.02点でGPファイナル2年連続4度目の優勝を飾った。
今季初めて冒頭に2本取り入れたトリプルアクセルは、1本目が転倒、2本目が両足着氷といずれも成功しなかったが、後半のジャンプ、ステップなどで盛り返したことで「自分としては立ち直れたかなと思います」と、まずは納得。しかし、「大きな転倒をしてしまうとやはり次の2本目が難しい。なかなかシミュレーションができなかったのでもうちょっと練習が必要かな」と、2週間後の全日本選手権へ向けて、さらなる努力を誓った。
以下は浅田の演技後のコメント。
■「今度はFSで目標としているものを達成できるように」
「1回目のアクセルの転倒は大きくて、体力も奪われてしまうんです。そのなかでも自分としては立ち直れたかなと思います。
(1回目失敗したあとは何を考えた?)もう1回跳べるので挑戦しようと思っていました。1発目降りたらもう1回落ち着いていこうと思っていたんですけど、大きな転倒をしてしまうとやはりなかなか次が難しいんです。シミュレーションができていない状況での挑戦だったのでもう少し練習が必要かなと思っています。
(トリプルアクセルを跳ぶ自信度はどれくらいあった?)昨日と同じような気持ちでした。そこまであるとかないとかはなくて、普通に落ち着いていました。
(今日2回挑戦したことはどんな意味を持つ?)初戦はアクセル以外で課題が残っていて、次の試合ではそれがクリアになっていきました。今回はアクセルを課題にして、次の試合でクリアにしていきたいです。
(SPのときの感触は残っている?)う〜ん、入りは自分の気持ちが前に行っていたので、良かったとは思います。これを続けていけばいずれできるんじゃないかという思いと、NHK杯が終わってからそこまで練習を積めていなかったので、もう少し早くから臨んでいれば、できたんじゃないかなとも思っています。
(演技が始まるまでの1分間を長く使っていたが)緊張は多少はしていました。ただいつもの練習のように落ち着いて、気持ちが整ってから臨もうと思っていました。
(失敗した原因は?)いまは分からないです。2本目は、1本目跳ぶよりも2本目跳ぶほうが、感覚的にはフレッシュじゃないので、難しいんですけど、なかなかシミュレーションができなかったのでもうちょっと練習が必要かなというのがいまの気持ちです。
(最後のステップは迫力があったが)全体を通して、アクセルで転倒してしまったので、体力的には厳しい状況でのスタートだったんです。そういった意味では滑れたんじゃないかなと思っています。
(全日本はどのような気持ちで臨みたい?)五輪に関係なく、この大会も臨みました。自分が目指しているものが一歩ずつできているのは確かなので、今度はFSで目標としているものを達成できるように全日本まで頑張りたいです」
最終更新:12月7日(土)22時25分
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