特定秘密保護法案反対する集会12月07日 09時43分
政府が今の国会で成立を目指す特定秘密保護法案について反対する集会が名古屋市で開かれ参加した多くの市民が法案の廃案を訴えデモ行進しました。
特定秘密保護法案に反対する集会は6日午後6時から名古屋市中区の広場で行われ、主催者の発表で市民団体や労働組合などの3000人以上が参加しました。
このなかで主催した「秘密保全法に反対する愛知の会」の中谷雄二弁護士は「問題点は『今後検討する』と先送りするばかりで、これで法案と言えるのか。民主主義や基本的人権を侵害するこのような法案を許すわけにはいかない」と訴えました。このあと参加した人たちは「法案を廃案に」「強行採決反対」などと書いたプラカードを掲げて、法案への反対を訴えて名古屋の街をデモ行進しました。参加した51歳の男性は「秘密の範囲が際限なく広がり行政機関が市民に必要な情報を開示しなくなることを危惧します」と話していました。
また33歳の女性は「何が秘密かも知ることができないこのような法案が成立するのを黙っているわけにはいきません」と話していました。