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　「ヒャッハー！」と、俊敏な動きとともに雄たけびを上げ、全国の景気回復を祈願する“梨の妖精”。親は普通の梨の木で、船橋名産の梨をＰＲするため２千年ぶりに地上に現れた。

　「当初は市役所をはじめ誰にも相手にされず、勝手にイベントに押し掛け自己アピールを続けていた」が、昨年６月に県内のベビー用品店で一日店長を務めたのをきっかけに、じわじわと人気が上昇。今年２月、テレビコマーシャルで大抜てきされてからは「異色のゆるキャラ」として一気にブレーク。テレビ番組や各地のイベントに引っ張りだこの状態だ。

　“船橋市非公認”を掲げ、現在、「ＴＯＰ　ｏｆ　ご当地キャラ」を決める「ご当地キャラ総選挙」にエントリー中。予備選挙で関東地区３位と健闘中だが、本人は「２７４（ふなっしー）位を目指すなっしー」と順位を気にしていない様子だ。

　６月の船橋市長選に向けては「キャラに理解のある人になってほしい」と切実に願う。