2012-08-31 07:58:26

レント・シーキング

テーマ:日本経済関連

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 チャンネルAJER更新しました。
【『「市場」という言葉を使ってはいけない業界①』三橋貴明 AJER2012.8.21(1)】
http://www.youtube.com/watch?v=36OTLx-sA7o
【『「市場」という言葉を使ってはいけない業界②』三橋貴明 AJER2012.8.21(2) 】
http://www.youtube.com/watch?v=3PI3ch6Nbcs
またまた異論殺到になりそうな話をしています。
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9月8日(土)15時45分-長浜市長浜商工会議所主催 講演会「『日本経済ダメ論』のウソ 」開催

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 大阪の皆様、昨日はお世話になりました。はも鍋、美味しかったです。(本当に初めて食べました)


 本日、平成24年8月31日(金)に「頑張れ日本!全国行動委員会」などが主催する尖閣上陸報告会&懇親会が開かれますが、わたくしも急遽出席させて頂くことになりました。


【東京都文京区】 8.31 「尖閣上陸報告会」&懇親パーティー (8/31)
期日:平成24年8月31日(金)
 17時00分 報告会
 18時30分 懇親会
 21時00分 終了
場所:文京区民センター 3階http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kumin_shisetsu_kumincenter.html
登壇予定:田母神俊雄、水島総、小坂英二、浅野久美、松浦芳子、三輪和雄、永山英樹、三橋貴明、小山和伸、村田春樹、三浦小太郎 ほか

会費:3,000円


 上記「8.31 「尖閣上陸報告会」&懇親パーティー」の前には、チャンネル桜「報道ワイドウィークエンド」のお仕事でございます。珍しく、水曜日、金曜日と連続してキャスターを務めています


 さて、水曜日の桜プロジェクトで以下の話をしました。


【我田引水】野田首相の延命工作と、竹中平蔵の税金回収工作[桜H24/8/29]
http://www.youtube.com/watch?v=XXTx-8tYQZ0


 上記で取り上げている竹中氏の記事は、以下になります。


慶応大学教授・竹中平蔵 「ばらまき」避けて国土を強靱に
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120829/plc12082903450003-n1.htm
 自民党が国土強靱(きょうじん)化政策を公表し、次期衆議院選挙のマニフェスト(政権公約)に含めることを決めた。次期選挙では自民党の議席増が予想されるだけに、無視できない政策になる。だが、10年で200兆円の公共事業という表現に加え、公表時期が消費税増税法案の採決とほぼ重なったこともあって「ばらまき」批判は根強い。
 ≪既存施設の活用がカギ≫
 確かに、これまで削減が続いてきた公共事業を増税に合わせて拡大させたいとの政治的意図が見える。地方にとり建設業は最大の産業の一つで、保守の重要な政治基盤だ。ばらまきを回避しつつ国土強靱化による問題提起を生かす方策として「既存ストック活用型」のインフラ整備を提唱したい。
 日本の公共事業は、バブル崩壊後の経済低迷の中で急拡大した。本来、不良債権処理を含むバランスシート調整が必要だったのに、それらを先延ばしし、短期の需要拡大策として安易に公共投資が拡大されたことは否めない。1980年代にせいぜい8兆円水準だった公共事業関係費は、98年のピーク時に14・9兆円(補正後)に達している。国内総生産(GDP)比では、日本の公的固定資本形成は90年代には6・4%と、欧米主要国の約2倍の水準となった。
 それが、小泉純一郎政権下で初年度に公共投資約10%削減、次年度以降も平均約3%の削減を続けた。民主党政権になると、「コンクリートから人へ」の掛け声の下でさらに大幅削減となり、2010年には、公的固定資本形成の対GDP比は3・2%と最盛期のほぼ半分になっている。ドイツ(1・6%)、英米両国(ともに2・5%)に比べれば依然やや高いものの、フランス(3・1%)と大差ない水準であり、1990年代の「世界的にみて高すぎる」段階は過ぎたといえる。その意味で、現時点で今後のインフラ整備と公共投資をどう進めるかビジョンを問い直すことは有意義である。(中略)
 インフラ整備で何より重要なのは既存の資本ストックを活用する工夫だ。「コンセッション」と呼ばれる方式を国土強靱化の前面に掲げるよう提唱したい。コンセッションとはインフラの所有権は国や地方が持ち、運用権は民間に売却することだ。道路、空港、水道などキャッシュフローを生むインフラの多くが対象となり得る。(中略)
 国土強靱化を真に目指すなら、「コンセッション」と一体化で進めることだ。既存の資本ストックで民間に移管できるものは移管して、そこから生じるキャッシュで必要な投資を行う-。政治が強い意志で新しい仕組みをつくって初めて、民間でも相応のインフラ・ファンドの組成が可能になる。
 財源を議論せず10年で200兆円もの公共投資を行うというのは安易だ。一方、国土強靱化を単にばらまきと批判するだけでも十分ではない。「コンセッション」を基本概念に成熟したインフラ整備論議に発展させる好機である。』


 通常の公共事業の場合、政府が建設国債(60年償還)で資金を銀行から調達し、インフラ整備により当地の経済を成長させる(地域の所得を増やす)ことで、コストをマクロ的、長期的に回収します。だからこそ、建設国債の償還期間は60年なのです。


 竹中氏方式で道路、空港、水道などを「民営化」し(但し、所有権は政府が持つ)、キャッシュフローを生み出すとは、今まで無関係だった「民間企業」を「政府」と「国民」の間に割り込ませ、これまでは存在していなかった「利益=所得」を生み出すという話になります。利益が増えると、その企業の「株主」は配当金という形で「所得」を得ることが出来ます。

 誰かの利益が生み出されたとき、反対側に必ず「損」をする人がいるわけですが、上記の場合は民間のキャッシュフローを生み出すためにインフラの利用料を支払わされる、国民になります。国民の支払った利用料は、インフラを移管された民間企業が得る「超過利潤」となります。この超過利潤のことを、経済学用語で「レント」と呼びます。


 ノーベル経済学者のジョセフ・スティグリッツ教授は、「民間企業」が「政府」と結びつき、公共財調達の「仕組み」を変え、レント(超過利潤)を得るスタイルを「レント・シーキングである」と猛烈に批判している(わたくしもしています)わけですが、竹中氏の言う「コンセッション」は、まんまレント・シーキングです。


 これまでは無関係だった公共財の調達に民間企業が割り込み、レント(超過利潤)を企業が獲得する。レントを得た企業は、そこから株主に配当金を支払う。無論、ここで言う「株主」には、「外国人投資家」「グローバル資本家」が含まれます


 上記のレントを得る仕組みを実現するため、民間企業や投資家が「御用経済学者」を活用し、政治家に圧力をかける。というよりも、政治家を洗脳してしまう
 公共財調達に民間企業を割り込ませる理由として、「民間活力の導入」だとか綺麗ごとを言う。まさしく、レント・シーキングでございます。


 公共財とは、それを利用しビジネスを展開する「民間の国民」が、有権者として民主主義に則り、整備やメンテナンスを決断しなければならないものです(だからこそ「公共」財なのです)。それを民間に移管してしまった場合、果たしてその企業は「未来永劫」適切な料金で運営をしてくれるのか? それを一体全体、誰が保証するのか? そもそも、超長期に渡って利用する公共インフラについて、本当に「民間企業」が「超長期」に渡って管理して行けるのか? 途中で民間企業が倒産してしまったら、どうするのか? 経済状況が変わったとき、民間企業が「道路使用料」「トンネル使用料」などを吊り上げることを、どのように防ぐつもりなのか?


 色々と疑問、疑念が尽きないわけでございます。


 竹中氏は記事中でメルボルン空港の例を出しているが、大失敗に終わったフィリピンの水道の民営化、マニラッドなどの事例を出さないのはなぜなのでしょうか。


 大体、竹中氏は、
「財源を議論せず10年で200兆円もの公共投資を行うというのは安易だ」
 と書いていますが、デフレに苦しむ日本の場合、議論の余地なく財源は「国債&日銀の国債買取」でしょう。竹中氏は財務省批判、消費税批判のときは「日銀の通貨発行」について口にするのに、なぜ「建設国債」という言葉を使わないのでしょうか。日銀が通貨発行するならば、何らかの債権を買い取らなければなりませんが、それが「普通に」建設国債で何が問題なのでしょうか。


 難しこと、新しいことをやるのは、余裕があるときにしましょうよ。現在の日本は「デフレ深刻化」「東北復興」「次なる大規模自然災害への備え」と、大きいものだけで三つも深刻な課題、問題を抱えているのです。しかも、これらの問題は普通に「通貨を発行し、借りて、使え」を政府が実施することで、実質的に政府の負債を増やさずに(日銀は日本政府の子会社です)解決、達成できます。何が問題なのでしょうか。


 普通のことをやればいいところに、民間企業や「投資家」を割り込ませ、事をややこしくし、誰が喜ぶのでしょうか。
 無論、外国人を含めた「投資家」は喜ぶでしょうが、要するにそういう話なのではないですか?
 


「要するに『そういう話』なのではないのか」と思われた方は、↓このリンクをクリックを!

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コメント

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32 ■ジータさん返信どうもです。

やはり、麻生太郎氏が総理に向いているということで。
政権交代前は民放がくだらないことを報道していましたね「漢字が読めない・カップラーメンの値段がわからないなど」
民主党なんて自分たちのマニフェストがわかってないじゃないですか、と突っ込みたくなります。

33 ■「コンセッション」

竹中論文の後半の「コンセッション」から、何だか分からない話になったのですが、分かりやすい三橋先生の解説のおかげで腑に落ちました。

国民から、税金と料金で二重取りし、その儲けを外国資本に献上する事だったとは、さすが郵政民営化の竹中。

さて、次期内閣の組閣予想(希望)が出てますが、

安倍さんが首相なら、財務大臣は平成の高橋是清こと麻生総理。

金融大臣は山本幸三さんがいいのでは?山本さんは白川法王に対抗する急先鋒です。コブラに対するマングースです。上念さんも大喜びのはず。

または、民間からの起用ということで、財務大臣は三橋さん、金融大臣は上念さんだと凄いです。日本大復活!

文部大臣は、稲田さんもいいけど、山谷えり子さんもいいですね。

拉致担当は、「たちあがれ」ですが、中山きょうこさん。民主党を離党するなら松原仁さんでもいいかも。

防衛大臣は、たしかに佐藤正久さんが良いのですが、当選回数や党内融和で石破さんでしょうか・・。

34 ■マニラの水道民営化の失敗


http://www.jacses.org/sdap/water/report04.html民営化後、まず行われたのは雇用削減であった。当初5400人いた職員は2000人にまで削られた。3000人あまりの職員は職を追われたり、退職制度を利用するよう強いられ、その多くがいまだに失業中である。民営化から5年後の2002年12月、マニラッドの撤退が、この民営化の失敗を決定付けた。しかしそれ以前から、いくつもの兆候が失敗を示唆していた。

水道料金の高騰
 2003年1月までに、マニラッドの水道基本料金は1立方メートルあたり21.11ペソと、当初の4倍に跳ね上がり、マニラ・ウォーターの場合は1立方メートルあたり12.21ペソと、ほぼ500%にまで上昇した。民営化後初めて料金の値上げが承認されたのは2001年の10月である。これは、1997年のアジア通貨危機によって二社が被ったペソ暴落による外国為替上の損失を埋め合わせるために損失の発生した四半期のみに適用を認められた値上げで、二回目の値上げは2002年に行われた料金の算定基準の改正によるものだった(図1、2参照)。

 MWSSの外貨建て融資の90%を引き継いだマニラッドが値上げを承認されたことは、政府がひいきにする民間企業、ロペスの救済策だとの見方が大方であった。2001年3月、マニラッドは一方的に、月々2億ペソ(US400万ドル)の委託契約金の支払いを停止し、料金値上げ後も支払いを再開しなかった。料金を上げてもマニラッドの収支は改善しなかったのである。そして、その責任はフィリピン政府が引き受けることになってしまった。つまり、MWSSの民営化で民間に委譲されたのは利潤だけで、リスクの大部分は委譲されずに政府が抱え続けていたのである。

35 ■無題

#15 夢見る親父 様

 私も、公共事業の民営化というのが、新自由主義的政策の象徴だととらえています。他の皆様も指摘されていますが、これは良し悪しがありますね。
 例えば、私の住む自治体では、清掃事業の中でも粗大ゴミや資源ごみの収集などは入札によって民間に投げられています。このおかげで、職を得て消費の輪の中に入る事ができる人が増えるので、これはこれで良い事です。
 逆に、格安の使用料の公民館、運動場や体育館、公園、市営駐車場…そういったものがさらに便利になるのかどうかに不安が残りますね。運営にかかる費用と現在の収入を天秤にかけた結果、窓口職員が愛想良くなった代わりに使用料が上がるとか稼働日や稼働時間が減るとかになっては意味がありませんから。
 私は新自由主義の理想には興味もあり、絶対普遍の危険思想とは思いませんが、いろいろな方の談話や文章に接して違和感を感じる事があります。
 それは、ちょっと言い方は下品ですが「新自由主義の崇拝者は、人間の欲望や悪意をナメているんじゃないか?」という疑問から来ています(無論、どちらも人間の、ある意味「必要な特性」ですが)。「人間 対 自然」となった場合には、自然の摂理とか物理学的法則とかにその関係がかなり制御されます。人間が自然を騙して地震を来ないようにさせることはできません。同様に自然は人間を騙して地震を突然起こすわけではありません。ただ物言わぬだけです。
 しかし、経済のように「人間 対 人間」という働きの中で「市場のダイナミズムに任せておけば最も落ち着いた状態になる」とは思えないんですね。人間と自然は「悪意を持って騙し合い」ませんが、人間同士は「悪意を持って騙し合える」ものですから。その結果が、富の偏在であり、経済的対立です。
 人間の悪意と欲望をどこかで「制御(消滅ではありません、念のため)」できるシステムがなければ、「これが自然のバランスですよ」とばかりに富を自分側に集中させて知らん顔をする勢力が、いつまでたっても人類の足を引っ張り続けるでしょう。
 少々大袈裟な事を言いましたが、マルクス主義にしても様々な現状の人間の「悪徳」については捕捉しきれなかった(あるいは、あえて捕捉しなかったのか?)わけですし、新自由主義者たちも、それとは違った意味で人間の悪徳について鈍感過ぎると思いますね。

36 ■自民党を支持してますという気持ち悪い奴らについて

民主党は自民党と同レベルだと言いたいらしいが、民主党の方が売国奴が多いから、自民党の方がマシとか書いてる奴がいてるが、要は同レベルという事だろう。

それに保守がどうたらこうたら。
本当に、ここに書き込んでる奴らは三橋氏の考えを理解してるんだろうか。

>自主独立、憲法改正、この辺りを綱領としているのであって

1955年以降、具体的にどのような政策を行ってきたのか。そんな事をやろうとしてるような気配は見えないが。

>経済政策については定めていないはずです。

経済に関して具体的な政策が無いなら、民主党と同じという事だ。


自民党というラベルを支持してるということで、新自由主義者、自由貿易信奉者と同じカルトだな。

37 ■麻生閣下復活希望!


> orientaldove さん

あの時の報道はとにかく酷いものでした・・・。
閣下は基本的に失策・失政をしていないんですよね。多少の失言やどうでもいい粗探しをされ、カスゴミが大衆のB層に、「麻生はダメ人間」という印象を刷り込み、それに流された愚民が民主党に入れまくった訳です。

> 親日日本人さん

安倍さんが総裁になったら、是非麻生閣下を起用して欲しいですね。金融は上念さん、なかなかに良案だと思います。

肝心の外務大臣ですが、これも麻生閣下が最適だと思う訳ですが、領土問題との絡みだと、シンディー(新藤さん)も良さそうですね。

まあ自民は人材が豊富ですよ。早く政治を安定させるためにも、復権させないといけませんね。

38 ■コンセッション?

ある企業が本社ビルを子会社に売りつけて、60年契約で家賃を払うことにした。そうするとバランスシートのケツの数字が小さくなるので見かけの自己資本比率や総資本利益率が改善する。しかし実態は親の借金を子にトバしただけ。

政府が国会議事堂を、竹中教授のお友達のハゲタカファンドに売り飛ばして、60年契約で家賃を払うことにし、売却代金で公共事業をやれば、アーラ不思議!国債残高を増やさずにすむ。
しかしこれだと誰が儲かり、誰が損するかは小学生でも分かる。この案却下。
それなら政府は国会議事堂を子会社の日銀に売りつければ、みすみすハゲタカを儲けさせないですむ。しかしこれも、親の借金を子にトバしただけ。

良く考えたら、建設国債を刷って、子会社の日銀に売りつけ、60年償還をすれば同じこと。
竹中教授の魂胆見え見え。

39 ■もう総選挙後の組閣の話しに移ってますね。

皆さんの意見と大してかわりませんが、個人的には安倍さんと麻生さん(総理と財務大臣)が言いように思いますが・・・。

それはさて置き、中韓との軋轢、中国の若者の間でGDP第二位の経済大国にのぼせているようです。韓国もそうですが・・衰退する日本云々と舐めた態度に出てます。
兎も角、こうしたならず者国家に甘い顔をして来た日本の政府、 衣食足りて礼節とは逆の方向に進んでます。 舐められぱなっしです。
新政府誕生の暁には、国軍の誕生と兵力の充実、インフラの整備、復興、列島の強靭化に舵を切ってもらいたいものです。
丹羽大使を襲撃した犯人は逮捕しないようです・・、こんなならず者国家と友好的になる必要はないでしょう。 アメリカとガッチリと手を組むが必要です。アメリカにもメリットあり、日本にもメリットがある二国が今以上に力を合わせることが必要だと思います。 まあ、中韓も来年当りは国が亡くなるかも分かりませんが・・日本は日本のスタンスを明確に発信する時がきました。

ここに居る皆さんの力で日本の舵取りをしていきましょう。 段々と国民の意識が変ってきてます。 これからは加速度的に私達の意志が拡大すると思います。 

40 ■昨日の…

私の稚拙なコメントに反応して頂いた方々
誠にありがとう御座います m(_ _)m

本日のブログ主様の記事ですが…
竹中平蔵 大っ嫌いな奴ですね
大前研一と合わせて、日本経済を駄目にした
最低の屑野郎共
A級戦犯とは、此奴らにこそ相応しい言葉だと
思っておりますです (^_^;)

国民的には、人気だった「小泉総理」
郵政民営化の是非と合わせて
竹中と共謀して日本経済を沈没させた事
その責任は重大だと思います

国民的人気といえば、「橋下市長」様
「あの」マスゴミが持ち上げる人に碌な者が居なかったというのは、
一つの経験則でしょうねぇ…
(^_^;)オマエハ オオサカノ ドブサライダケ シトケバヨイノニ
尖閣諸島の大阪市議会の宣言に反対しておいて
一体何を東京都知事と話して居たのやら…
正しく理解不能な方ですねぇホント

昨日のコメントにありましたが
「責任」と「批判」は全く違いますので
納得いかない事については
自民党を批判し、指導する事は全く問題が無いと思いますよ (^_^)/
むしろ、ケツを蹴っ飛ばしてやって下さい


確かに普通の人は、生活に追われ (^_^;)ウッ
情報収集として、テレビ、新聞が中心で
中々ここに来られている人の様に
自ら事実を確認する事は難しいかと思います

しかし、被害を被るのは、「自分」であり「家族」なんですよ
忙しくて知らなかった…なんて事は何の免罪符にもなりませんし、屁の突っ張りにさえなりませぬ

それが「責任」ってものです

41 ■三橋先生へ質問です。

最近、よく考えるのですが・・・
仕事を失った人には、生活保護を与えるよりも仕事を与える方が良い。そのための公共事業をしましょう!って考えが基本的な不景気対策になるんですかね?

今の日本みたいにデフレ真っ只中で失業率が高ければ当然必要ですが、
失業率が高くてインフレになっている状態とかでも素直に公共事業で雇用対策すべきなのかな~?と。

素人ながら疑問であり考え込んでいます。
その時の経済状況に応じて、使う経済政策というツールも変化すると思うのですが・・・
実際インフレでも失業率が高い場合などは、基本的には雇用対策のために公共事業という考えでも良いのでしょうか?

三橋先生の見解を伺いたいです。

42 ■世の中には…

努力しても、成果が全く出ない事が多々あります
というか、殆どその通りでしょう

でも、
努力すれば結果が出る事が
2つだけ有るんですよ

一つは、学業
学校の勉強は、本人が努力すればする程
結果が出てきます (^_^;)ワタシハ エーートォ アノォー
還って、学業優秀な人程、社会に出て
壁にぶち当たって砕ける事が多い様な気がする位に…

そして二つ目が
選挙候補者及び政党の選考
これは、モロ、自分の生活に反映します
ここで手を抜かなければ、後の生活が非常に楽に為る訳です
私の大嫌いな、特亜、同和関係者ですが
此奴らに見習う所があるとすれば、ここでしょうね
特亜、同和関係の、政党への食い込み、侵入、献金の努力は並大抵ではありません
彼らは、10の努力が、1000の結果と成って還って来る事を良くしっている訳です

身近な例では、
民団の支持を受けてる「民主党」の行動ですね
もう、韓国、大バンザイ!
汚染食品も何の其の、
犯罪者の入管もフリーパス!
日本人の生活知るか、韓国支援大盤振る舞い
おまけに、選挙権まであげようってなモンです

みんなに言う訳です
最低でも、選挙に行けよ
出来れば、政治献金しろよ
更には、支援政党に熱心に意見を入れろよ

其れを怠ってきた結果が、今の状態な訳ですね
どの政党も、票を入れてくれる人を大切にします
熱心に投票する老人に厚く、票を入れない若者にキツイのは当たり前です
自民党の言う消費税も、結局は(老人達の)社会福祉の財源でしょ (^_^;)

それも、これも、「責任」なんですね

43 ■>#35

>読み人知らず  さん

レスありがとう御座います。そうなんです、私も競争原理を否定はしませんが、日本では新自由主義と言ったイデオロギーを掲げるほどの問題でもないと思うのです。
外国で勉強すると、周りの連中(アメリカ人以外)とも議論しますからね。すると、何となく国際感覚を持った様な意識になるんです。

アメリカに住んでますと、移民が多く、今や特定出来ないほど世界中からアメリカに来てます。
ご存知の様にアメリカの建国からして移民をベースにした国家です。これは想像以上にイデオロギーが必要なんです。 言語、倫理観、社会通念、生活様式、こうした違いを抱えた移民でアメリカが成り立っているんです。

法律を共有することで、秩序がいじされているんです。そこには伝統とか、長い歴史の中で培われた生活習慣はありません。 個人が許せる範囲で豊かになることだけです。

日本は仰るように町内会の交流なり、地域の一員として互いに協力することが自然だと考えます。そして循環していきます。

アメリカの社会はお金を求めて常に移動する社会です。中韓含めた欧米の論理は搾取です。
利益を生むところに人が集まり、資源を食い尽くしていきます。そこには弱肉強食の論理が存在します。 食い尽くすと他に移って行きます。この繰り返しです。 植林と言った様な自然を再生するような発想は乏しいです。まあ、今では絶滅の危機に晒されてる動植物を保護したりしますが。サイクルとしての考えは乏しいです。
ですから、新自由主義とかが生まれ易い国柄なんです。 よくアメリカを観察するとそうした側面に気付きます。 効率、有益とかの言葉が好きなんです。 

44 ■>#35

・・・続き

余談話ですが、こちらは夏でもセミの声はありません。 蚊もいますがほとんど見ません。ゴキブリも居ません。ミツバチも見かけません。蝶もほとんど見かけません。 蛙も少ないです。
川で魚を見ることは少ないです。特別な渓流に行かないと鱒類は見ないです。
アメリカは一見広大で自然が豊富に残されていると思いがちですが、動植物の種類は日本より少ないと思います。

リサイクルを勧めたり、廃品回収や、古着の再利用や援助などの活動はあります。 何となく日本とは流儀がちがいますが。
気になるのは、簡単にゴーストタウン化する感じなんです。これは廃坑になった金鉱だけでなく、古い町をすてて、近くの新しい土地に住宅を作るんです。これはビジネス的な側面が強くなっているからでしょうね。つまり、簡単に住み替えるメンタリティーがあると言うことです。
日本は効率だけでは動かない、社会制度や生活観が違います。 机上では新自由主義が理解できても、現実は別物です。

イデオロギーは日本には似合わないと思います。 本題からずれたかも知れません。

45 ■僭越ながら

> カール・ヴィンソン さん

生活保護や子供手当てなどは、直接給付になりますので、貯蓄に回ってしまう事になります。特にデフレ期では貯蓄に回る割合が大きくなるでしょう。

一方、公共事業は雇用を創出します。さらに事業に必要な資材も消費されます。そして雇用を得るということは収入を得るという事ですから、税金を払うことになります。そして生活の為に消費が生まれます。

さて、どちらが人・物・金が回る投資になるでしょう?

そして、インフレであろうと、人命・国土を守る為には、震災、台風、洪水、などの対策に投資するのは必要な事です。当然、インフラの更新もこれに該当します。

最後に、仰るとおり、インフレの時には歳出削減、増税、金融引き締めなど、景気を冷やす対策が必要になります。

それをデフレ期の冷え切った状態でやり続けているのが今日の日本経済なのです・・・。

46 ■生活保護の政策的なプラスマイナス勘定(感情?)

> カール・ヴィンソン 様
> ジータ 様

横の横からで申し訳ありません。

カール・ヴィンソン 様の疑問は良くわかります。インフレで失業率が高い状況と言うのは、需要が伸びてのインフレではなく、需要以上に供給が落ち込んで起こる悪性インフレだろうと思います。

この場合の供給の減退理由が何かが問題です。人件費が高すぎて海外製品に負け、供給しても売れないという状況であるのなら、無理やり雇用をすると、全体の人件費が上がるため更なる供給の低下に繋がることでしょう。

そう考えたなら、政府による雇用対策は無意味ですから、政府は円安誘導と最低賃金を下げるなどの対策が必要でしょう。

また、生活保護の場合は所得移転系の中では比較的100%に近い金額が使われますから公共工事に比べて経済的に効率が悪いということはありません。ただ、公共事業の場合は、それに付随して近隣の町が開けたりという民間投資を呼び込む場合がありますが、それはありません。

また、モラルハザードと言う経済面ではない政策的な課題もあります。働かない者への所得移転は、日本国内へのモラルハザードを引き起こす場合があります。これはワーキングプアなどという言葉が生まれてきたことが良い例です。生活保護があるから安心して働けるという意識の人が、生活保護の方が良い暮らしをしているんだから働くのが馬鹿馬鹿しいと思う人より多ければ、政策的にはプラスですが、現状ではマイナスだろうと思います。

色々と、捏ね繰りまわしていますが、つまるところカール・ヴィンソン 様の仰る通り、ケースバイケースが正解だと思います。

47 ■大竹氏

タックルでの大竹氏、ひどかったですが、この動画の中で、「図で説明してほしい」というセリフが。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm18759083

そんで、「この番組に出そう」みたいな話していたので、ほんとに三橋さん得意の図を使って説明して差し上げたらどうでしょうか?

タックルのレギュラーで味方が増えたら、おいしいんじゃないですか?

48 ■マクロ経済は一呼吸おかないと理解できない

マクロの常識はミクロと違います。
一呼吸おかないと理解できません。
しかし誰でも理解できます。

車がスリップしたら
ブレーキを離して
アクセルを踏む。

しかし本能はブレーキを踏みたがります。
本能と逆のことをやらないと正しい結果が得られません。
「借金」を減らすには「借金」を増やす必要がある。
直感的には分かりにくいですが説明すれば誰でも分かります。

○スリップしたら加速する。→グリップが増してスリップが止まる。

×スリップしたら制動する。→グリップが失われスリップがひどくなる。

財政に置き換えればこう。

○借金が増えたら歳出を増やす。→税収が増えて財政が健全化する。

×借金が増えたら歳出を減らす。→税収が減って財政が悪化する。

車は急に止まれない。国も急に止まれない。
正しい運転を覚えましょう。

49 ■需要と供給のバランス


> secretary-of-japan さん

ああ、生活保護は使いきらないと貰えないんでしたっけ?それだけ消費性向が高いなら、あの吉本芸人のように悪用する輩がいないなら、セーフティネットとして効果的でしょうね。

しかしながら、仰るように経済波及効果、勤労の義務、納税の義務、これらの観点から、雇用を創出する政府調達をすべきですね。

国内に金を落とし、国内に仕事を創り、国内で消費を回す。この方向に一日も早く方針転換を・・・。

そしてインフレ+失業率増加については、仰るように供給促進策を実施すべきでしょうね。

> 保守@沖縄さん

タックルについては、簡潔に説明する事より、三橋先生の露出を増やす機会として考えたほうが宜しいかと。あんな学級崩壊状態では、中野剛志さんでも呼んでこない限り、誰も話を聞きませんよw

50 ■無題

民営化して良いものは、

「毎日の生活に必要ではなく、利用する人、職種、機会が限られているもの」

ですかね。

例えば自分は、連絡や緊急の時にしか電話はしません。

電車を利用する時は博多とか熊本とか、自分が運転して目的地に到達できる範囲以上の時にしか使いません。

高速道路は1回も使ったことがありません。

空港も1回も乗ったことがありません(1回乗ってみたいなあ)

対して、水道・ガス・電気・道路は、

「毎日の生活に絶対に必要であり、人、機会、職種に限らず毎日利用するライフライン」

です。

水道はウーロン茶などを作るため、洗顔、風呂、洗濯、トイレの流し水。

ガスは炊事、電気は灯り、道路は働きに、買出しなどに。

こういう、どんな人も職種の人も毎日の生活に絶対に必要なインフラが、民営化してはいけないものでしょうね。


よく考えたら電車も毎日必要ですね、都市部の人とか。

特に地下鉄は絶対に必要ですしね。

これもライフラインかな?

51 ■>大阪の皆様、昨日はお世話になりました。

ビデオアップして頂けたらいいんですが。

詳細、書き込み期待してます。

52 ■無題

ちなみにこういう本があります。紹介しておきます。

「高速道路なぜ料金を払うのか
高速道路問題を正しく理解する 

宮川 公男 著   出版社 東洋経済新報社」
http://www.junkudo.co.jp/detail.jsp?ID=0112821609

53 ■>レント・シーキング 国語辞書の検索結果 - 大辞泉

【rent seeking】

企業が政府官庁に働きかけて法制度や政策を変更させ、利益を得ようとする活動。自らに都合がよくなるよう、規制を設定、または解除させることで、超過利潤(レント)を得ようという活動のこと。

Feペディア

準地代(英: Rent seeking)とは、経済学における公共選択論における概念の一つで、「特殊利益追求論」とも呼ばれる。企業がレント(参入が規制されることによって生じる独占利益や、寡占による超過利益)を獲得・維持するために行うロビー活動等を指す。これによる支出は生産とは結びつかないため、社会的には資源の浪費と見なされる。

超過利潤の意味も調べたら、よけいややこしくて頭が混乱しました。

普通一般人には理解できないですよ。

54 ■訂正

越後谷→越後屋でした。m(_ _ )m

55 ■アメリカとの友好関係

> 夢見る親父さん

>>
アメリカにもメリットあり、日本にもメリットがある二国が今以上に力を合わせることが必要だと思います。
<<

私はTPP自体には反対なんですが、この意見には賛同します。
GDP比に占める内需の割合が90%を超えていて、内需主導型の経済という意味では、経済面でもうまく連携出来るはずなんです。

そういう意味では、アメリカ国民にとっても、TPPなんてメリットは殆どないでしょう。オバマの輸出倍増戦略にしても、GDPと内需依存度が世界一位の国にとって、大した効果があるとは思えません。

そういう意味では、内需依存率のトップ同士、経済政策も似てくるはずで、国防も含めて日米の連携は強固にすべきと考えています。

アメリカ世論でTPPに関心が無いのは、一部の投資家が儲かる為の仕組みだからというのもあるでしょう。単に情報が発信されてないだけかもしれませんがw

とにかくシナ朝鮮にとって、日米の連携が一番脅威なはずで、そのためにも日本は自主独立し、お互いに認め合える国際関係を構築すべきと考えています。

56 ■40兆円の埋蔵金

南関東ガス田には4千億立方メートルの天然ガスが存在します。東京ガスは天然ガスを一立方200円くらいで一般家庭に販売しています。一立方100円で計算しても40兆円のお宝。水溶性のガスで純度99%のメタンガスなので精製が不要なほどの高品位の資源です。地下水もいっしょにくみ上げてしまい地盤沈下の原因になるという理由で厳しく採掘が制限されてきました。ところが現在の技術を使えば水からガスだけを透過させて分離させることが可能なのです。いくらガスを採掘しても地盤沈下が起きない技術が存在するにもかかわらず、採掘が制限され続けている現況は非常に不可解です。

57 ■レントシーキング

公共事業は本来、収益や採算を求めるものではありません。
道路・橋・トンネル・港湾設備・空港・堤防・・・など国民の利便性・安全・経済発展の為に、国費・公的資金を投じて建設してきました。
道路で言えば、国道・県道・市町村道と橋梁・トンネル・・・に何百兆円も投じられて来ましたが、使用料は無論無料です。
メインテナンスだけ国や自治体が行っていますが何の問題もありません。
経済発展と利便性を急いだため最初の高速道路・名神・東名高速道路建設の為に、世界銀行から資金を借り入れました。日本国内に資金が無く、この道路の建設を急ぐ為の建設国債を世界銀行に買ってもらうしか術がなかったからです。
高速が有料になったのは世界銀行に借金を返すためです。

公共投資は国民と政府が利便性・安全・経済発展の為の必要度に応じて建設国債で建設すべきで利用は無料にし収益や採算を目的にしてはなりません。

竹中氏の言うコンセッション(インフラの所有権は国や地方が持ち、運用権は民間に売却)は米欧途上国で国際資本が新しくて古いビジネスモデルとして力を入れています。

コンセッションでは政商が暗躍します。

電電公社の電話回線独占権を分割しオーナー企業京セラ(第二電電・AU)の稲盛氏とオーナー企業ソフトバンク孫氏に委ねました。

お蔭で莫大な金を差配できる稲盛氏は政権与党民主党のオーナー気取りです。

孫氏は政府が5兆円も注込んだ日債銀を二束三文で譲り受け、リップウッドに1011億円で売り抜けました。
今は政府が決めた買取価格41円/KW時(現行の発電原価6~10円/KW時)の太陽光発電で脚光を浴びています。

国鉄は確かにJRに民営化し成功していますが、オーナー企業や外資の傘下にはなっていません。
半官半民の公営企業であり、でトップの任期もあり、万年オーナーはいません。

竹中氏の記事は注意深く読まないと保険会社の付帯事項のように巧妙な仕掛けが潜んでいるように思えてなりません。

58 ■無題

>wak**755さん

良い情報ありがとうございます。

孫正義氏のお話と、世直し大工さんの太陽光発電のお話を組み合わせると、色々何か見えてくるかもしれません。

59 ■Rent seeking

A simple definition of rent seeking is spending resources in order to gain by increasing one's share of existing wealth, instead of trying to create wealth. The net effect of rent-seeking is to reduce total social wealth, because resources are spent and no new wealth is created. It is important to distinguish rent-seeking from profit-seeking. Profit-seeking is the creation of wealth, while rent-seeking is the use of social institutions such as the power of government to redistribute wealth among different groups without creating new wealth.[1]
レント・シーキングの簡単な定義は価値を新たに生み出す代わりに、既存の資産(価値)を分割することによって得る資源の活用。レント・シーキングの実質的効果(基本の目的)は全体の社会の富を(社会資本)を軽減(平準化)することである。 なぜなら、資源は使われるが、新しい価値を造り出すものでないから。レント・シーキングとプロフィット・シーキングとは区別しすることが重要である。プロフィット・シーキングは価値を生み出す(造り出す)ものであるが、一方レント・シーキングは社会基盤(公共施設)を使うことである。
新しい価値を作り出すのではなく、異なるグループ間で価値(富)を再分配するための使用である。

簡単ですが、Rent seeking (分割賃貸型)、Profit seeking(収益追求型) の方がわかりやすような?
間違っているようでしたら指摘ください。
........................................................................

早く言えば、公共施設等の国の富(社会資本)を民間の参入によって分割運営するもので、新たに利益求めるような利益追求型ではない、

これは一部であって、実際の運営や手法にはより専門的なものになっていくとは思いますが。

60 ■安倍さん、麻生さん支持。

 私は 阿部さん、麻生さん支持です。

 石破さんは ちょっと 今の日本を変えるには弱いと思う。
 もちろん 谷垣さんよりはいいのでろうけど。。

 経済では デフレ脱却。 教育の立て直し。

 自主憲法の制定。

 こう言った事が必要です。 安倍さんのほうが石破さんより より強力に推進できると思います。

61 ■>>41 高インフレ+高失業率

カール・ヴィンソン氏へ

>その時の経済状況に応じて、使う経済政策というツールも変化すると思うのですが・・・

おっしゃられている通り、状況に応じてツールは変化させるべきだと思います。

>実際インフレでも失業率が高い場合などは、基本的には雇用対策のために公共事業という考えでも良いのでしょうか?

基本的には有効需要の創出(公共投資)で良いと思います。
ただ高インフレ率の問題が併発している状況では、国債発行や中央銀行の通貨発行は避けたいため
増税やムダの削減が財源としては有効だと思います。

62 ■>60

>石破さんは ちょっと 今の日本を変えるには弱いと思う。

いささか異論があります。
日本は当面現在のあり方を変える必要はないと考えています。
日本に今必要なことは景気回復すなわち経済を成長過程に戻すことです。
日本が成長を取り戻せば変革に必要な原資は自動的に整うので、自然と変わっていきます。

日本を変えるために必要なことは、まず国民を今より豊かにする景気回復であり、それが一番の優先課題です。

石破氏に日本を変える力があったとしても、国民を豊かにすることが出来なければ、言い方は悪いが唯の木偶の坊です。

もし、石破氏を支持するならそのことを彼に理解してもらうことがまずやるべきことかと思う次第です。

63 ■無題

新しい総裁は「デフレ脱却」、「脱原発阻止」の志を目指す人がならないといけない!と私は思います。

安倍さんがどういう態度を取るのか現時点では分かりませんが、
安倍総理、麻生財務大臣、三橋経産大臣(エネルギー政策は経産大臣で決まる)を支持します。
あと藤井教授には国交大臣!というのはどう?

64 ■竹中氏のこのアイディアは

 要するに、税金を一企業の市場独占のために使えと言うことでしょ?
竹中氏は、その裏でこの仕組みの提言者としてバックマージンでも貰うつもりですかね?

65 ■たぬき さん

>石破さんは ちょっと 今の日本を変えるには弱いと思う。
 もちろん 谷垣さんよりはいいのでろうけど。。


同感です。農政や軍事とかは良いとしても、経済は全く駄目ですからね。唯一の経済が駄目なので、おそらくとりえが無いと思われる谷垣氏よりはましではあると思いますが、どうも彼は補佐役の方が能力を発揮できるのではないだろうか?と勝手に思っています。

66 ■スタグフレーション

インフレの場合は減税、規制緩和でしょう。
所得税法人税は減税で貯蓄増加により投資の拡大供給力の強化小さな政府でしょう。
デフレは累進課税の強化法人税は増税でしょう。
大きな政府でデフレの場合は所得の平等化をするべき。インフレは真逆消費税は逆進性が高いのでデフレは0%が正解。

67 ■日本は今年、90%の確率で財政破綻します!

 みなさん。日本は今年で財政破綻するみたいですよ!

http://keizaiclub.com/tag/%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%B5%8C%E6%B8%88qa/

68 ■無題

復興財源に縛りを掛けたのが石破だからね
財源を示せとか言って

関東大震災の復興財源が外債だった歴史を考えれば内国債で賄える現在はとても楽な状況だよ

それも無視して消費税で復興を縛るなんて鬼だろう

被災地を見捨てたのは財務省だけど、協力者は野田、石破
表面に出ているのは、裏にはもっと大勢いるだろうけど

69 ■超過利潤の弊害

要するに『お金が動かなくなる』って事なんでしょうね。
ぶっちゃた話、政府の仕事は『お金を動かす』のが仕事で、そのための原資が税金であろうが問題あるか?と。
それが問題になるのは『お金が動きすぎる(バブル)』か『お金が動きすぎない(デフレ)』のどっちか。
それを場合分けした上でモノを言え、と。

70 ■石破氏

石破氏を推す声が出てくることが信じられない。
財政均衡原理主義者ですよ。この方。
それともいつ棄教でもされたのですか。
信仰を改宗しない限り推すことは考えられませんね。

71 ■>67

のっけから破綻の根拠が「感」って…。

「三橋理論ガー」とか言い出すわ、話にならないですね。話の中身がなさすぎる。

72 ■政治に翻弄される浜岡原発

今日の記事とはスレ違いかもですが、先日の三橋さんの取材に追随する感じの記事がありました。

「政治に翻弄される浜岡原発-中部電力の安全対策工事を訪ねる -」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120831-00000302-agora-pol

↑からの引用ですが、

「公(おおやけ)と私(わたくし)の利益を両立させる」--。日本社会には、こうした健全な労働観がある。(引用終わり)

この感覚には本当に共感を覚えます。彼らの努力が報われ、日本のエネルギーの強靭化が一歩進むことを願います。

73 ■竹中平蔵さんつながりで

>http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120831/wec12083118100006-n1.htm

竹中平蔵さん、維新の会の橋本さんをべた褒め。
「橋本人気は革命」とか言っちゃってるみたいです。
ちなみに維新の会の大口後援者に

マルハン、ソフトバンク、パソナ

が名を連ねているようです。
>http://www.news-postseven.com/archives/20120827_139334.html
ちなみにパソナの会長は竹中平蔵さんです。

維新の会の本質が見えてきますね。マスコミがこぞってよいしょするわけです。

保守を装ってるけど、実態は・・・?

74 ■横文字バカ

竹中氏、また変な横文字出してきましたね。
だいたい民間で運用する意義や必要性や、
とにかく理由なんにも書いてないから、何がしたいのか意味不明。

また、孫正義が儲かる話かな?

と思っていたら、>73さんのコメント。

ふ~。群がってきた。

75 ■無題

>莫大な金を差配できる稲盛氏は政権与党民主党のオーナー気取りです。

んーー稲森さんって、今、経営の神様って感じになりつつあるんでは、???有名経営者って民主党の政策支持なんですかね???

76 ■怒り

先ほど日本の株式や為替をみていると、アメリカの株式は伸びているのに、日本は9000円を割り込んで、円高に進んでます。
こうなることは判っているの何だ抜本的な道筋が立てられない・・挙句に日本のシャープを筆頭にソニーやパナの赤字決算、企業がどんなに頑張ってもこの為替で競争力を失ってます。
日銀にしろ、財務省にしろ、肝腎の政府は何処を向いて舵を取っているのか・・・怒り心頭です。
企業も企業です、大声を張り上げて異常な円高を訴えるべきでしょう。
それは為替の介入ではなく、内需の拡大向けた予算の拡大でしょう。 三橋氏が訴えている、「財政出動+金融緩和」でしょう。 やるべき公共投資(インフラ整備)、防衛予算の拡大、列島の強靭化、 国家の骨格を建て直すことと円安に舵を切ること、この二つの事が同時にできることが理解できないのか? 民主党をぶっ潰すことが優先順位No.1だと思いますが・・・。 何か・情けなくてカリカリ来ますね。 大きなウネリを作りましょう。 

77 ■相乗り、許せません

竹中氏の国土強靭化への提案は胡散臭い。

藤井教授による日本と日本国民の明るい未来のための、練りに練られた施策を基にしているものなのに、横からヒョイと相乗りしてきて、何やら耳慣れない「コンセッション」などという言葉を持ち出して、最もらしくのたまうとは、イヤラシイ。外国の投資家やら金融ファンドに頼まなくとも、普通に建設国債で60年償還で国内の公共投資を行えばいいのでは。何の問題もないと思います。

アメリカも州によっては民営化した高速道路で料金が上がり、利用者の負担が増したり、刑務所まで民営化されたところもあるとか・・。大丈夫?・・

日経のニュース番組などで、東大卒、MITでMBAを取得した、能面のような顔をした経済アナリス
トが、グローバル企業の代弁者のような意見をドヤ顔でコメントしたりするのを見ると、エイリアンを見ているような気持ちになります。
藤井教授やスティグリッツ教授には、人間の血が通っていますね。

78 ■無題

「レント・シーキング」ですか・・・。
ちょっと調べてみたのですが、一言で言うと「社会資本からの簒奪」ですね。本来ならそれを使うみんながお金を出し合って維持すべきものを、わざわざ民間企業を噛ませて商売に仕立て上げてしまう、と。こんなことを考えつく奴ってぇのは脳ミソがナニモノかにFuckされたんでしょうね。
社会インフラっつったら本当に自己犠牲的な貢献があってこそ保たれるものです。撤退は許されません。それを「民間に」なんてのは、馬鹿か間抜けか足りない君の安易な(或いは何かしらのキックバックが約束されている)話でしかありませんね。

79 ■mangetsu さん

コンセション(Concession)、正に仰るように横文字使えばアカデミックなイメージに繋がり・・です。

>アメリカも州によっては民営化した高速道路で料金が上がり、利用者の負担が増したり、刑務所まで民営化されたところもあるとか・・。大丈夫?・・

このConcessionと言う意味は多岐に渡ってますが、軒下を借りて商売するような・・意味です。
何も特別、斬新な理論でもなんでもありません。
デパートの考えも同じです。建物を提供して、色んな個人商店が軒を並べて商売をする発想です。これが公共施設であるのでしょう。

考えてみれば、自然災害の多い日本が分割された利権を参加企業だけで負担したり、補修したり、災害時は一企業の問題だけで片付けられないでしょう。
これは藤井教授が道州制に反対している理由ですよ、今回の東北の大震災を県単位や州単位で克服できるものではありません。
あの竹中と言う人物は簡単にアイデアを立ち上げ、深く考えないんですね。 だから構造改革をすれば景気が回復すると思ったのでしょう。

アメリカの場合の新自由主義は判りような気がします。いつも言ってますが、アメリカは国と言う「箱」なんです。そこで各企業が自由に競争する訳です。日本は違います。国家観が欠落した人がアメリカで入れ知恵され、そのイデオロギーに染まるとあんな人が多くなるのでしょう。
彼と歴史談義をすれば、そのあたりの認識が判ると思います。 

80 ■【日曜経済講座】M&Aに触れず点睛を欠く “ばら色”過ぎる対日投資目標

この産経の記事はショックドクトリンを使ってハゲタカ資本主義に日本を売り飛ばす事を目的にした、どうにも変な記事に思えるのだけれど・・・。三橋様にコメント頂ければ幸いです。

【日曜経済講座】M&Aに触れず点睛を欠く “ばら色”過ぎる対日投資目標
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120819/fnc12081909490000-n1.htm
2012.8.19 09:49 Sankei News
 日本政府は7月17日、大掛かりな催し物をマンハッタンで開いた。日本への投資を誘致する対日直接投資セミナーである。(略)
 政府は2020年の対日直接投資残高を11年実績の17兆5千億円から倍増の35兆円に増やす目標を設定したばかり。法人税の免除が認められる東日本大震災の復興特区も活用し、クリーン・エネルギーなどの研究開発(R&D)や工場投資を増やすことを狙っており、海外からの投資呼び込みによる雇用増も期待している。
成熟国家への転換
(略)火力発電にシフトするために割高な液化天然ガス(LNG)の輸入を増やし、貿易収支は昨年の第2四半期から赤字基調が定着した。
 高齢化で余剰貯蓄が減り、サービス収支や所得収支を含めた経常収支も20年ごろには赤字に転じる。日本は自国の都合でお金が刷れる通貨基軸国でないため、対日直接投資などの資本収支でも稼げる成熟国家モデルの転換が喫緊の課題だ。
(略)
 8年後に35兆円…
 だが、「8年後に35兆円を目指す」という数値目標は“ばら色”過ぎる。00年から11年までの実績値を回帰分析し、そのトレンド(中心線)を20年まで引き伸ばすと30兆5200億円と政府目標を4兆4800億円下回る。
(略)
 政府の対日投資推進戦略は画竜点睛(てんせい)を欠いているのだ。
 “点睛”とは、M&A(企業の合併・買収)の活性化である。世界中で直接投資の本流はM&Aなのだが、同セミナーに参加した政府要人がM&A促進策に触れることはほとんどなかった。
 直接投資の本質が「資本の論理」であることを知らないのか、無視しているのか。セミナー会場の米国人からは、(敵対的買収を防止する)毒薬条項の現状やM&Aに関する判例について質問が出たが、誰も真正面から回答することができない。(略)

81 ■無題

#43-44 夢見る親父 様

 懇切なコメントありがとうございます。
 私のアメリカ文化に対する理解は、書物や映像などの媒体で切り取られた部分的なもの、留学経験者の談話、数回の旅行で見聞した程度なので、空気を実感できているわけではありません。現地に在住され、市井の空気をリアルタイムで感じておられる方のお話は、大変参考になります。
 優劣ではなく、非常にドライな現実主義者が大多数なのですね。その度合いが、日本で生きてきた我々に比べると非常に強いのでしょう。おっしゃられる「移民の国としての歴史」と「開拓精神」が基底にあるのでしょう。新自由主義というのはその一つの結実だと理解できそうです。
 また、たしかに日本は「開拓」せずとも、自然と上手に付き合い不断の用心を心がければ、恵みがどんどん手に入ります(無論、古人の努力は偉大ですが)。例えば江戸時代は、そのバランスがある意味「最高峰」に到達していたとも考えられます。
 ゴーストタウンのお話がありましたが、江戸人は正反対ですね。故杉浦日向子氏の受け売りですが「物を捨てない」んですね。どんな物でも原形がなくなるまで使い、使えなくなったら燃やして灰にして、その灰を買取業者に売って肥料化したり、金属製品は修理不能になったら鋳物屋に払い下げて資源にしていたそうです。理由は別に「環境を守る」とかではなく「収入に比して、物価が非常に高かったから」というのが面白いですが。
「使えなくなったらさっさと次を探す」のが効率的ととらえるか、「消滅するまで使い切る」のが効率的とするかの違いですね。二昔前にニューアカブームが日本を席巻した頃に流行した「ノマド(遊牧民・非定住)」という単語を思い出します。ドゥルーズか誰かだったと思いますが。日本でも、おフランスの学者の説というのでありがたく提唱していた人もいましたが、その当人たちがきっちり自宅を構えて動かないのが可笑しかった記憶があります。
 余談にて失礼いたしました。
 

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