薬物依存から奇跡のカムバックを果たした歌手の華原朋美(39)が4日放送の音楽番組「2013FNS歌謡祭」(フジテレビ系)で、かつての恋人であり“師匠”の小室哲哉(55)と15年ぶりに共演した。最後には握手を交わし、華原が感極まって涙を拭うようなしぐさも見せた。こうなると、気になるのは今後の2人の動向だ。明らかにコンビ復活を切望している華原に対し、小室はどうするのか? 劇的再会の“その後”を占う。
華原は小室の伴奏で「I’m proud」「I BELIEVE」を熱唱。華原は共演を終えて「正直すごく楽しかったです。『ありがとうございます』と言ったら『ありがとう』と言われました。本当にすごく幸せですてきな時間を過ごせました」とコメントしたが、歌っている最中は以前のように見つめ合うこともなし。微妙な距離感を感じさせる15年ぶりのステージとなった。
華原の代表曲はすべて小室プロデュースによるもの。かつての華原にとっては憧れの存在であり、男女の関係にも発展した。
だが2人は破局。小室はのちに詐欺容疑で逮捕され、華原も奇行や薬物依存が報じられるなど暗い時代を過ごした。音楽関係者の間では「華原転落のきっかけは小室との破局」という声も多い。
そんな2人の“再接近”はある意味、危険もはらんでいるが…。
音楽関係者は「確かに華原さんに『共演はやめた方がいい』と止めた人もいた。しかし、彼女なりに冷静に自己分析した結果『いまなら絶対に恋愛感情を抱かない』という結論に達し、共演ラブコールを送った。これを機に再びコンビを組みたいと考えているそうです」と話す。
一方、そんな要望に応えた小室はというと…。
「華原さんの熱烈ラブコールに押し切られた形。『今後も継続的にコンビを組むか?』と聞かれたら『いい話があれば』というレベルですね。小室さんはツイッター上でボーカリストを募集するなど、次のステップに向かっている最中ですから」(音楽関係者)
別の音楽関係者はこうも語る。
「華原さんの精神状態はバッチリですが、バッチリすぎて自己プロデュースし始めている部分もあるんです。明治天皇の玄孫に当たる竹田恒泰さんとの一連の熱愛騒動がそう。小室さんからしてみたら“自分は話題作りに使われるんじゃないか”という部分もあるのでしょう」
当の華原にそんな気はないのかもしれないが、小室にとって華原との共演はメリットがないと判断しているのではないかという。
「小室さんは以前、雑誌のインタビューで復活した華原さんに曲を書くこともないだろうというような話をしてましたからね」(あるレコード会社関係者)
そう簡単に、コンビ復活とはいかないようだ。
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