優勝も!ゴールも!俊輔“マラドーナになる”
2013年12月07日 10時59分
元日本代表MF中村俊輔(35=横浜M)がマラドーナになる。9年ぶり4度目の優勝をかけ今日7日のJ1最終節・川崎戦(等々力)に臨む横浜Mは6日、横浜市内で調整した。
1時間の全体練習後、俊輔は黙々とボールを蹴り続けた。1本1本感触を確かめるように俊輔の両足から放たれたボールは、次々とゴールネットに突き刺さっていく。FKは14本中1本しか決まらなかったが、45分の居残りで放ったシュート数は合計63本にも及んだ。
満足そうな表情でグラウンドから引き揚げた俊輔は「勇気づける、自信をつけるプレーをしたい。1対1をかわしてビッグチャンスを作ったりね。マラドーナみたいな、そういうプレーじゃないですか。点を取れたらなおさらいい」と口にした。
11月30日の新潟戦では優勝を決められなかった。優勝を意識するあまりに平常心を失い、いつも通りのプレーをすることができない選手がいたのも要因だった。だが今回は違う。俊輔があこがれる元アルゼンチン代表FWディエゴ・マラドーナのような個人技でチームメートを叱咤激励し、勝利をもたらす。
FW斎藤学(23)も「勝って終わって、優勝がくっついてくれば」と表情を引き締めた。勝てばもちろん優勝。引き分けか負けでも、鹿島—広島戦の結果次第では優勝の可能性がある。チーム一丸となった横浜Mが、いよいよ運命の一戦に挑む。
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