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北島三郎さん紅白引退へ 心ある歌を
12月5日 17時50分

日本を代表する演歌歌手で、NHK紅白歌合戦に最も多く出場している北島三郎さんが5日、東京都内で記者会見し、「50回目の出場を区切りに1本の線を引きたい」と語り、ことしを最後に今後は紅白歌合戦に出場しない考えを明らかにしました。

北島さんは北海道出身の77歳。昭和37年にデビューし、「はるばるきたぜ函館へ」の歌詞で知られる「函館の女(ひと)」が100万枚を超える大ヒットになったのをはじめ「兄弟仁義」や「歩(ふ)」、「与作」や「まつり」など、数々のヒット曲で人気を集めました。
大みそか恒例のNHK紅白歌合戦には、昭和38年の初出場以来ことしで50回と最多出場記録の更新を続け、何度もトリを務めています。
5日、東京都内で記者会見した北島さんは「50回目の出場を区切りに1本の線を引きたい」と語り、ことしを最後に紅白歌合戦に出場しない考えを明らかにしました。その理由については「先輩がいつまでも壁になっているのもよくない。歩いてきた道を譲るのも先輩の役目かもしれない」と述べました。
そのうえで、「多くの人の支えがあって50回もやってこられた。心からありがとうと伝えたい」とファンヘの感謝の思いを語りました。
北島さんは、歌手活動は続けるということで「人生の応援歌が演歌だと思ってやってきた。これからも心ある歌を一生懸命歌っていきたい」と話していました。

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