高知県のニュース
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特定秘密保護法案 反対集会
特定秘密保護法案に反対する市民団体や労働組合などが6日、高知市で、集会やデモ行進を行い、法案への反対を訴えました。
高知市役所の前で行われた特定秘密保護法案に反対する集会には、市民団体や労働組合など、15の団体からおよそ300人が集まりました。
この中で、高知市の市民団体の代表、松尾美絵さんは「法案に対して国民の大多数が反対している。強行採決するのは、国民への暴挙で、主権者の国民の意思が反映されない政治は民主主義の否定だ」と訴えました。
このあと、参加者の代表が特定秘密保護法案の強行採決に反対する決議文を読み上げ、法案の廃案に向けて活動していくことを確認していました。
集会のあと、参加者たちは「法案を許さないぞ」とか「民主主義を守ろう」と声をあげながら、高知市の中心商店街をデモ行進していました。
特定秘密保護法案は、大臣など行政機関の長が特に秘匿が必要な安全保障に関する情報を「特定秘密」に指定し、漏洩した公務員らに最高で懲役10年の罰則を科すもので、国会では、法案成立を目指す与党側と、法案の採決に対抗する野党側の激しい攻防が続いています。
デモ行進に参加した高知市の58歳の男性は「国民の間で議論が尽くせていない中で、採決するのは危険だ」と話していました。
12月06日 19時35分