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      不自然なネコの死相次ぐ

      先月上旬、横浜市港北区の公園で衰弱した状態で見つかった2匹のネコが相次いで死に、ネコの体内から不自然な量の化学物質が見つかったことから警察が動物愛護協会などと協力しながら詳しく調べています。
      先月6日、横浜市港北区の公園、「篠原園地」で1匹のネコが衰弱した状態で見つかり、神奈川県動物愛護協会に運び込まれましたが、まもなく死にました。
      この公園では数日後にも同じように別のネコが死に、動物愛護協会からの届け出をもとに警察が相模原市の麻布大学獣医学部に解剖を依頼して死因を調べました。
      その結果、死んだ2匹のネコの腎臓の中にはいずれもシュウ酸塩という化学物質が多量にたまっていたということです。
      シュウ酸塩は、植物のユリなどに含まれますが、麻布大学獣医学部では「公園にいるネコの腎臓からこれほど多い量が見つかるのは普通では考えられない」としています。
      警察では、ネコの体内になぜ多量のシュウ酸塩が取り込まれたのか、動物愛護協会などと協力して調べることにしています。

      12月06日 19時46分