広島県のニュース
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特定秘密保護法反対でデモ行進
「特定秘密保護法案」に反対する市民およそ1000人が6日夜、広島市でデモ行進を行い、国民の知る権利が侵害される恐れがあるなどとして、法案を廃案にすべきだと訴えました。
デモ行進は弁護士会や市民団体などが呼びかけて行われ、広島市の原爆ドームの前には主催者側の発表でおよそ1000人が集まりました。
はじめに広島弁護士会の山田延廣弁護士が、「特定秘密保護法案が成立してしまえば、国に都合が悪い情報が、隠されてしまう恐れがある。法案に反対する声を粘り強く上げていくべきだ」と呼びかけました。
このあと1000人は広島市の中心部をおよそ1時間にわたってデモ行進しました。
参加した人たちは「特定秘密保護法案、反対」と一斉に声をあげたり、「表現の自由を奪う法案に反対」などと書かれた横断幕を掲げたりして、法案を廃案にすべきだと訴えました。
参加した33歳の女性は、「反対の声が国民の間にここまで広がっているのに政府がなぜ採決を急ぐのか理解できないし、そのやり方をみていて怖いと感じます。審議に十分時間をかけ強行採決をやめるべきだと思います」と話していました。
また、50歳の女性は「何が秘密かわからない法案がある日本に子どもの未来を託すことはできません」と話していました。
12月06日 21時10分