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マンデラ元大統領死去 南ア「アパルトヘイト」撤廃

94年4月、記者会見するアフリカ民族会議のマンデラ議長
1994年4月、記者会見するアフリカ民族会議のマンデラ議長
Photo By 共同 

 南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)撤廃闘争を率いた同国初の黒人大統領でノーベル平和賞受賞者ネルソン・マンデラ元大統領が5日午後8時50分(日本時間6日午前3時50分)ごろ、ヨハネスブルクの自宅で死去した。95歳。共同電によると、長く肺感染症を患っていた。

 旧白人政権の弾圧で27年半の刑務所生活を強いられたが不屈の闘志で獄中から闘争を率いた。「反差別」の希望として世界中から尊敬を集めた。93年、ノーベル平和賞を受賞。95年に日本を公式訪問し、村山富市首相(当時)と首脳会談を行った。これを含め計3回、訪日した。99年に政界を引退。その後はエイズや貧困に苦しむアフリカへの支援を訴え続けた。

 ここ数年は入退院を繰り返していた。公の場に姿を見せたのは、10年7月にサッカーW杯南アフリカ大会閉幕式に出席したのが最後となった。

 10日に行われる国葬には各国首脳の参列が見込まれる。日本政府は、安倍晋三首相や閣僚の出席を検討。外務省は「世界最大の弔問外交になる」(幹部)とみている。

[ 2013年12月7日 05:30 ]

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