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湯川れい子「何が秘密なのか、勝手に特定されてしまう」

参院可決「秘密保護法」

特定秘密保護法案の危険性を訴える湯川れい子(74)
特定秘密保護法案の危険性を訴える湯川れい子(74)
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 国会周辺に詰めかけた反対派、採決に反対した野党の抵抗もむなしく、安倍政権による採決強行で、成立した特定秘密保護法。ただ、その内容を懸念する声は消えていない。「表現人の会」の音楽評論家・湯川れい子さん(74)もあらためて問題点を指摘した。

 ▽湯川れい子さんの話 何が秘密なのか、勝手に特定されてしまうという不安がぬぐいきれません。すべてを首相が握っているような法律。一番大事な金庫のカギを、その時たまたま政権政党のトップだった人に託してしまうようなものです。99年に茨城県東海村の臨界被ばく事故が発生したとき、原子力委員会の長期計画策定会議に属していました。施設で作業をしていたのが、孫請けの会社の作業員だったことを知り、がく然とし、原子力の勉強に一層力を入れるようになりました。こういう原子力施設の現状も「秘密です」だと、いくらでも隠せてしまうのです。こんな大切な法律の強行採決など、民主主義の崩壊です。なぜ急いだの?急いだ理由は何?それも秘密なの?

[ 2013年12月7日 05:30 ]

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