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崔洋一監督「この国の行く末が不安」秘密保護法の危険性訴える

参院可決「秘密保護法」

特定秘密保護法案の危険性を訴える崔洋一監督(64)
特定秘密保護法案の危険性を訴える崔洋一監督(64)
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 国会周辺に詰めかけた反対派、採決に反対した野党の抵抗もむなしく、安倍政権による採決強行で、成立した特定秘密保護法。ただ、その内容を懸念する声は消えていない。日本映画監督協会理事長の崔洋一監督(64)もあらためて問題点を指摘した。

 ▽崔洋一監督の話 過去の歴史を振り返っても、国が「表現の自由」に手を突っ込んでくる時代は、ろくなものが生まれません。日本映画は幅広い題材を扱うのが特徴。特定秘密保護法は「法にひっかからないような映画を撮ろうよ」という自主規制につながりかねません。特定の色がついた映画だけになるのは恐ろしいことです。人間は本来、好き嫌いがあるもの。さまざまな色の映画に触れて、好きか嫌いか、距離感をはかって成長していくのです。その元となる作り手が萎縮するようなことになってはいけません。安倍政権を生んだのは我々国民ですが「何でもやっていい」と言っているわけではない。こんなことが許されるようでは、この国の行く末が不安になります。

[ 2013年12月7日 05:30 ]

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