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10日にマンデラ氏追悼式 首脳ら参列、大規模に

 南アフリカのズマ大統領は6日の記者会見で、95歳で5日に死去したネルソン・マンデラ元大統領の国葬の日程を発表、追悼式を10日に最大都市ヨハネスブルクで営み、マンデラ氏の希望通り、遺体を15日に故郷の南東部の東ケープ州クヌに埋葬すると明らかにした。

 アパルトヘイト(人種隔離)撤廃闘争を率い、反差別の象徴としてオバマ米大統領をはじめ、世界中の尊敬を集めた同氏の国葬には、各国首脳や人権活動家らの参列が見込まれる。近年まれにみる大規模な出席者となり、活発な弔問外交も行われそうだ。

 6日も世界各国から死を悼む声が絶えず、ミャンマーの最大野党党首アウン・サン・スー・チー氏やチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世、ローマ法王フランシスコ、エリザベス英女王らが弔意を表明した。

 また旧白人政権最後の大統領で、マンデラ氏とノーベル平和賞を共同受賞したデクラーク氏は「今の憲法は彼が支持した価値観を詰め込んだものだ」と功績をたたえた。

 南ア政府によると、マンデラ氏の遺体は6日、ヨハネスブルクの自宅から首都プレトリアの軍病院に移送された。国葬に備え防腐処置するためとみられる。遺体は11〜13日、首都で公開安置される。

 追悼式は、マンデラ氏が最後に公の場に姿を見せた舞台で10年のサッカー・ワールドカップ(W杯)南ア大会の閉幕式会場となったサッカー競技場で営まれる。

 国葬について、英紙ガーディアン(電子版)は「2005年のローマ法王ヨハネ・パウロ2世の葬儀に匹敵するものになるだろう」と指摘した。(共同)

[ 2013年12月6日 23:54 ]

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