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首切り付け練習…3か月前から“入念”準備
東京・三鷹市で女子高校生が殺害された事件で、起訴された元交際相手の男が犯行の3か月前から、刃物で試し切りをしたり、人の首を切り付ける練習をしたりと準備をしていたことが分かった。
池永チャールストーマス被告は今年10月、高校3年生の鈴木沙彩さん(当時18)を殺害したとして、殺人罪などで起訴されている。その後の警視庁への取材で、池永被告が犯行の3か月前に、インターネットで刃物を購入し、試し切りをしていたことが分かった。また、その1か月後には、自宅がある京都市内の図書館で人体の急所に関する本を読み、大学の道場で知人を相手に服で目隠しをした上で首を切り付ける練習をしていたという。警視庁は、池永被告が事前に入念な準備をした上で、犯行に及んだものとみている。
一方、警視庁は6日、今回の事件を教訓として「ストーカー・ドメスティックバイオレンス総合対策本部」を新設すると発表した。その上で、今後は警察署で署員がストーカー相談を受けたら、速やかに口頭で対策本部に報告し、切迫性などを判断して迅速に対応する態勢を取ることで再発防止を図るとしている。
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