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No.3440
2013年12月2日(月)放送
明らかになる古代の「日韓交流史」
視聴率 9.5%
株式会社ビデオリサーチ世帯視聴率(関東地区)
ジャンル 国際 文化・芸能 地域 歴史
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06:20
放送の一部をご覧いただけます。
 
出演者 田中 史生 さん (関東学院大学教授)
今年3月、福岡県古賀市で6世紀後半頃の古墳から朝鮮半島の新羅(しらぎ)産と見られる金銅製馬具が出土し、大きな注目を集めている。教科書の記述など一般的には、この時代、倭と呼ばれた日本と新羅は緊張状態が続いたとされてきた。しかし出土した馬具は新羅の権力者が装備するほどの豪奢な物。これが当時の九州に贈られたとすると、これまでの常識とは異なる朝鮮半島との交流の姿が浮かび上がるという。さらに近年、日本式の前方後円墳が韓国で多数見つかった。古代日本文化の半島への移入の可能性を示すものだが、韓国の専門家の中には日本からの影響を認めない意見もあり、議論となってきた。しかしこれらの発見を機に、両国研究者が協力して古代の日韓の交流史を解き明かそうという動きが強まっている。研究者たちの最新の成果から、古代の謎に迫る。
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今年(2013年)、福岡県で古代史の謎に迫る大発見がありました。
1400年ほど前の小さな古墳から、金銅製の馬の装身具・馬具が大量に出土したのです。
最新の復元技術から、朝鮮半島特有の高度な加工が施された、王族クラスの貴重品であることが判明。

「へえー、こうなったんですか!
なるほどね。」

こうした馬具が九州から大量に出土したことで、これまでとは異なる朝鮮半島との交流の姿が浮かんできました。
一方、韓国では、日本独自のものと考えられてきた前方後円墳の発見が相次いでいます。
日本から文化の流入はないと信じてきた韓国内の学説に、大きな変化をもたらしています。

韓国人研究者
「日本からこちら(朝鮮半島)に入ってきた文化があるんじゃないかと、私は衝撃を受けました。」

古代の日韓の交流をひもとく発見の数々。
研究者たちの最新の成果から、古代の謎に迫ります。

明らかになる古代の「日韓交流史」

  • 謎の古代豪華馬具 発見のインパクト
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  • 相次ぐ新発見 古代の日韓交流史
  • 相次ぐ新発見 進む日韓共同研究
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クローズアップ現代
No.3440
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