ハワイ沖の海底で見つかった旧日本軍の大型潜水艦「伊400」(中央)=2013年8月、ハワイ大海洋調査研究所提供、ロイター共同
米ハワイ大の海洋調査研究所は3日までに、旧日本軍の潜水艦の残骸をオアフ島沖の海底で発見したと発表した。原子力潜水艦が建造されるまでは世界最大級だった「伊400」で、第二次大戦の終結直後に米軍が押収、高度の技術がソ連の手に渡るのを警戒し、破壊して沈めた。
オアフ島南西沖の深さ約700メートルの海底で、同研究所の有人潜水艇が見つけた。
伊400は全長約120メートルで、翼を折り畳んだ攻撃機を3機搭載できた。給油無しで地球を1周半連続航行する能力があったとされる。(共同)