きゃべっしーに「パクリだ」苦情殺到！銚子市キャベツ大使「悪のり」謝罪

　千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が、“そっくりさん出現騒動”に巻き込まれていたことが５日までに分かった。そっくりさんは、同県銚子市の特産キャベツをＰＲする「きゃべっしー」を名乗り、先月２５日に銚子市役所を訪問。その様子がネット上に流出すると「パクリだ」と市役所に苦情が殺到した。

　市などによると、きゃべっしーは、「銚子キャベツ大使」を務めるお笑いコンビ「キャベツ確認中」の、しまぞう（３５）とキャプテン★ザコ（３７）が、２５日に市役所で行われた「キャベツ大使委嘱状交付式」を盛り上げるために制作。その容姿は、黄緑色であることを除けば、ふなっしーとほぼ変わらない精巧な作りだった。

　ところが、きゃべっしーの着ぐるみの中に入ったしまぞうが「ふなっしーの生き別れの妹でキャベツの妖精」と紹介する様子などがネットで公開されると、ツイッターに「銚子市公認納得いかん」「ふなっしー人気に便乗して」などの投稿が殺到。市にも４日までに電話で約２０件、メールで約７０件の批判や抗議が寄せられる騒動となった。

　市の担当者は「制作に市はタッチしていないし、公認キャラとはひと言も言っていない」と釈明しつつも「結果的にご迷惑をおかけした、ふなっしーさんにはひと言おわびしたい」と話した。一方、キャベツ確認中は所属の吉本興業を通じて「悪のりしすぎました。もう二度と世に出しません」と平謝りしている。

（2013年12月6日06時03分  スポーツ報知）

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