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◆プロボクシング ▽スーパーミドル級(73キロ契約)8回戦 村田諒太─デイブ・ピーターソン(6日、東京・両国国技館) ロンドン五輪ミドル級金メダルで東洋太平洋・日本同級1位の村田諒太が連続KOで世界をグッと近づける。6日、東京・両国国技館でプロデビュー2戦目となるデイブ・ピーターソンとの73キロ契約8回戦に臨む。5日の都内での前日計量を一発クリア。成長著しい村田に陣営は世界挑戦までの期間を短縮することを検討し始めた。WBC世界フライ級王者の八重樫東、東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦に臨む前日本同級王者の井上尚弥もそれぞれ計量をパスした。
村田はプロで2度目の前日計量を契約体重より200グラム少ない72・8キロでパスし、さわやかな笑みを浮かべた。プロで初めて外国人を相手にする。ピーターソンの裸の上半身の印象を「外国人独特のムキムキの体というより柔らかそうな筋肉。思ったよりパンチが伸びてきたりするかなと思う」とさっそく観察し、「しっかりKOを狙います」と8月のデビュー戦に続くKO決着を誓った。
日本初の金メダル出身の世界王者を目指す「金の卵」は一戦一戦の評価で、世界をより近づける。試合をプロモートする帝拳ジムの本田明彦会長(66)は「世界挑戦は15~20戦目あたりに考えていたが、早まるかもしれない」と話した。
プロ転向した五輪メダリストたちの刺激がある。海外での試合をプロモートする米トップランク社は、続々と五輪出場選手と契約。10月にデビューした五輪連覇のロマチェンコ(ウクライナ)はプロ2戦目での世界挑戦の話が浮上する。同会長は「世界挑戦するタイミングが早くなる流れに変わりそう」と解説し、「村田もすごい速さでレベルを上げており、試合の内容次第では挑戦の機会は早まる」と話した。
世界ランカーとの対戦も当初は10戦目あたりを視野に入れていたが、10戦前に消化する可能性もある。順調にいけば12、13戦目になる再来年末の世界挑戦も見えてくる。
村田は「この試合だけ良くて、最終的に世界挑戦してダメだったら、何の意味もないこと。結果が大事」と一戦集中。プロ転向した今年、人生の舵(かじ)を大きく切った。「金メダルを取って勝ち逃げしておけば良かったかもしれないけど、この世界(プロ)に来ているのは『もっといける』と自分に期待しているからこそ」。日本ボクシング界の至宝が2013年を豪快に締めくくる。
(2013年12月6日06時02分 スポーツ報知)
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