〔外為マーケットアイ〕ドル102.12円付近、米指標にドル連動せず手掛けにくさ

2013年 12月 6日 14:28 JST
 
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[東京 6日 ロイター] -

〔外為マーケットアイ〕

<14:24> ドル102.12円付近、米指標にドル連動せず手掛けにくさ

ドル/円は102.12円付近。日経平均株価 の上げ幅拡大に伴って円売りに傾いている。

ただ、市場では今晩の米雇用統計の発表を前にポジション構築に慎重な向きが多い。大手信託銀の関係者は、前日の海外市場で7―9月期米実質GDP改定値、週間米新規失業保険申請件数がいずれも市場予想より良好だったにもかかわらずドル高がそれほど進まず、ニューヨーク時間終盤にかけてドル/円が軟調に推移した点に触れ、「雇用統計が強くてもドルが買われるかはわからない。ポジションはとりにくい」と話している。

<13:49> ドル102円一時回復、公的年金改革伊藤座長の発言を材料視

ドル/円が上昇して102円を一時回復した。現在は101.96円付近。薄商いのなか、一部報道で、公的年金の改革を議論する政府の有識者会議の座長を務める東京大学大学院の伊藤隆敏教授の発言が伝わり、材料視されている。

<12:05> ドル101.79円付近、米雇用統計控え動き鈍い

ドル/円は101.79円付近。午前は日経平均株価 の上下に小幅に連動する状況が続いた。

三菱UFJ信託銀行の藤島雄介調査役は「ドル/円は相当ロングになっていたので、イベントを控え、さすがにポジションを落とす人が多いようだ」と指摘。日足・月足で過熱感を示すサインが出る中で「一昨日くらいから株も転換サインが出ていたので、ドル/円もそれに合わせて下押しが入りやすい局面になっている」との見方を示した

米雇用統計を受けた反応については「良ければいったんは買われるとは思うが、逆に強すぎると(緩和縮小懸念から)株が上に行けなくなり、リスクオンになりづらくなるかもしれない」と警戒感を示した。

<10:22> ドル101.89円付近、米雇用統計後の反応は株がカギ握る可能性

ドル/円は101.89円付近。日経平均株価 の上げ幅拡大を受け、一時101.98円まで上昇したが、その後は日経平均株価とともに伸び悩んでいる。

11月米雇用統計 の発表を控え、積極的に上値を追う動きは限られている。

米雇用統計を受けたドル/円の反応について、市場では米株の動向がカギを握るとの見方が目立つ。仮に強い数字が出て米金利が上昇しても、緩和縮小懸念から米株が崩れれば、リスクオフの円買いが相場を圧迫する可能性が高いためだ。

強かったADP米雇用報告などを受け、雇用統計への期待値が上がっているだけに、市場では「ドル/円が上昇するにはコンセンサスを大きく上回り、米長期金利とともに米株価の上昇につながる必要がある」(外銀)との見方が出ていた。

ロイター調査では、非農業部門雇用者数は前月比18万人増(前月20万4000人増)、失業率は7.2%(前月7.3%)が予想されている。

<09:13> ドル101.85円付近、日経平均下げ幅縮小で円売り優勢

ドル/円は101.85円付近。日経平均株価 が下げ幅を縮小させる中で、やや円売りが優勢になっている。

日経平均株価は前日比64円安で寄り付いた後、現在は同27円安の1万5150円付近で推移している。

<08:42> ドル101.77円付近、101.00─101.50円は個人投資家の買い厚い

ドル/円は101.77円付近。3日に103.38円をつけた後は調整地合いにあるが、上田ハーローによると、個人投資家は「ちょうど押し目を待っていたところで、102円台前半から101円台では買いが入っている」という。

同社によると、ダウンサイドには101.00─101.50円にかけて断続的に大口の買いが入っている一方、アップサイドは102円から上に少し売りがみられる程度。

<08:20> ユーロ1.36ドル後半、ECB物価見通しは目標下回る

ユーロ/ドルは1.3672ドル付近。前日のドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁会見はハト的になるとみられていたが、慎重な言い回しに終始、追加緩和に関する手掛かりを示さなかった。

ただ、追加緩和の可能性を読み取る上で注目されていたスタッフによるユーロ圏の物価見通しは、今年が1.4%(9月時点1.5%)、来年は1.1%(同1.3%)と、ともに下方修正されたほか、新たに発表された2015年も1.3%にとどまり、目標の2%弱を大きく下回っている。

市場では「アジア時間に上値抵抗線をブレイクしていたので、仕掛け的な買いも入りやすい状況にあったが、内容をみるとユーロが大きく買われるようなものではない」(国内金融機関)と上昇に首をかしげる声も出ていた。

<07:45> きょうの予想レンジはドル101.30─102.30円、米雇用統計控え上値重い

ドル/円は101.75円付近、ユーロ/ドルは1.3672ドル付近、ユーロ/円は139.10円付近。

きょうの予想レンジはドル/円が101.30―102.30円、ユーロ/ドルが1.3610─1.3710ドル、ユーロ/円が138.50―139.80円。

前日の海外市場で、ユーロ/ドルは上昇。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁会見から早期の追加緩和に関する手掛かりが得られなかったことでショートカバーが入り、一時1.3677ドルと10月31日以来の高値を付けた。

ドル/円は、強い米経済指標を受け上昇する場面もあったが、対ユーロでのドル売りなどが重しとなり、一時約1週間ぶり安値となる101.62円まで下落した。米緩和縮小をめぐる不透明感から米株が5日続落となったことも相場を圧迫した。

ドル/円について、市場では「きょうは11月米雇用統計の発表を控えているうえ、週末ということもあり調整が入りやすい。日経平均株価 も期待しにくく、上値の重い展開になりそうだ」(外為アナリスト)との声が出ていた。

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