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【ゴルフ】

滑り込みの優作が首位発進

2013年12月6日 紙面から

◇日本シリーズJTカップ<第1日>

第1日、18番でティーショットを放つ宮里優作=東京よみうりCCで

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 ▽5日、東京都稲城市、東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)▽晴れ、気温14度、風速1・2メートル▽賞金総額1億3000万円、優勝4000万円▽29選手▽観衆3047人

 滑り込みから頂点へ! 前週のカシオ・ワールドオープンで7位に入り、滑り込みで今大会2年ぶり3回目の出場を果たした宮里優作(33)が5バーディー、1ボギーの4アンダー、66をマークし、近藤共弘(36)、藤本佳則(24)とともに首位タイ、ツアー初優勝に向けて好発進した。また左手親指付け根の関節炎で欠場した賞金王・松山英樹(21)=東北福祉大=がこの日、大会主催者へのあいさつのためコースを訪れた。

 前半9ホールはイーブンパーだったが、後半は10番の40センチバーディーを手始めに4バーディー奪取。宮里優が今大会自身初の首位に立った。

 前週カシオの前は賞金ランク30位だったが、カシオで7位タイとなり24位に浮上。25位までに出場権がある今大会に「滑り込みで出られて心の準備ができてなかったけど、普段とやることは一緒。予選落ちがないから楽にやれている」と笑みを浮かべた。

 実は2週前から「パッティングが悪かった」という。コーチの父・優さんに電話で指導依頼をしたら「“そちらにいけないから自分でやれ”と言われた」という。練習ラウンドではクロスハンドグリップにしたり、スタンスの向きのズレを調整したりと試行錯誤。「今日はいい感じでラインに乗せられた」。8番6メートルパーパットや12番3メートル、17番2メートルのバーディーパットを次々と沈めた。

 今年6月のツアー外競技の九州オープンでプロ初優勝したが、ツアー競技ではまだ未勝利。今季3度目のトップに立った宮里優は「僕の場合は結果にこだわるとプレーが硬くなる。何をするのかを自分のなかで明確にしてやることが大事」とVロードを見すえた。 (櫛谷和夫)

 

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