巨人の渡辺球団会長が東京都内のホテルで取材に応じ、新ポスティング制度（入札制度）が日米で基本合意に達したことに賛成した。入札金の上限額が２０００万ドル（約２０億円）に設定された新制度に関して「それはいいこと」と語った。

　同会長は、以前から高騰する入札金に関して否定的な見方を示しており「これで選手を米国に高く売りつけて、自分の会社が儲けて、その代わり国内でスカウトするという算術が成り立たなくなる。大賛成」と私見を述べた。

　また、元ヤンキースの松井秀喜氏が来春の宮崎キャンプに臨時コーチとして訪れることにも触れ「大変ありがたい。人も集まって、宮崎県の税収も増えるんじゃないか」とご機嫌だった。