協議が難航していた新ポスティングシステム（入札制度）が５日までに日米間で基本合意した。来週中にも日本野球機構（ＮＰＢ）とＭＬＢとのポスティングシステム（入札制度）の新協定が発効することについて、ＮＰＢの井原敦事務局長は「（新協定は）固まりつつある。４日の電話での交渉内容を文書化して確認してほしいと（ＭＬＢに）メールした。明日に返事がくればもう一歩進む。１２球団は契約更改で忙しいだろうし、メールで承認してもらう」と最終段階に入ったことを明かした。

　残りは新協定の文言など細部の調整で、ここから覆る可能性については「交渉の感触からそれはない」と同事務局長。関係者によれば来週にも入札が可能になるという。