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フィギュア:キム・ヨナ、きょう今季初戦出場

練習中も完璧なジャンプ、3年ぶりのミスなし演技に挑む
変数は「小さなリンク」、連続ジャンプでスペース不足に?
踏み切り位置など若干調整か

フィギュア:キム・ヨナ、きょう今季初戦出場

 キム・ヨナ(23)が2010年バンクーバー冬季五輪以来となる「ノーミス演技」に挑む。

 フィギュアスケート大会「ゴールデンスピン・オブ・ザグレブ」(6-8日)に出場するキム・ヨナは4日午後と5日午前(現地時間)、クロアチア・ザグレブのドーム・スポルトバで公式練習に臨んだ。来年2月に開催されるロシアのソチ冬季五輪に向けて準備した新しい作品を披露する場だ。ショートプログラム(SP)「悲しみのクラウン」とフリー「アディオス・ノニーノ」を1回ずつチェックした。

 得意のジャンプは全く衰えていない。今年10月末、ソチ五輪開幕まであと100日となったメディア・デーのイベントで「ジャンプはますます楽になっている」と語った通りだった。最初の練習時はしばらく戸惑っていた。3回転+3回転の連続ジャンプ(トリプルルッツ+トリプルトーループ、基礎点10.10点)の最初のジャンプをして着氷した瞬間、体がフェンスに近づきすぎ、2回目のジャンプをするスペースがなかったからだ。今大会の会場となっているアイスリンクの公式規格はフィギュアスケートとアイスホッケーの試合に合わせ60メートル×30メートル。実際にはソウル・木洞リンクよりわずかに小さいことが分かった。キム・ヨナはジャンプのタイミングを少し早め、ステップも狭いリンクに合わせて調整した。

 けがの後遺症は心配する必要がなさそうだ。キム・ヨナは9月に右足の甲を痛めたと発表し、国際スケート連盟(ISU)のグランプリ(GP)大会を2試合欠場した。治療とリハビリを並行した結果、この日の公式練習では右足で着氷し、衝撃を吸収する必要があるジャンプを見事に決めていた。ときどき右足を上げたり、ふくらはぎを触ったりするところが目に付いたくらいだ。痛みは完全には消えていないと言っていただけに、慎重に体の状態を観察している様子だった。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
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